サワラの旬って?特徴や栄養素、美味しいレシピ4選もご紹介
作成日: 2024/10/16
柔らかく上品な白身が特徴で、刺身や焼き物、煮付けなどに合う「サワラ」。そのサワラについてどのくらいのことを知っていますか?この記事では、サワラの特徴をはじめ、旬や栄養、レシピなどを詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
サワラの特徴
サワラは、細身で銀色の美しい体表を持つ、サバ科に属する海水魚です。北海道から九州にかけて日本全国の沿岸に広く分布しています。
成長段階によって呼び名が変わり、地域によっては幼魚を「サゴシ」、体長60cm前後の個体を「ヤナギ」、全長1m程度に成長する成魚を「サワラ」と呼びます。
サワラは肉質が柔らかい赤身魚で、クセがない上品な味わいが特徴です。焼き魚や刺身、煮付けなどの料理で使われます。
サワラの名前の由来
「サワラ」の名前の由来は諸説ありますが、旧和名の「サハラ」を漢字で示した「狭腹」から来ていると言われています。「狭腹」はその漢字の通り、サワラの体の細さをよく表しています。
また、現在使われている漢字「鰆」については、春に瀬戸内海に産卵に来ることに由来するとされています。
サワラの旬
「鰆」という漢字が表すように、元々は産卵が行われる春に脂の乗ったサワラが獲れるとされていたものの、現在では一年を通して良質な個体が水揚げされています。
サワラの栄養素
可食部100g当たりの生のサワラの代表的な栄養素はこちらです。
たんぱく質・・・・・・・・・20.1g
カリウム・・・・・・・・・・490mg
カルシウム・・・・・・・・・13mg
マグネシウム・・・・・・・・32mg
ビタミンB1・・・・・・・・・0.09mg
ビタミンB2・・・・・・・・・0.35mg
ビタミンD・・・・・・・・・・7μg
亜鉛・・・・・・・・・・・・・1mg
リン・・・・・・・・・・・・・220mg
サワラのレシピ
美味しいサワラのレシピを一挙にご紹介します!お気に入りの一品を見つけてみてください。
ゆっくり漬けておいしさUP♪サワラのみりん焼き
切り身を調味液に漬けて焼くだけの調理工程が少ないごはんにぴったりの1品です。
ふっくら仕上げ♪サワラとあさりのレンジ蒸し
レンジで作るお手軽蒸し料理です。淡白な味のサワラに、あさりのうまみとバターしょうゆの風味が染みわたります。
食材の旨味がぎゅっと♪さわらの炊きこみごはん
お箸が進む、旨みが詰まった炊き込みご飯です。具材は冷蔵庫にある残り食材を使えます。
大葉が香る!さわらの梅春巻き
大葉と梅を組み合わせた、さっぱりとした味付けの一品です。大人数のパーティー料理や、お弁当にも合います。
サワラのレシピについてもっと知りたい方はこちら
サワラを献立の候補に入れてみよう!
サワラは一年中比較的手に入れやすい赤身魚です。クセがなく食べやすいので、今晩の献立に悩んだ際にはぜひサワラを使った料理を食卓に取り入れてみてください!
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)