デリッシュキッチン

ガレットとは?特徴やクレープとの違いについてご紹介!

作成日: 2020/05/28

更新日: 2025/02/25

おしゃれなカフェやレストランなどでも人気の「ガレット」。丸く薄焼きした生地にさまざまな具材をトッピングして楽しむガレットは、食事としてもデザートとしても楽しむことができます。そんなガレット、どうやって作られているか知っていますか。
こちらの生地では、ガレットの特徴や、クレープ、クッキーなどとの違いについて解説します。

目次

  1. ガレットとは?
  2. そば粉が使われる理由は?
  3. ガレットとクレープの違いは?
  4. ガレットとクッキーの違いは?
  5. デリッシュキッチンおすすめのガレットのレシピ
    1. やみつき♪じゃがいものチーズガレット
    2. そば粉なしで簡単!ホットケーキミックスでガレット
    3. おつまみにぴったり♪にんじんのチーズガレット
    4. サクサク食感♪ガレットブルトンヌ
  6. フランス郷土料理のガレットを家で手作りしよう!

ガレットとは?

「ガレット」とは、フランス・ブルターニュ地方発祥の食べ物です。フランス語の「ガレ(galet)」には「小石」という意味があり、それが派生して丸く平たい料理やパンケーキなどを総称して「ガレット」と呼ぶようになりました。

ガレットにはさまざまな具材が使用されますが、卵やハム、チーズなどがのったものは「ガレット・コンプレ」と呼ばれ広く親しまれています。また、ガレットには食事系だけでなく甘いお菓子系のものもあり、フルーツや生クリームなどをのせて楽しむことができます。

そば粉が使われる理由は?

ガレットの中でも有名なのが、そば粉で作られたガレットです。もともと、ブルターニュ地方は日照時間が短いことから土地が痩せ、小麦の生産に向いていない土地でした。そこで栽培され始めたのがそば粉だったのです。そば粉や塩、水などを混ぜて薄い円形に伸ばして焼き、お好みの具をのせて食べるガレットは、ブルターニュ地方の郷土料理となりました。

ガレットとクレープの違いは?

ガレットと似た食べ物に「クレープ」があります。クレープもガレット同様フランス生まれで、丸く薄焼きにした生地を作る点も同じです。ガレットとクレープの違いは生地に使用する粉で、クレープには小麦粉が使われるのが一般的です。また、ガレット生地はシンプルにそば粉、塩、水だけで作るのに対して、クレープ生地にはバターや卵、砂糖などが加わります。ちなみに、クレープはガレットから派生したものといわれています。
また、クレープは手で持って食べますが、ガレットはナイフで食べる分をカットし、フォークを使ってくるくると巻いて食べます。

ガレットとクッキーの違いは?

ガレットの中には甘いお菓子系のものもあり、中でも有名なのが「ガレット・ブルトンヌ」です。名前からもわかるように、こちらもブルターニュ地方で生まれた郷土菓子で、たっぷりのバターと塩気を感じる厚焼きクッキーのことを指します。サクサク、ホロホロとした食感が特徴で、1枚でも十分満足できる大きさです。

一方、クッキーはアメリカ生まれのお菓子で、小麦粉やバター、卵、砂糖などを合わせて作ります。ガレットが厚焼きなのに対してクッキーは基本的に薄焼きのものが多く、好みのクッキー型で抜いたり、手で丸めたりして成形して焼きます。大きく分類すると、ガレット・ブルトンヌはクッキーの一種ともいえるでしょう。

デリッシュキッチンおすすめのガレットのレシピ

デリッシュキッチンがおすすめするガレットのレシピをご紹介します。そば粉から本格的に作るのもいいですが、難しい場合は別の材料でアレンジして作ることもできますよ!ぜひ自宅で挑戦してみてください!

やみつき♪じゃがいものチーズガレット

じゃがいもとチーズだけで作る、簡単に作れて美味しいガレットのレシピをご紹介します♪お皿に取り出すことで簡単に裏返す事ができます。しっかり押し付けながら焼くのがポイントです。お好みでケチャップなどをつけてお召し上がりください。

そば粉なしで簡単!ホットケーキミックスでガレット

休日にオシャレな朝食はいかがでしょう?ホットケーキミックスを使って簡単ガレット!サクサクもちもち食感がたまりません!

おつまみにぴったり♪にんじんのチーズガレット

あともう一品欲しい時におすすめの彩りの良い一品をご紹介します!チーズのコクのある味わいとにんじんの甘みがほっとする一品です。

サクサク食感♪ガレットブルトンヌ

ガレットブルトンヌとはフランスの郷土菓子で、バターがたっぷり入った厚焼きクッキー!シンプルな材料ですが、重厚感を味わえる人気のスイーツ♪焼いている時からいい香りが止まりません。型がなくてもできるのが嬉しいですね。今回使用するアルミカップは固めのしっかりしたものをお使いください。
※このレシピはアルコールを使用しています。

フランス郷土料理のガレットを家で手作りしよう!

食事にもデザートにもなるフランス発祥の食べ物ガレット。そば粉が手に入ったら、ぜひ家で手作りしてみてはいかがでしょうか。うまく作るポイントは、生地を混ぜてからしばらく冷蔵庫で寝かせることです。1時間程度置くことで材料がよくなじみ、おいしく仕上がるでしょう。
食事系のガレットと甘いガレット、どちらもお楽しみください。

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