DELISH KITCHEN

しんじょ(真薯)とは?アレンジ自在な簡単レシピもご紹介

作成日: 2022/04/25

しんじょという料理をご存知ですか?難しい和食のイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし実はとっても簡単に作れて、中に入れる具材や調理法によって多様なアレンジが楽しめる料理なのです。

今回は、しんじょとはどんな料理か、名前の由来やおすすめレシピをご紹介します。

目次

  1. しんじょ(真薯)について
    1. しんじょとは
    2. 名前の由来
  2. しんじょの食べ方
  3. DELISH KITCHENのしんじょレシピ
    1. れんこん入り海老しんじょう
    2. グリーンピース入り海老しんじょう
    3. えびしんじょう
  4. 意外と簡単に作れるバリエーション豊かなしんじょを楽しんで

しんじょ(真薯)について

ここでは、そもそもしんじょ(真薯)とはどのような料理なのかをお伝えします。

しんじょとは

しんじょとは、白身魚、えび、鶏肉などの肉をすり潰したすり身と、山芋や卵白などのつなぎを加えて成形した練り物のことをいい、蒸す、煮る、揚げるなどの調理をして食べます。しんじょの材料や作り方は、はんぺんやかまぼこに似ています。
ふわふわとした食感で、蒸す、揚げるなどの調理法による変化も楽しめ、中に混ぜる具材によって「海老しんじょ」「柚子しんじょ」などと呼び方が変わるのも特徴です。

名前の由来

しんじょは漢字で書くと「真薯」です。真薯の薯は山芋(とろろ)を意味し「真」が魚のすり身を表し、ふたつを合わせたものがしんじょになりました。

しんじょは他に「真丈」「糝薯」「真蒸」「粉薯」「しんじょう」と表記されることもあります。かまぼこの原材料である白身魚をすりつぶしたもののことを表す「糝薯」。蒸したりゆでたりすることから蒸気の蒸を使い「真蒸」と表記したり、米粉の「粉」の字を使って「粉薯」というように様々な漢字が当てられています。

しんじょは安土桃山時代または江戸時代から食べられていた記録があり、古くから和食料理のひとつでした。また全国各地で食べられていますが、地域によって呼び方や具材、調理法に特色があります。

しんじょの食べ方

ここではバリエーション豊かな、しんじょの食べ方をご紹介します。
和食の定番として料理店やおせちにも登場するしんじょ、そのなかで最も知られているのが「海老しんじょ」でしょう。ふわふわなしんじょの中にぷりぷりの海老の食感がたまらない料理です。その他にも鯛のしんじょ、鱧しんじょ、鶏肉のしんじょなど具材によって様々な味や食感が楽しめます。

また具材を刻んで成形するだけではなく、椎茸につめたり蛤につめたりして加熱したしんじょ、野菜や煮卵を入れ込んだしんじょ、錦糸卵をまぶしたしんじょなどアレンジが豊富なのも魅力ですね。

しんじょは、汁物や、煮物、焼き物、揚げ物などに幅広く使え、すまし汁に入れる椀物、野菜と一緒にだしで煮たおでんや煮物、片栗粉などをまぶして揚げる揚げ物、焼き物、あんかけなどにしても楽しめます。

DELISH KITCHENのしんじょレシピ

ここからは、DELISH KITCHENおすすめのしんじょを使ったレシピをご紹介します。

れんこん入り海老しんじょう

すりおろしたれんこんのもっちり感と海老のぷりぷり食感がマッチしたほっこり優しい海老しんじょうです。れんこんチップを添えて、華やかさや食感をプラスしています。

グリーンピース入り海老しんじょう

こちらのレシピは、はんぺんを使った簡易レシピで、ビニール袋に入れてこねたものに具材を混ぜて作っています。はんぺんはしっかりとこねてください。グリーンピースの甘さがより美味しさを引き立てる、グリーンピース入り海老しんじょうは、海老の水気をしっかりふきとることがポイントです。

えびしんじょう

こちらもはんぺんで作れる簡単えびしんじょうです。蒸し焼きをしているのでしっかりとした食感が楽しめます。

意外と簡単に作れるバリエーション豊かなしんじょを楽しんで

和食の定番ともいえるしんじょ。代表的な海老しんじょから、鱧や鯛のしんじょ、椎茸につめたり、錦糸卵をまぶしたりと具材もお好みでアレンジでき、焼く、煮る、蒸すなど調理法によっても変化が楽しめる料理だと分かりました。

はんぺんを使った簡単レシピもご紹介しましたので、より気軽に作っていただけるのではないでしょうか。

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