DELISH KITCHEN

牛タンのカロリー・栄養は?おすすめレシピもご紹介

作成日: 2022/07/06

更新日: 2022/09/05

牛タンは、牛の舌の部分のことで独特の食感と風味が魅力です。焼肉はもちろん、お店で牛タンのお弁当が販売されていて馴染みがありますが、牛タンのカロリーはどのくらいなのでしょうか。

この記事では、牛タンのカロリーや栄養について解説します。牛タンを使ったおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 牛タンのカロリーと脂質について
    1. 牛タンのカロリーと脂質
    2. 他の部位とのカロリー・脂質の比較
  2. 牛タンの栄養
    1. 牛タンに含まれる主な栄養
    2. たんぱく質
    3. コレステロール
    4. ビタミンB群
    5. ミネラル
  3. 牛タンを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 料理の基本!牛タンの焼き方
    2. レモンが効いた♪ねぎ塩牛たん
    3. 贅沢オシャレに♪タンシチュー
  4. 牛タンのカロリーや栄養を知って美味しく味わおう

牛タンのカロリーと脂質について

まずは、牛タンのカロリーと脂質についてみていきましょう。

牛タンのカロリーと脂質

牛タン100g、牛タンスライス1枚(約20g)あたりのカロリーと脂質は以下の通りです。

牛タン(生100gあたり)
・カロリー:318kcal 
・脂質:31.8g

牛タンスライス(生 1枚20gあたり)
・カロリー:約64kcal
・脂質:約6.4g

他の部位とのカロリー・脂質の比較

牛の他の部位と牛タンの100gあたりのカロリーと脂質を比べてみましょう。

(生100gあたり)
カルビ(国産牛)
・カロリー445kcal  
・脂質44.4g

ロース(国産牛)
・カロリー438kcal  
・脂質45.2g

ヒレ(国産牛)
・カロリー229kcal  
・脂質18.0g

ホルモン(小腸)
・カロリー268kcal 
・脂質26.1g

ハツ(心臓)
・カロリー128kcal  
・脂質7.6g 

牛タンは、カルビやロースより低カロリーで脂質も低くなっています。内臓系のホルモンやハツよりはカロリーと脂質が高いことがわかります。

牛タンの栄養

ここからは、牛タンの栄養についてみていきましょう。

牛タンに含まれる主な栄養

牛タン100gあたりに含まれる主な栄養は下記の通りです。

牛タン(生100gあたり)
・たんぱく質:13.3g  
・コレステロール:97mg 
・糖質:0.2g 
・カリウム:230mg  
・ビタミンB1:0.10mg 
・ビタミンB2:0.23mg 
・ナイアシン :3.8mg 
・ビタミンB6:0.14mg 
・ビタミンB 12: 3.8μg 
・鉄:2.0mg 
・亜鉛:2.8mg 
・銅:0.09mg

牛タンにはたんぱく質やコレステロール、ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシンなど)ミネラル(鉄、亜鉛、銅など)が含まれています。ここからは、栄養について詳しく解説します。

たんぱく質

たんぱく質は炭水化物、脂質とともにエネルギーの源となる栄養素です。たんぱく質は他の栄養素から体内で作ることができないので、食事で摂取しなくてはいけません。人の体において、水分以外の重量の半分以上はたんぱく質で構成されています。

たんぱく質についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

コレステロール

牛タンには、脂質のひとつであるコレステロールが含まれています。タン塩を食べるときにレモンを絞るとさっぱりとするので、脂分をあまり感じずに食べることができます。しかし、牛タンは脂質もあるので食べ過ぎに注意してください。

毎日の食事では、肉だけを食べるのは控えましょう。青魚はHDLコレステロールを増やす効果のあるDHAやEPAを含んでいます。青魚やコレステロールを減らす効果のある植物性脂質をバランスよくとるようにしてください。

ビタミンB群

ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシンなど)は、体内のさまざまな代謝に欠かせない酵素の働きを補っています。ビタミンB2は主に脂質のエネルギー代謝に関わっており、脂質がエネルギーにかわるときに必要な栄養素です。

ミネラル

ミネラル(鉄、亜鉛、銅など)は体内で作ることができないため、食事から摂取する必要があります。ミネラルは、お互いに吸収や働きを助け合うので、バランスよくとりましょう。

亜鉛はミネラルに分類されており、体内では合成されません。からだの調子をととのえるために必要で、微量ミネラルの中では鉄の次に多い栄養素です。全身の細胞に存在していて、細菌やウイルスが侵入すると免疫システムによって防御しています。

妊娠中、乳児期および小児期の体は、十分な成長や発達のために亜鉛が必要です。また、亜鉛は創傷治癒にも効果があり、適正な味覚や臭覚にも関わっています。

牛タンを使ったDELISH KITCHENのレシピ

牛タンの美味しい焼き方、定番のねぎ塩牛タン、タンシチューのレシピをご紹介します。

料理の基本!牛タンの焼き方

牛タンをフライパンで焼く方法のご紹介です。牛タンは焼く前に常温に戻しておきましょう。フライパンで焼き色が付くまで焼いてから、余熱で火を通すことで柔らかく仕上がります。

レモンが効いた♪ねぎ塩牛たん

塩こしょうで味付けして焼いた牛タンに、ねぎ塩レモンだれをたっぷりかけていただきます。レモンの酸味でさっぱりと食べられますよ。箸が止まらなくなる美味しさです。

贅沢オシャレに♪タンシチュー

牛タンのブロックを贅沢に使ったシチューはいかがですか。じっくり煮込んで柔らかくなった牛タンは絶品です。コクのある深い味わいでおもてなしにもおすすめです。

牛タンのカロリーや栄養を知って美味しく味わおう

牛タンスライス1枚20gあたりのカロリーは約64kcal、脂質は約6.4gです。カルビやロースより低カロリー低脂質で、ヒレ、ホルモン、ハツよりはカロリーや脂質が高くなっています。焼肉で牛タンを食べるときは、他の種類の肉も一緒に食べるのがおすすめです。

牛タンのカロリーや栄養を知って、牛タン料理を美味しく味わいましょう。

【出典】
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)

【参照】
・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』「亜鉛 亜鉛とは?その働きは?」亜鉛とは?その働きは?」(2022/07/06)
・厚生労働省e-ヘルスネット「コレステロール 」(2022/07/06)
・厚生労働省e-ヘルスネット「ビタミン」(2022/07/06)
・日本人の食事摂取基準(2020 年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書 ビタミン B2(2022/07/06)
・厚生労働省e-ヘルスネット「ミネラル」(2022/07/06)
・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』「亜鉛」(2022/07/06)

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