スペアリブとはどのような肉?部位やおすすめレシピをご紹介
作成日: 2022/02/23
骨がついていて圧倒的な存在感のスペアリブ。豪華でボリュームがありバーベキューなどにもぴったりです。おもに豚のものが一般的ですが、牛や鶏にもスペアリブは存在します。
この記事では、スペアリブが指す肉の部位についてや、豚、牛、鶏、それぞれのスペアリブの特徴からおすすめレシピまでご紹介します。
スペアリブについて
スペアリブの特徴についてご紹介します。
スペアリブとは
スペアリブは、肋骨まわりの骨がついた肉のことをいいます。スペアリブの「スペア(spare)」は「痩せた」「ぜい肉がない」という意味を持ち、「リブ(rib)」は「あばら骨」という意味です。そのふたつを合わせて「肉が少しついたあばら骨」というのがスペアリブです。
骨のまわりの肉には特に旨味が凝縮されていて、骨からはだしがでます。そのため、焼くほかに煮込み料理にも向いています。豪華な見た目と濃厚でコクのある味わいが魅力です。
スペアリブの部位
スペアリブというと骨つきの豚肉が一般的ですが、同じように牛や鶏にもあります。豚のスペアリブは、腹側の赤身と脂肪が重なった部分になります。豚バラ肉の塊として販売されている肉は、スペアリブの骨が外された状態です。
牛のスペアリブも豚と同じ腹側の部分にあたります。焼肉で人気のカルビと同じ部分なので、骨つきカルビとして出回っているものが牛のスペアリブとなります。
鶏のスペアリブは手羽中の部分を指します。手羽中とは手羽先の先の部分を取り除いたもので、ジューシーな肉質が特徴です。
DELISH KITCHENのスペアリブのレシピ
スペアリブを使ったおすすめレシピをご紹介します。
スペアリブの柔らか甘辛煮
豚のスペアリブを甘辛く煮込んだボリューム満点の一品です。分厚くて煮るのに時間がかかりそうなスペアリブも、圧力鍋を使うと約20分でほろほろとやわらかい仕上がりに。にんにくやしょうがの風味がきいた甘辛い味付けはご飯が進みます。
スペアリブ煮込み
スペアリブをフライパンでじっくりと煮込んでやわらかく仕上げます。調理工程が少なく材料もシンプル。長ねぎの青い部分としょうがも一緒に煮込むことで、豚肉特有の臭みも取れてよりおいしくなります。しっかりとした甘辛い味付でご飯にはもちろん、おつまみにもぴったりです。
スペアリブのこってり煮
炊飯器でほろほろ食感に仕上げるスペアリブのこってり煮です。味付けはしょうゆ、ウスターソース、はちみつ、ケチャップ、おろしにんにくと基本の調味料のみ。炊飯器がやわらかくジュージーに仕上げてくれるので、手軽にボリューム満点な一品が完成します。
圧力鍋でスペアリブのマーマレード煮
圧力鍋を使って短時間でやわらかく仕上げるスペアリブのマーマレード煮です。スペアリブに焼き色をつけたら、調味料と一緒に圧力鍋に入れてあとはお任せ。マーマレードジャムを使うことでさわやかさとコクが加わり、味わい深く仕上がります。
漬け込みスペアリブのロースト
豚のスペアリブを調味料を合わせた漬け汁に漬け込んで焼くだけです。とても簡単なので失敗することなく手軽に作れますよ。ポイントは肉の中までしっかりと味が染み込むように、3時間以上は漬け込むことです。見た目が豪華なのでバーベキューなどにもおすすめです。
鶏スペアリブの柚子胡椒炒め
鶏のスペアリブである手羽中を使った炒め物です。ゆずこしょうのさわやかな風味がジューシーな手羽中によく合います。皮に焼き目をつけてパリッと仕上げましょう。玉ねぎの甘味と食感も楽しめる一品はおつまみにも最適です。
骨からでるだしまで存分に味わえるのがスペアリブの魅力
スペアリブは肋骨まわりの骨がついた肉のことです。豚のスペアリブが一般的ですが、牛や鶏にもあります。骨まわりの肉は旨味が強く、骨からはだしがでるため煮込み料理にも向いています。
その見た目から食卓に並ぶと一気に豪華になりますよ。ご紹介したレシピを参考に、ご家庭でもスペアリブを味わってみましょう。