デリッシュキッチン

サムギョプサルを本格的にお家で楽しむには?コツや食材をご紹介

作成日: 2024/01/15

更新日: 2024/11/27

サムギョプサルは、豚バラ肉をえごまの葉やサンチュで巻いて食べる韓国料理です。本場韓国では厚みのある豚バラ肉を鉄板で焼き、お店の人が食べやすい大きさにカットしてくれます。

カットした豚肉に、焼いたキムチやみそダレを付けてサンチュで巻いて食べるのが一般的な食べ方です。韓国で食べるような本格的なサムギョプサルを、お家でも食べたいという方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、人気のサムギョプサルをお家で楽しむコツについてご紹介します。豚バラ肉やキムチなど定番の食材やおすすめの食べ方もご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

  1. お家で本格的なサムギョプサルを楽しむためのコツ5選
    1. ①ホットプレートを囲んで楽しむ
    2. ②豚肉の厚さを1cm〜2cm幅にカットする
    3. ③付け合わせやタレにこだわる
    4. ④巻き方に気をつける
    5. ⑤サムギョプサルに合う副菜を1品用意する
  2. できれば用意したい!本格サムギョプサルの食材
    1. 定番の具材
      1. 豚バラ肉

      2. キムチ

      3. にんにく

      4. 白髪ネギ

    2. 葉野菜
      1. サンチュ

      2. えごまの葉

  3. サムギョプサルの食べ方・巻き方
    1. 豚肉・キムチ・にんにくなどを焼く
    2. 好きな具材をサンチュにのせて巻く
  4. サンチュで具材を巻くときのポイント
    1. タレ付けは豚肉にしておく
    2. えごまの葉や大葉で先に具材を巻いてからサンチュで巻く
    3. サンチュは具材を包み込むように巻く
    4. 具材をのせすぎない
  5. サムギョプサルと専用ダレのレシピをご紹介!
    1. 家庭でも作りやすいサムギョプサルのレシピ
    2. 簡単サムギョプサル
    3. 合わせて作りたいサムギョプサルのタレ
      1. コチュジャンベースのタレ

      2. ごま油ベースのタレ

  6. サムギョプサルにあう一品料理
  7. 本場韓国の味「サムギョプサル」をお家でも楽しもう!

お家で本格的なサムギョプサルを楽しむためのコツ5選

本場で使うような豚バラ肉を焼く鉄板がなくても、お家にある道具や材料を使えば、本格的なサムギョプサルを楽しめます。ここからは、お家で本格的なサムギョプサルを味わうためのコツをご紹介します。

①ホットプレートを囲んで楽しむ

お家でサムギョプサルを楽しむなら、ホットプレートを使うのがおすすめです。ホットプレートの上で、脂の多い豚バラ肉を焼くと、油はねや臭いが気になる場合があるかもしれません。

しかし、家族や友人を招いてお家でサムギョプサルをするなら、ホットプレートを囲んでみんなでワイワイと賑やかにしたほうが楽しめるでしょう。周りに油が飛んでしまうのが心配なら、レンジガードで囲むと飛びはねが少なくなります。

小さめのホットプレートなら、ひとりでサムギョプサルを楽しむのもおすすめです。ホットプレートがないご家庭なら、コンロでフライパンを使って具材を焼いてから食卓に運び、みんなで巻いて食べてもいいでしょう。

②豚肉の厚さを1cm〜2cm幅にカットする

サムギョプサルでは、豚のバラ肉を使います。サムは「3」、ギョプは「層」、サルは「肉」を意味し、サムギョプサルとは脂身と赤身肉が3層に分かれた豚のバラ肉の意味です。

牛肉を使う一般的な焼肉では、ハラミやロースなどさまざまな部位を焼きますが、サムギョプサルはバラ肉に特化した焼肉を表します。本格的なサムギョプサルを楽しむには、カットされた薄切りバラ肉を使うより、豚バラブロック肉を購入して、好みの厚さにカットして使うのもおすすめです。

③付け合わせやタレにこだわる

サムギョプサルは、豚バラ肉を焼いて岩塩やごま油を付けて食べるのが一般的です。しかし最近では、豚バラ肉と一緒に焼いたニンニクやキムチを添えたり、「サムジャン」という辛味噌を付けたりと、さまざまな種類のサムギョプサルが食べられています。

日本の焼肉のように焼肉のタレに付けても美味しいですが、コチュジャンとみそで作る辛味噌を添えて食べると、さらに美味しく食べられるでしょう。サムジャンのレシピは、のちほどご紹介するので参考にしてください。

