角食とは?食パンの種類や特徴・おすすめレシピもご紹介
作成日: 2022/02/07
朝食やランチなど普段から食べる機会の多い食パンですが、四角い形をしたものと上部が丸く膨らんだものがあります。四角いものは角型食パンといい、「角食」とも呼ばれています。
この記事では、食パンの種類や特徴から、切り方、保存方法などをご紹介します。
食パンの種類
食パンには角型と山型のものがあります。それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
角型食パン
角型食パンは、一般的に販売されている四角い形の食パンのことです。北海道では「角食」といわれており「かくしょく」という読み方をします。
蓋のある四角い型を使って焼くため、焼き上がりも型と同じ四角い形になります。焼くときに蓋があることで水分の蒸発が少なく、パンの気泡が伸びにくくなります。そのため、きめ細やかなしっとりとしたパンに仕上がります。
イギリスで焼かれていた山型食パンがアメリカに渡り、この形で作られ始めたといわれています。
山型食パン
山型食パンは、上部が丸く膨らんでいる形をした食パンのことです。角食に対して「山食」と呼ばれることもあります。
蓋がない型を使って焼くため、パンの上部が山のように膨らんだ状態で焼き上がります。焼くときに蓋がないことで角食と比べると水分の蒸発が多く、パンの気泡も大きく伸びることが特徴です。きめが粗めのふわふわとした仕上がりで、トーストするとパリパリ、サクサクとした食感を楽しめます。
イギリス発祥とされている山型食パンは「イギリスパン」ともいわれています。イギリスでは食パンの生地の色により「ホワイトブレッド」「ブラウンブレッド」などと呼び分けられています。
食パンの切り方
角型食パンも山型食パンも包丁を当てて、刃全体を使いながら引くように切ります。押しながら切るとパンがつぶれてしまうので、包丁を手前に引くときに切るようにしましょう。
山型食パンは横に倒してから切るとやりやすいですよ。また、角型食パンよりもやわらかいためゆっくりと切るのがポイントです。
詳しくはこちらをご覧ください。
食パンの保存方法
食パンは乾燥に弱いため、基本的には常温保存をおすすめします。食べきれないときなどは冷凍保存しましょう。
1枚ずつラップで包み冷凍用保存袋に入れて、空気を抜きながら口を閉じてから冷凍庫で保存します。保存期間の目安は約1ヶ月です。
詳しくはこちらでご紹介しています。
DELISH KITCHENの食パン・サンドイッチのレシピ
食パンの作り方やサンドイッチのレシピをご紹介します。
基本の食パン
ホームベーカリーで1斤作れる、基本的な食パンのレシピです。パンをこねる必要がなく、初めてパンを作る方や忙しいときでも簡単に作れます。ホームベーカリーで焼ける食パンの多くは山型食パンですが、機種により角型食パンも焼けますよ。
パウンド型で作る!ミニ食パン
パンの型をパウンド型で代用して焼くミニ食パンのレシピです。生地をこねたら小さく丸めて、パウンド型に入れるとかわいいサイズの食パンができあがりますよ。成形いらずで、専用のパン型がなくても手軽に作れます。
厚焼きタマゴサンド
ふんわり分厚い厚焼き卵をはさんだサンドイッチです。四角く仕上がる卵には角型食パンがぴったりです。厚焼き卵はレンジを使って作るので簡単ですよ。お好みの具材をプラスするのもおすすめです。
BLTサンド
ベーコン、レタス、トマトをはさんだBLTサンドです。焼いた食パンを使うことでサクサクとした食感を楽しめますよ。レシピでは角型食パンを使っていますが、焼いた山型食パンで作るのもおすすめです。
オレンジのフルーツサンド
おやつや朝食にぴったりのオレンジのフルーツサンドです。しっとりとした角型食パンはホイップクリームと相性抜群です。オレンジの酸味がさわやかな味わいです。お好みのフルーツでアレンジするのもよいでしょう。
角型食パンとは蓋付きの型で焼くしっとりとした食パン
食パンには、蓋をして焼くことでしっとりと焼き上がる四角い角型食パンと、型に蓋がないことでふわふわに焼き上がる山型食パンがあります。それぞれ、角食、山食とも呼ばれており、食感や味わいなどが異なるので食べ比べてみるのもよいでしょう。
食パンを切るときはポイントをおさえるときれいに切ることができるので、ご紹介した方法もぜひ参考にしてください。