うどの栄養素とは？その働きとレシピもご紹介します

うどの主な栄養素

まずはうど 茎(水さらし)に含まれている栄養素を確認していきましょう。なお、うどはアクがあるため、料理に使う際には事前に下処理をしておきましょう


可食部100g当たりに含まれる主な栄養素

食物繊維：1.6g
カリウム：200mg
ビタミンC：3mg
葉酸：19μg
たんぱく質：0.6g
鉄：0.1mg
銅：0.04mg

うどの基本情報や下処理方法についてはこちら！

山菜の独活（うど）とは？下ごしらえの方法やレシピをご紹介

季節感のある食材である山菜のひとつ「うど」。 下処理の方法や、どのように調理すればいいのか分からず、ご家庭で使うには難しいと感じるかもしれません。 この記事では、うどについて含まれる栄養から下ごしらえ、使い方、おすすめのレシピまでご紹介していきます。 初めてうどを調理する場合は、ぜひ参考にしてください。

うどに含まれる栄養素の働き

ここでは、うどに含まれる主な栄養素の働きをご紹介します。

カリウム

人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。

食物繊維

食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。

葉酸

葉酸は、細胞増殖に必要なDNAの合成に関与している重要な栄養素です。

アスパラギン酸

アミノ酸の一つであるアスパラギン酸が含まれています。
アスパラギン酸は、たんぱく質の合成材料となるほか、アンモニアを体外に排出する働きがあります。

うどを使ったおすすめのレシピ

うどの風味を活かしたレシピをご紹介します。ぜひお試しくださいね♪

シャキシャキ！止まらない♪うどとハムのマヨサラダ

旬の山菜をサラダで気軽に楽しめる一品です。うどは穂先も皮も余すことなく使え、シャキシャキとした食感が楽しめます。子供から大人まで食べやすい味付けです。

春の気分を味わえる♪うどの天ぷら

うどが美味しい季節に天ぷらを作ってみませんか？下処理も簡単なのでぜひお試しください。

シャキシャキ食感♪うどのきんぴら

山菜の中でも下ごしらえが簡単なうどを活かしたレシピです。シンプルな味付けで作れるので素材の味をしっかり楽しめます。ごま油とよく絡んでクセになる味わいが特徴です。

うどを食べて季節の風味を楽しもう！

春の山菜として親しまれるうどは、ほどよい苦味とシャキシャキとした食感が楽しめる食材で、サラダやきんぴら、天ぷらなどで活躍します。栄養素には、食物繊維やカリウム、ビタミンC、葉酸などが含まれていることが特徴です。

この記事でご紹介したDELISH KITCHENのレシピを参考に、ぜひうどを味わってみてくださいね！

【出典】
日本食品標準成分表2020年版（八訂）

【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省 e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」
中嶋洋子（2017）『これは効く！食べて治す最新栄養成分事典』主婦の友社