ロコモコとはどんな料理?名前の意味や作り方もご紹介
作成日: 2022/10/31
ハワイを代表する名物料理「ロコモコ」。日本でも食べられることの多い料理ですが、名前の意味や歴史はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ロコモコとはどのような料理なのか、ということや、その歴史や名前の由来について解説します。また、おすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
ロコモコとは
ロコモコはハワイのローカルフードです。
ハワイ発祥の食べ物には「ローカルフード」と「ハワイアンフード」があります。
ローカルフードは、世界各国からの移民が生み出した料理のことで、ハワイの先住民たちが生み出した料理をハワイアンフードといいます。
ロコモコはご飯にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレイビーソースをかけた料理のことです。日本ではロコモコ丼と呼ばれることが多く、トマトやレタス、アボカドなどの野菜をトッピングするのが一般的です。
ここからは、DELISH KITCHENのレシピのロコモコ丼をご紹介します。
トマトやアボカドなどの野菜をトッピングした、彩り鮮やかなロコモコ丼のレシピです。肉汁たっぷりのハンバーグに半熟の目玉焼きがとろっとからんで。濃厚なソースとの相性は抜群です。ご家庭で手軽にハワイ気分を楽しめます。
ロコモコの歴史・名前の由来
ロコモコのルーツは諸説あると言われており、はっきりとはしていませんが、こちらの記事では、最も有力とされているロコモコの歴史や名前の由来をご紹介します。
ロコモコの歴史
ロコモコは1940年代にハワイ島ヒロの町で誕生したといわれています。生みの親は日系人のナンシー・イノウエさん。
近所のスポーツクラブに通う少年からの「安くてお腹がいっぱいになる料理を作ってほしい」というリクエストに応える形で、ロコモコを考案したそうです。
当初はご飯の上にハンバーグをのせてグレイビーソースをかけたものでしたが、後に目玉焼きもトッピングするようになり、現在のロコモコの形が出来上がりました。
安くてお腹がいっぱいになるロコモコは大人気となり、ハワイ全域に広がりました。
ロコモコの名前の由来
ロコモコの名前は、少年のニックネームに由来しているといいます。
ロコとはスペイン語で「クレイジー・イカれたやつ」という意味があります。ロコモコ誕生のきっかけとなった少年はアメリカンフットボールで大胆なプレイをすることから“ロコ”と呼ばれており、そのあだ名から付けられたという説があります。また、英語のLocalから来ているという説もあります。
“モコ”はハワイ語で「混ぜる」という意味の言葉です。しかし、ロコモコには混ぜる要素がないため、語呂の良さからロコモコになったといわれています。
ロコモコのDELISH KITCHENのレシピ
ロコモコは、ハンバーグにグレイビーソースをかけたものですが、アレンジレシピも豊富です。ここからは、ロコモコのレシピをご紹介します。
マヨ照りソースロコモコ丼
照り焼きソースとマヨネーズをかけた、和風のロコモコです。甘辛い照り焼きソースとコクのあるマヨネーズがハンバーグと相性抜群。こってりしっかりとした味付けで、ご飯が進みます。
和風ロコモコ丼
ハワイ料理のロコモコ丼を和風に仕上げた一品です。大葉の爽やかな香りとポン酢しょうゆの酸味で、旨味たっぷりのハンバーグがさっぱりした味わいに仕上がります。水菜とサラダ菜を添えることで、彩りも鮮やかです。
ロコモコ風丼
ハンバーグの代わりに炒めた合いびき肉をトッピングした手軽に作れるロコモコ風丼です。ハンバーグをこねる手間が省けるので、忙しい日におすすめです。簡単に楽に作れて、食べてみるとロコモコの味わいなので、ぜひ試してみてくださいね。ケチャップとウスターソースのしっかりした味付けでご飯が進みます。
レンジでロコモコ丼風
レンジでチンするだけで作れるロコモコ丼風のレシピです。フライパンを使わずにできるので火を使う必要がなく、加熱はレンジにおまかせしておけるので、その間別の料理をすることもできるのが効率よく進められていいですね。ご家庭でカフェ気分を味わえる、大満足の一品です。
ロコモコはハワイのローカルフード
ロコモコはハワイのローカルフードで、スポーツ少年の「安くて満腹になる料理を作ってほしい」というリクエストから誕生したと言われています。ご飯の上にハンバーグと目玉焼き、グレイビーソースをかけたもので、その美味しさから日本でも大人気です。ロコモコにはさまざまなアレンジレシピがあります。今回ご紹介したレシピを参考に、ロコモコを作ってみてくださいね。