④巻き方に気をつける

サムギョプサルは、サンチュなど葉野菜に豚バラ肉や具材を巻いて食べます。どのような巻き方をしても美味しく食べられますが、手を使って食べるため葉から具がこぼれて汚れてしまうことがあるため、注意が必要です。具がこぼれにくくなる巻き方は、のちほどご紹介しますので、参考にしてください。

⑤サムギョプサルに合う副菜を1品用意する

サムギョプサルだけでも十分ですが、口をさっぱりさせたいときに箸休めになる副菜があると、よりたくさん食べられます。副菜には、生野菜のサラダやあっさりとしたスープがおすすめです。こちらのレシピものちほどご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

できれば用意したい!本格サムギョプサルの食材

サムギョプサルは、豚バラ肉と葉野菜があれば楽しめる料理ですが、他にも用意しておくとより美味しく味わえる食材があります。ここからは、本格的なサムギョプサルをお家で楽しむために準備しておきたい食材をご紹介します。

定番の具材

まずは、サムギョプサルに欠かせない定番の具材をご紹介します。

豚バラ肉

すでに説明しましたが、豚バラ肉はサムギョプサルで使われる定番の具材です。脂身が多いためたくさん食べると胃がもたれるという方は、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉や肩ロース、またはラム肉を代用するのがおすすめです。脂身の少ない部位を使うことで、さっぱりと食べられます。

キムチ

本場のお店で出されるサムギョプサルは、豚バラ肉と一緒にキムチを巻いて食べることがほとんどです。豚バラ肉を焼く鉄板で、キムチも一緒に焼きます。

にんにく

本場では、キムチと同じようににんにくも、サムギョプサルの具材として定番です。豚バラ肉を焼く鉄板で、キムチと同じように焼いてから食べます。肉を焼いた鉄板で一緒に焼くことで、肉の旨みがニンニクに移り、より味わい豊かになります。キムチと肉、にんにくと肉のように、それぞれ別で巻いてもいいですが、肉と一緒にキムチとにんにくを混ぜたものを添えて食べるのもおすすめです。

白髪ネギ

白髪ネギの唐辛子和えである「パジョリ」も、本場韓国のお店のサムギョプサルに添えてあることが多い具材です。パジョリを豚バラ肉と一緒に巻いて食べると、ピリ辛味が後を引き、どんどん食べられます。パジョリの作り方は、以下のページでご紹介しています。ぜひお試しください。

葉野菜

サムギョプサルを食べるときに欠かせないのが、焼いた豚バラ肉や具材を巻くための葉野菜です。ここからは、サムギョプサルに使われる葉野菜をご紹介します。

サンチュ

本場のサムギョプサルを食べるときには、サンチュが多く使われます。サンチュは、サムギョプサルを食べるときに欠かせない野菜です。豚バラ肉やキムチなどの具材をサンチュに巻いて食べるのが、本場の食べ方なので、お家で用意できる場合は準備しましょう。

サンチュが無ければ、サニーレタスやレタスなど、葉が柔らかい野菜を代用するのがおすすめです。

えごまの葉

本場韓国では、サンチュと一緒にえごまの葉を巻いて食べるのも人気があります。少しクセのある味なので、大葉で代用してもいいでしょう。えごまの葉や大葉がどちらも苦手という方は、サンチュと具材だけでも美味しく食べられます。コチュジャンや唐辛子で、辛く仕上げたタレをつけて食べるのもおすすめです。

サムギョプサルの食べ方・巻き方

本格的なサムギョプサルをお家で味わうため、ホットプレートや具材を準備したら、さっそく食べてみましょう。サンチュなど葉野菜に、豚バラ肉や具材を巻いて食べるサムギョプサルは、食べ方や巻き方にもコツがあります。ここからは、サムギョプサルの食べ方をご紹介します。

豚肉・キムチ・にんにくなどを焼く

まずは、フライパンやホットプレートで具材を焼きましょう。大きめの豚バラ肉は、食べやすい大きさにカットするのがおすすめです。お店でサムギョプサルを食べるときは、鉄板で焼いた豚バラ肉を店員さんがカットしてくれます。お家で作る場合も同じように、焼いているときにキッチンハサミでカットするのもいいでしょう。

焼いているときにカットすると脂がはねて熱いという方は、焼く前に手ごろな大きさにカットしておくのもおすすめです。本格的な味を楽しむなら、キムチやにんにくも一緒に焼きましょう。

好きな具材をサンチュにのせて巻く

豚バラ肉やキムチ、にんにくが焼けたら、お好みの具材をサンチュにのせて巻きましょう。サンチュに具材を巻くときは、コツを覚えておくときれいに食べられます。次からは、サンチュで具材を巻くときのポイントをご紹介します。

サンチュで具材を巻くときのポイント

サンチュで具材を巻く時には次のポイントに気をつけましょう!

