DELISH KITCHEN

カルビとは牛のどの部位?おすすめレシピもご紹介!

作成日: 2020/07/10

焼肉の定番メニューといえば「カルビ」を思い浮かべる人は多いでしょう。人気のカルビですが、牛のどの部位かご存じですか。
こちらの記事では、カルビの特徴や「上カルビ」「ハラミ」「ロース」などとの違いについて解説します。

目次

  1. カルビとは?
  2. カルビと「上カルビ」の違いは?
  3. カルビと「ハラミ」「ロース」の違いは?
  4. カルビを使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピ
    1. 味付け簡単!牛カルビ丼
    2. たっぷり食べよう!大根の焼肉サラダ
    3. こってり濃厚♪牛カルビのオイスター炒め
    4. 材料2つで作る♪がっつり肉じゃが
  5. 焼肉にすき焼き!カルビのおいしさを堪能しよう

カルビとは?

「カルビ」とは「アバラ」を指す言葉で、韓国語の「カルビッピョ(アバラ骨)」という言葉が語源となっています。カルビ肉は「バラ肉(アバラ周辺の肉)」のことで、韓国では特に骨付きのアバラ肉のことを指します。日本でカルビといえば牛肉を指すことがほとんどですが、韓国では豚肉や鶏肉にもカルビという言葉が使われるようです。カルビは赤身と脂が層になっているのが特徴で、赤身、脂、皮を総称して三枚肉とも呼ばれます。

カルビは主に肩バラ(前バラ)とトモバラ、ナカバラの3つに分けられ、肩バラにはカルビの中の高級部位として知られる、きれいなサシが入った三角バラが含まれています。三角バラ、トモバラ、ナカバラは焼肉用のカルビとして使われることが多く、三角バラは「焼肉の王様」とも呼ばれている部位です。また、トモバラには貝の身のような形をしている「カイノミ」と呼ばれる希少部位も含まれています。

カルビは肉厚で食べ応えがあり、焼肉にぴったりの人気の部位です。

カルビと「上カルビ」の違いは?

焼き肉屋ではメニューに「カルビ」「上カルビ」「特上カルビ」などがありますが、これらの違いをご存じですか。実は、肉の部位として上カルビがあるわけではなく、カルビや上カルビには明確な定義はないとされています。同じ部位においても、肉の味ややわらかさ、食感などは異なります。
そのため、カルビを提供する店の判断により、特においしい部分や希少な部位を上カルビや特上カルビなどと呼んで差別化を図っているのです。

カルビと「ハラミ」「ロース」の違いは?

ここでは、焼き肉屋で人気のメニュー「ハラミ」「ロース」とカルビの違いを見てみましょう。

ハラミは見た目が赤身のようですが、実はホルモン(内臓)に分類されます。横隔膜の筋肉の部位を指し、脂がのって弾力があるのが特徴です。旨味や甘味があり、食感も適度なやわらかさがあるため食べやすいと人気の部位です。また、牛1頭から2〜3キロ程度しか取れない貴重な部位といわれています。カルビと比べるとあっさりしていますが、部位によってはサシが入るほどの旨味があります。

ロースとは、牛の肩から腰にかけて付いている背肉です。英語の「ロースト(roast)」から作られた和製英語で、「焼く(ロースト)のに適した部位」であることから名付けられました。
ロースには「肩ロース」と「リブロース」の2種類があり、肩ロースとはその名の通り肩周辺の肉で、焼肉などに適しているとされています。やわらかくキメの細かい肉質が特徴で、脂の甘みや肉の旨みのバランスが良いため人気があります。肩ロースの中には「ざぶとん」と呼ばれる希少部位もあり、牛1頭から数キロしか取れないとされています。

一方のリブロースは肩ロースから背へと続く筋肉の部位で、霜降りが入りやすい上質な部位です。サーロインと並ぶ高級部位とされ、ローストビーフやしゃぶしゃぶ、すき焼きなどに適しています。バランスよく霜降りが入った肉質はきめが細かく、やわらかさと甘みがあるのが特徴です。ロースはカルビよりも脂身が少ない部位となります。

カルビを使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピ

味付け簡単!牛カルビ丼

牛カルビを調味料につけて焼くだけの簡単丼。おろししょうがとおろしにんにくを加えたしょうゆベースのタレなので白いご飯が進みます。牛カルビをたっぷりとのせればボリューム満点です。レタスのシャキシャキ感と一緒にお楽しみください。

たっぷり食べよう!大根の焼肉サラダ

肉と野菜がたっぷりと食べられる焼肉サラダのご紹介です。甘辛だれに絡めて焼いた肉と、ごま油が香るドレッシングで和えた大根は相性ばっちり。お好みで野菜を春菊やサラダ玉ねぎなどに代えるのもおすすめです。大根をピーラーでひらひらに削るので、見た目もおしゃれな一皿に仕上がります。

こってり濃厚♪牛カルビのオイスター炒め

オイスターソースで炒めた牛カルビがおいしいこってりおかず。一緒に炒めたにんじんと玉ねぎもくったりとし、かさが減ってたくさん食べられます。ささっと作れる炒め物なので、忙しい日の一品にいかがですか。

材料2つで作る♪がっつり肉じゃが

牛の切り落とし肉などで作ることが多い肉じゃがを、贅沢にカルビで作りましょう。食べ応えのあるカルビで作ればみんな大満足することまちがいありません。使う食材はカルビとじゃがいもの2つだけ。肉の旨みがしっかりとじゃがいもに染み込んでついご飯をお代わりしたくなるはずです。

焼肉にすき焼き!カルビのおいしさを堪能しよう

みんなが大好きなカルビは、焼肉やステーキ、すき焼きなどさまざまな食べ方で楽しめる部位です。カルビの中でも高級部位や希少部位があり味や食感がまったく異なるので、いろいろ食べ比べてみてはいかがでしょうか。

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