
ブンチャーとは?フォーとの違いや食べ方、レシピまで
作成日: 2025/03/14
ベトナムの麺料理といえば、平たい麺が目を引く「フォー」が有名ですが、それ以外にも「ブンチャー」と呼ばれる麺料理があることを知っていますか?
この記事では、ブンチャーの特徴をはじめ、フォーとの違いや食べ方、自宅で作れるレシピをご紹介するので、ぜひ最後までお読みください♪
ブンチャーとは?ベトナムの代表的なつけ麺
ブンチャーは、ベトナム北部のハノイ発祥といわれるエスニックな味わいを楽しめる料理であり、細長い米麺「ブン」を、肉団子や野菜が入った甘酸っぱい漬け汁に漬けて食べます。
フォーとの違いとは?
ブンチャーとフォーは、ベトナム料理の代表的な麺料理ですが、いくつかの点で異なります。まず、フォーはスープに元々麺が入っているのに対し、ブンチャーは麺をスープに自分で漬けて食べる料理です。
また、ブンチャーは酸味と甘味がある漬け汁とそうめんのような極細の麺が特徴である一方、フォーは肉の旨みを活かした優しい風味のスープと平打ち麺が使われます。
ブンチャーの食べ方
ブンチャーは麺を肉や野菜が入ったスープに漬けて食べます。ただし、現地で食べる場合は食べ方のマナーに気をつけると良いでしょう。
ベトナムでは麺をすすって食べる習慣はないため、スプーンに麺を入れて口元に運びましょう。また、器を持ち上げて口をつけてスープを飲むこともしないため、注意しましょう。
おいしく作れる!ブンチャーのレシピ
自宅でブンチャーを楽しみたい方に向けて、デリッシュキッチンのレシピをご紹介します。
材料 【2人分】
ブン・・・・・・・・・・・160g
グリーンリーフ・・・・・・50g
ミント・・・・・・・・・・20g
パクチー・・・・・・・・・1/2袋(20g)
もやし・・・・・・・・・・1/4袋(50g)
ライム(くし形切り)・・・・2切れ
サラダ油・・・・・・・・・大さじ½
☆つけだれ
水・・・・・・・・・・・・250cc
ニョクマム・・・・・・・・大さじ1
砂糖・・・・・・・・・・・小さじ1
鶏ガラスープの素・・・・・小さじ1/2
レモン汁・・・・・・・・・大さじ1
唐辛子(輪切り)・・・・・・1/2本分
塩こしょう・・・・・・・・少々
★ベトナム風肉団子
豚ひき肉・・・・・・・・・150g
長ねぎ[白い部分]・・・・・・5cm
おろししょうが・・・・・・小さじ1/2
おろしにんにく・・・・・・小さじ1/2
塩こしょう・・・・・・・・少々
ニョクマム・・・・・・・・小さじ1
片栗粉・・・・・・・・・・大さじ1
手順
①グリーンリーフは食べやすい大きさに手でちぎる。ミントは葉を摘み取り、茎を取り除く。パクチーは根元を切り落として3cm幅に切る。もやしはひげ根を取り除く。耐熱容器にもやし、水(分量外:大さじ1)を入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分ほど加熱する。水気を切って粗熱をとる。ねぎはみじん切りにする。
②ボウルに☆を入れて混ぜる(つけだれ)。
③別のボウルに★を入れ、粘りが出るまでしっかり混ぜる。8等分にして小さな小判形に形を整える(たね)。同様に計8個作る。
④フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、たねを並べて焼き色がつくまで2分ほど焼く。上下を返してふたをし、肉に火が通るまで2〜3分蒸し焼きにする(ベトナム風肉団子)。
⑤鍋に湯をわかし、ブンを入れて袋の表示時間通りにゆでて水気を切る。
⑥器にグリーンリーフ、ミント、パクチー、もやし、ベトナム風肉団子、ライムを盛り、ブンをのせる。つけだれを添える。
作り方を動画で確認したい方はこちら!
ブンチャー以外のベトナム料理風のレシピも!
ブンチャー以外のベトナム料理も作ってみたい!という方に向けて、デリッシュキッチンのベトナム風料理のレシピを3つご紹介します。
人気のベトナム料理♪鶏肉のフォー
鶏だしにヌクマム(ベトナムの魚醤)などで味付けしたあっさり味のスープが特徴の一品です。こちらのレシピではヌクマムの代わりに、手に入りやすいナンプラーを使い、具材もご家庭で簡単に手作りできるようにアレンジしました。お好みでトマトを加えるのもおすすめです。
家庭で作れるバインセオ!もやし入りベトナム風お好み焼き
シャキシャキのもやしが必須のベトナム風のお好み焼き料理です。 野菜がたっぷりで、簡単にエスニック気分を楽しめます。
バインミー風♪ほっけサンド
ほっけの干物を使って、ベトナムのサンドイッチであるバインミー風の料理を作ってみましょう。フランスパンと野菜の酢漬けがポイントです。
ブンチャーを味わってみて!
ブンチャーは、酸味と甘味が特徴の漬け汁と極細の麺を合わせて食べるベトナムで人気のつけ麺料理です。
この記事ではブンチャーの特徴やフォーとの違い、食べ方、さらには自宅で作れるレシピをご紹介しました。記事内のレシピも参考にぜひ一度ブンチャーを味わってみてください。
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