タレ付けは豚肉にしておく

サムギョプサルをタレに付けて食べる場合は、焼いた豚バラ肉にコチュジャンやタレを付けたものを巻いて食べるのがおすすめです。具材を巻いた葉野菜にタレを付けてもいいですが、野菜に水気が残っている場合はタレがなじまないことがあります。また、口に入れるとタレの味が先行してしまい、他の具材の味が分かりにくくなります。

えごまの葉や大葉で先に具材を巻いてからサンチュで巻く

タレに付けた具材を、先にえごまの葉や大葉にのせて巻いてからサンチュで巻くことで、具材から出る汁や脂が漏れにくくなります。食べるときも手が汚れず、きれいに食べられます。

サンチュは具材を包み込むように巻く

具材をサンチュで巻くときは、包み込むように巻くと、具材がこぼれず食べやすくなります。サンチュで挟むように二つ折りにして巻くと、隙間から具材やタレがこぼれてしまいます。サンチュの真ん中に具材をのせてから葉を折りたたんで包むと、上手に食べられるのでおすすめです。

具材をのせすぎない

具材はのせすぎず、ひと口で食べられるサイズにまとめるのがおすすめです。一度にいろいろな味を楽しもうとして、たくさんの具材を巻いて噛み切りながら食べると、具材やタレが落ちてきてテーブルが汚れてしまうことがあります。

たくさんの具材をのせすぎず、ひと口でパクッと食べるようにすると、服やテーブルも汚れません。

サムギョプサルと専用ダレのレシピをご紹介!

本場で食べるような本格的なサムギョプサルを食べたいと思っても、材料や道具が用意できないという場合があるでしょう。ここからは、手に入りやすい材料で作れるサムギョプサルのレシピをご紹介します。身近な材料で作れるタレのレシピもご紹介しますので、ぜひ作ってみてください。

家庭でも作りやすいサムギョプサルのレシピ

まずは、スーパーなどで手に入りやすい材料で作れるサムギョプサルのレシピをご紹介します。こちらでご紹介するレシピはフライパンを使っていますが、ご自宅にホットプレートがある方は、ぜひそちらで作ってみてください。

こちらでご紹介している「甘ダレ」は、ご家庭で常備している味噌を使っています。より本場に近いタレを作りたいという方は、次のレシピをご確認ください。

簡単サムギョプサル

サムギョプサルの豚バラ肉を、スーパーなどで手に入るブロック肉で代用した簡単レシピです。なかなか手に入りにくい厚切りの豚バラ肉ですが、ブロック肉をカットすることで代用できます。ぜひ、甘ダレと一緒に味わってみてください。

合わせて作りたいサムギョプサルのタレ

サムギョプサルは、コチュジャンなどでピリ辛に味付けして食べるのも美味しいですが、より本格的に味わうならオリジナルのタレにつけて食べるのがおすすめです。ここでは、コチュジャンベースとごま油ベースの2種類のタレをご紹介します。

コチュジャンベースのタレ

コチュジャンを効かせた甘味噌ダレです。ごま油が香る、ピリッと辛みのあるタレを付けると、サムギョプサルがより味わい深く仕上がります。材料を混ぜるだけで作れるので、本場韓国で食べるような味を試したい方は、ぜひ作ってみてください。

ごま油ベースのタレ

ごま油の香りが食欲をそそる、サムギョプサルのタレです。ごま油と塩、黒こしょうのみのシンプルなタレですが、豚バラ肉の旨みとコクが引き立ち、思わず手が止まらなくなる美味しさです。この機会に、ぜひお試しください。

サムギョプサルにあう一品料理

サムギョプサルのみを味わうのもいいですが、料理に合う副菜があると、より満足感のある献立に仕上がります。ここからは、サムギョプサルに合うおすすめ料理をご紹介します。お家でサムギョプサルを味わうときに、一品添えてみてください。

本場韓国の味「サムギョプサル」をお家でも楽しもう!

サムギョプサルは、豚バラ肉を使った韓国風焼肉を言います。厚切りにした豚バラ肉やキムチ、にんにくを鉄板で焼き、サンチュやえごまの葉で巻いて食べるのが、本場の食べ方です。お家で味わうには、鉄板の代わりにホットプレートやフライパンを使うのがおすすめです。

タレを付けるときには、肉にタレを付けてから巻くと、全体をバランスよく味わえます。一度にたくさんの具材を巻かずに、ひと口サイズにして食べると、テーブルが汚れません。

スーパーで売られているブロック肉や、冷蔵庫に常備してあるみそを使ったタレでも美味しく食べられるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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