八宝菜の具材は何にする?基本の具材やおすすめレシピをご紹介
作成日: 2023/04/26
具沢山でご飯と相性抜群の八宝菜。具材を何にしようか悩みませんか?八宝菜という名前から、8種類の具材を使わなくてはいけないのかも気になりますね。この記事では、八宝菜の基本の具材や変わり種の具材、おすすめレシピをご紹介します。
八宝菜とは
八宝菜とは中華の定番料理です。肉や魚介類、野菜などを炒めて味を付け、片栗粉でとろみをつけた具沢山でボリュームのある炒め物です。
八宝菜という名の料理なので、具材を8種類入れなければならないと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は八宝菜の「八」は「多くの」といった意味があり、8種類入れる必要はありません。
基本の具材
ここからは、八宝菜の基本の具材をご紹介します。
豚肉
豚肉は食べごたえ抜群で、八宝菜には欠かせない具材です。こま切れ肉やバラ肉を使うことが多いです。炒める前に下味をつけておくと、肉にしっかり味が染み込んで美味しくなります。
エビ
プリプリの食感と旨味が魅力。エビの赤が八宝菜を彩り鮮やかにしてくれます。背わたは臭みの原因になり食感も悪くなってしまうので、しっかり取りましょう。
イカ
プリっとした食感が楽しいイカ。格子状に切れ目を入れておくと、噛み切りやすくなり味も染み込みやすくなります。加熱しすぎると固くなってしまうので、さっと炒めるのが美味しく仕上げるポイントです。
白菜
白菜は八宝菜の定番野菜。クセがないのでどんな具材とも相性抜群です。加熱するとかさが減るので、たくさん食べられます。そぎ切りにすると火が通りやすくなり、味もよく染み込みます。
人参
人参は八宝菜の彩りに欠かせません。人参は固いので、薄めの短冊切りにするのがおすすめ。火の通りにくい野菜は先に炒めると、他の野菜と同じ固さになりますよ。
長ネギ
長ネギはみじん切りにして香味野菜と一緒に炒めたり、斜め薄切りにして他の野菜と一緒に炒めたりします。白い部分、緑の部分どちらを使っても美味しくできます。
絹さや
絹さやは八宝菜の彩りに欠かせない具材のひとつ。筋取りをして使いましょう。火が通りやすいので最後に加えてください。
青梗菜(チンゲンサイ)
青梗菜はクセがないのでそのまま炒めることができます。煮崩れしにくく色も抜けにくいので扱いやすい具材です。
しいたけ
石づきを落として薄切りやそぎ切りにしましょう。食感や旨みがプラスされて、深みのある仕上がりになります。
たけのこ
シャキシャキ食感がたまらない美味しさのたけのこ。水煮を使うと手軽ですが、旬の時期には生たけのこを茹でて使うと風味や食感が格別です。
キクラゲ
コリコリの食感が特徴的なキクラゲは、中華料理の定番食材。水で戻して中心の固い部分を取り除き、食べやすい大きさに切って使いましょう。
うずらの卵
八宝菜にうずらの卵が入っていると嬉しくなる方も多いのではないでしょうか。市販の水煮を使うと手軽です。うずらの卵は鶏卵よりも短い時間で茹でることができるので、ご家庭で茹でてみてはいかがですか?
ご家庭やお店によって異なりますが、この中から肉類・魚介類・野菜類・その他の具材をバランスよく組み合わせるのがおすすめです。
変わり種の具材
続いて、変わり種の具材をご紹介します。
鶏肉
豚肉の代わりに鶏肉を使うのもおすすめです。一口大のそぎ切りにすると火が通りやすくなりますよ。もも肉はジューシーでコクがあり、むね肉はさっぱりとしているのでお好みの部位を使ってください。
タコ
プリプリとした歯ごたえがたまらないタコ。イカの代わりに加えても、魚介類をたっぷり使った八宝菜にしてもいいですね。加熱しすぎると固くなってしまうので、さっと炒めましょう。
ホタテ
肉厚でプリプリの食感が魅力的なホタテ。旨味を野菜がすって、八宝菜がワンランク上の美味しさに。貝柱やベビーホタテなどお好みのホタテをお使いください。
キャベツ
白菜の代わりにキャベツを使うといつもの八宝菜と違った味わいに。冷蔵庫であるもので作れるのも八宝菜のいいところですね。キャベツは加熱すると甘みが引き立ちます。
ピーマン
ピーマンの緑が八宝菜を彩り鮮やかにしてくれます。加熱しすぎると色が悪くなってしまいシャキシャキ感もなくなってしまうので最後の方に加えましょう。
パプリカ
パプリカは赤や黄、オレンジなど色が鮮やかなので、八宝菜がカラフルになり見た目でも楽しめます。甘みもあり食べやすいですよ。
ヤングコーン
見た目がかわいらしいヤングコーン。八宝菜の彩りにもなり、楽しい食感も楽しめます。水煮のものを使うと手軽です。
玉ねぎ
野菜炒めに欠かせない玉ねぎは八宝菜にもよく合います。薄切りにすることが多いですが、大きめのくし型切りにすると食べごたえがあります。
カニカマ
カニカマはサラダや和え物に使うことが多いですが、八宝菜にもぴったりの具材です。カニカマの赤が鮮やかで彩りにもなり、旨味もあるのでおすすめです。
かまぼこ
かまぼこのピンクが八宝菜のアクセントに。冷蔵庫に残っていたらぜひ使ってください。かまぼこはそのまま食べられるので、さっと炒めるだけでいいのもうれしいですね。
厚揚げ
厚揚げは炒めても崩れにくいので八宝菜におすすめの具材です。厚揚げを入れるとボリュームのある八宝菜になります。
しめじ
しいたけの代わりにしめじをつかっても美味しい八宝菜ができます。しいたけと一緒に使うと、きのこの旨味たっぷりの八宝菜が味わえます。
もやし
クセのない味なので、他の具材を引き立てます。もやしは切る必要がないので準備も簡単です。火が通りやすいので、最後の方に加えましょう。シャキシャキ食感が楽しめます。
もやしや厚揚げ、シーフードミックスを使うとお財布にも優しい八宝菜になります。お子様のいらっしゃる家庭では、ヤングコーンやカニカマを使った八宝菜もおすすめです。
DELISH KITCHENの八宝菜のレシピ
八宝菜のレシピをご紹介します。
基本の八宝菜
具沢山の基本の八宝菜です。豚こま切れ肉とむきえびに下味をつけておくのがポイント。合わせ調味料を作っておくと味付けが簡単です。
八宝菜
豚バラ肉の旨味たっぷりの八宝菜です。オイスターソースでコクをプラス。仕上げに加えるごま油の香りがたまりません。ご飯がいくらでも食べられる美味しさです。
本格八宝菜
豚こま切れ肉と無頭えびに下味をつけ、野菜に湯通しをしてから作る本格的な八宝菜です。野菜は湯通しすることでシャキシャキの食感に仕上がります。丁寧に下ごしらえをした八宝菜は格別です。
八宝菜麺
食べごたえ抜群の八宝菜を中華麺にたっぷりかけます。トロトロのあんが麺に絡んで、箸が止まらなくなるほどの美味しさです。お好みの具材でアレンジするのもおすすめです。
さまざまな具材で八宝菜を作ってみよう
八宝菜は肉や魚介類、野菜などを炒めて味を付け、片栗粉でとろみをつけた中華の定番料理です。八宝菜の「八」は「多くの」といった意味で、8種類入れる必要はありません。
八宝菜はどんな具材でも楽しめる料理です。ぜひお好みの具材で作ってみてくださいね。