れんこんは皮ごと食べられる?皮のむき方やレシピご紹介
作成日: 2021/11/02
野菜には皮ごと食べられるものもありますが、れんこんの皮は食べられるのか気になることはないでしょうか。実は、れんこんは皮をむかずに食べることもできるので、作る料理や好みによって使い分けるとよいですよ。
この記事では、れんこんの皮付き、皮なしの場合のメリット、皮のむき方やレシピをご紹介します。
れんこんの皮をむく場合の利点
れんこんの皮をむいた場合のメリットをご紹介します。
白さを活かせる
れんこんの皮は、おせち料理やれんこんの白さを活かした料理を作るときにむく場合が多くなっています。白さを保つために、れんこんは皮をむいたらすぐに酢水につけるようにしましょう。
れんこんはアクと呼ばれる成分の作用で、皮をむいたり切ったりすると茶色く変色してしまいます。酢水につけておくことで、ある程度の変色を防ぐことができます。
味が染み込みやすくなる
れんこんの皮をむくことで、調味料などと触れる面が多くなり全体的に味が染み込みやすくなります。また、皮付きのままだと食感が少しかたくなるため、食べづらいと感じる場合にも皮をむきましょう。
れんこんの皮をむいて食べるDELISH KITCHENのレシピ
れんこんの白さを活かしたレシピをご紹介します。
れんこんの下処理
れんこんの皮をむくメリットを活かすには下ごしらえが大切です。れんこんの皮は、ピーラーを使ってむく方法が簡単でおすすめです。適切な下処理を行って、見た目のきれいな料理を作りましょう。
また、むいたれんこんの皮はきれいに洗い、きんぴらや揚げ物にすると香ばしく仕上がり、おいしく食べることができますよ。捨てずにアレンジして楽しみましょう。
お煮しめ<梅にんじん/花れんこん>
おせちの定番料理、お煮しめを作るときには、れんこんは皮をむいて調理します。適切な下処理を行ったれんこんはきれいな白色で、重箱につめたときに見た目も美しく仕上がります。
れんこんとみょうがのピクルス
れんこんをピクルスにするときは、れんこんの皮をむいて白さを活かして調理しましょう。れんこんは皮をむくことで、味も染み込みやすくなり見た目や食感もよくなります。さっぱりといただけるれんこんのピクルスは、おすすめのレシピです。
れんこんとベーコンのペッパー炒め
れんこんとベーコンを、シンプルに塩と黒こしょうとレモン汁で味付けして食べるおかずです。れんこんの皮をむいて調理することで、味なじみもよくなります。レモン汁の酸味がアクセントとなって、おいしくいただける一品です。
れんこんの皮をむかない場合の利点
れんこんの皮をむかない場合のメリットをご紹介します。
皮の栄養もとることができる
れんこんなどの土の中で成長する根菜類は、皮の近くの部分に栄養で壁を作って、水分を逃がさないようにして成長する特徴があります。そのため、皮をむかないで調理することで、れんこんを丸ごと食べることができるため、栄養を余すことなくとることができます。
皮の歯ごたえがある
れんこんの皮は薄いため、皮付きでも比較的食べやすいでしょう。皮の食感が気になる場合は、大きめに切るのではなく、薄くスライスするとよいですよ。
煮込み料理に皮付きのまま使用すると、れんこんの皮の歯ごたえがアクセントになっておいしく食べることができます。お好みで皮の歯ごたえを楽しむのもよいでしょう。
れんこんを皮ごと食べる場合の下処理
れんこんを皮付きのまま調理するときは、黒い汚れや泥がついている場合は特に念入りに洗うようにしましょう。
お好みの大きさに切ったら、すぐに水に5分ほどさらしてください。また、れんこんの変色を防ぎたい場合は、皮をむいたときと同様に酢水につけるとよいですよ。
れんこんは皮も一緒に丸ごとおいしくいただこう
れんこんは、皮をむかずに食べることができます。作る料理によっては皮をむいた方が適している場合もありますが、れんこんの栄養を丸ごととることができたり、食感を楽しむには皮つきがおすすめです。
むいた皮も、きれいに洗えばアレンジして食べられるため、れんこんを余すことなく楽しめますよ。また、れんこんを皮ごと料理するときは、濃い色味に仕上がるものや揚げ物など、皮の色や食感が気にならない調理法がおすすめです。
今まで皮をむいて調理していた方も、皮つきのまま味わってみるのもよいでしょう。