キンパとはどんな料理?恵方巻にもおすすめ!
作成日: 2021/10/29
韓国料理はテレビや雑誌でも注目されているため、おうちで楽しむ方も多いのではないでしょうか。
ビビンバやスンドゥブチゲなど、さまざまあるメニューのなかから、今回は手軽に作れて恵方巻にもおすすめの海苔巻き、「キンパ」についてご紹介します。キンパの意味や定番の具材、おすすめのレシピをチェックしてみましょう。
キンパについて
キンパとは、どのような食べ物のことを指すのでしょうか。
キンパとは
キンパは韓国料理のファストフードで、見た目は日本の巻き寿司に似ています。とはいえ、日本の巻き寿司は酢飯を使うのに対し、キンパはごま油や塩を混ぜ込んだご飯を使うため、味わいはまったく違います。
韓国では遠足やピクニックのお弁当として持っていくことも多く、日本でいうおにぎりのような存在です。
韓国語にすると
キンパは韓国語で「キンパプ・キムパプ」と呼ばれています。「キン(キム)=海苔」「パプ=ご飯」という意味があり、直訳すると「海苔ご飯」になります。
キンパに入れる具材
キンパに入れる具材はごぼう・にんじん・卵・ほうれん草・たくあんの5種類が一般的です。ごぼうは甘辛く煮込んだものを使うことが多く、韓国スーパーやインターネットでは、キンパ用のごぼうも販売されています。
取り入れてみると本場の味に近づけますよ。また、家庭やお店によっても入れる具材はさまざまで、魚肉ソーセージやキムチ、もやしなど、多いと7種類から10種類になることもあります。牛肉やチーズが入ったキンパも人気です。
DELISH KITCHENのキンパレシピ
最後に、キンパのおすすめレシピを紹介します。
キンパ
にんじんやたくあんのほか、牛肉やサニーレタスを使ったカラフルなキンパです。
きれいに巻くためにも、ご飯は薄めに敷いて具材を乗せましょう。おいしいだけでなく、見た目も華やかなのでお弁当やおもてなしメニューにすると喜ばれます。
フレッシュなサニーレタスを使っており、あっさり食べられることもポイントです。
春菊と牛肉のキンパ
具材に牛肉のほか、春菊やにんじんのナムルを加えたキンパです。
コチュジャンを使った甘辛い味付けの牛肉と、ごま油が香るナムルのコラボレーションがたまりません。濃厚な味わいの中に春菊のほろ苦さがほどよいアクセントになります。
少し大人な味わいのキンパをお楽しみください。
たっぷりほうれん草のキンパ
こちらのレシピは豚肉とほうれん草、キムチ、卵を具材にしています。もともと相性抜群の豚肉とキムチを組み合わせているのですから、合わないはずがありません。
口に入れた瞬間に、ごま油の風味と豚肉のうまみが広がり手が止まらなくなります。卵はレンジで加熱して炒り卵風にするので、手間がかかりません。
お手軽ロングキンパ
海苔巻きを上手に巻くのはコツがいるため、なかなかきれいに巻けないという方もいるのではないでしょうか。巻くのが苦手な方や、さらに手軽に楽しみたい方にもおすすめなのが、ロングキンパです。
具材とごはんを順番に乗せたら、ラップで包み形を整えるだけで簡単に作れます。見栄えもよく、テーブルに並べるだけで豪華な印象になりますよ。
折りたたみキンパ
こちらも巻かずに作れるキンパです。にんじんとほうれん草のナムルは、レンジで加熱してササっと作れます。海苔に具材とご飯を乗せて折りたたむ作業はパズルのように楽しめるので、お休みの日に家族やお友達と作るのもよさそうです。ボリューム満点で、お弁当にもぴったりです。
おいしいだけじゃない!カラフルな彩りも魅力なキンパを作ってみよう!
キンパは韓国のファストフード的存在で、海苔ご飯という意味があることが分かりました。ごぼうやにんじん、たくあんなどの定番具材はもちろん、お好みでさまざまな具材を使えるアレンジ自在のメニューです。
また、海苔巻きを作るのが苦手な方や簡単に作りたい方にもおすすめの、巻かないキンパもあります。今回ご紹介したレシピを参考に、いろいろなキンパを楽しみましょう。