みかんの剥き方、いくつ知っていますか?自宅で作れるレシピもご紹介します
作成日: 2024/10/08
手軽に食べられる果物としてお馴染みの「みかん」。特にこだわりなく剥いてから口に運んでいるかもしれませんが、いつもと違った方法でちょっとした楽しみを味わってみませんか?この記事では、みかんの剥き方をはじめ、栄養素と保存のコツ、レシピまで詳しく解説します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
みかんの剥き方
ここでは、通常のシンプルなみかんの剥き方とは少し変わった方法を3つご紹介します!
和歌山剥き(有田剥き)
みかんの収穫量1位(2023)の和歌山県の名が付いたこの剥き方は、白い筋が果実に残りづらい上に素早く剥けるメリットがあります。
剥き方
①ヘタがある方の反対側から親指でみかんを半分に引き裂きます。
②半分にしたみかんをそれぞれさらに半分に裂きます。
③果肉をヘタが付いている皮の側から剥がしたら完了です。
スマイルカット
名前の通り、笑った顔のような形にカットしたものを剥いて食べる方法です。こちらは包丁を使う必要がありますが、手で剥きづらい硬いみかんを食べる際におすすめです。
剥き方(切り方)
①みかんのヘタとお尻の間の頂点から垂直に半分に切ります。
②半分にしたみかんをそれぞれ3〜4等分に切り分けます。
③最後に皮から果肉を剥いたら完了です。
揉んでから皮をすっぽり剥く
みかんの皮が果肉から浮いている場合にできる裏技です。
剥き方
①みかんの外皮から、果肉が詰まった袋を切り離すように揉みます。
②ヘタのみ残し、ヘタを中心としたみかんの外周を沿うように切る。
③開いた皮の中から果肉を取り出す。
みかんの主な栄養素
ここではみかんに含まれる代表的な栄養素についてご紹介します。
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
β-クリプトキサンチン
人の血液中に存在する主要カロチノイドの一つです。これまでの国内外の研究により、β-クリプトキサンチンがいくつかの種類のガン、糖尿病、関節リウマチ、動脈硬化等の発生リスクを低下させる可能性があることが示されてきました。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
β-カロテン
β-カロテンは、強い抗酸化作用があることで知られています。カロテンは脂溶性であることから、油類といっしょに摂取した方が吸収されやすいため、調理方法を工夫することをおすすめします。
みかんの保存方法
購入したみかんを長期間おいしく食べたい方に向けて、みかんの保存方法をご紹介します。
手順は、まず傷んでいるものがないかを確認してあらかじめ取り除きましょう。通気性の良いかごなどにキッチンペーパーを敷き、傷みのないみかんについて、へたを下にして並べます。その後、みかんが入ったカゴを室温が低い場所においたら完了です。
みかんを使ったレシピ
みかんをそのまま食べるだけでなく、さらに活用したい方に向けてレシピを4つご紹介します。自宅で作れるのでぜひ試してみてくださいね!
ほんのり甘い!鶏手羽元のみかん煮
意外かもしれませんが、みかんで手羽元を煮て美味しい一品が作れます。白ご飯のお供としてや、おつまみとしていかがでしょうか♪
甘酸っぱい味が◎みかんドレッシングサラダ
みかんの爽やかな甘みと酸味がドレッシングにぴったりです。食卓に並ぶサラダに新たなバリエーションを加えてみてはいかがでしょうか?
レンジで簡単!もちもち食感♪ まるごとみかん大福
甘いみかんと、もちもちの大福の組み合わせがイチオシです。丸ごとみかんが入った、みかん大福を楽しんでみませんか?
自家製♡大量消費!みかんジャム
たった3つの材料で自家製のみかんジャムを作ってみませんか?パンにつけるのもよし、ヨーグルトにかけるのもよし!お好みの甘さに調節して自分だけのオリジナルジャムにしましょう。
みかんをもっと楽しもう!
この記事ではみかんの剥き方や栄養素、レシピをご紹介しました。いつもと違う剥き方をしてみたり、料理に加えてみたりと意外にも幅広い楽しみ方ができます。皆さんもぜひみかんの魅力をもっと探求してみませんか?
【参照】
・厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC
・厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
・厚生労働省 e-ヘルスネット「カロテノイド」
・厚生労働省 e-ヘルスネット「緑黄色野菜」
・農業・食品産業技術総合研究機構「ミカンとβ-クリプトキサンチン」
・文部科学省 食品成分データベース