
バインミーとはどんなサンドイッチ?本格レシピもご紹介
作成日: 2021/07/01
専門店や食べられるお店が増えてきた「バインミー」。
名前は知っていても、食べたことがない人も多いのではないでしょうか。見た目はサンドイッチですが、ほかのサンドイッチとは何が異なるのか気になりますね。
この記事では、そんなバインミーについて詳しくみていきましょう。
本場の味が楽しめる簡単なバインミーのレシピもご紹介しますので、ぜひご家庭で味わってみてはいかがですか。
バインミーとは
バインミーは、ベトナムのサンドイッチのことで、カンボジアやラオスでも食べられている料理です。
バインミーは本来パンを意味しますが、パンに具材を挟んで作るバインミーサンドイッチが略されてバインミーという名前で親しまれています。
本場のバインミーは、外はパリッと中はモチっとした食感のバゲットを使用します。
野菜などの具材をたっぷりと挟んで作る、手軽に食べられてボリュームのあるサンドイッチです。
屋台や駅弁のメニューとしても人気で、地方によって味付けが変わります。
バインミーの作り方
バゲットを用意し、バターとパテを塗って具材を挟んで作ります。
本場のバインミーにはベトナムの魚醤である、ニョクマムが欠かせません。
具材を挟んだあと仕上げに振りかけることで、独特な香りと共に本格的な味わいになります。
パンに切り込みを入れる
バインミーのパンには、バゲットを使います。
バゲットは切り込みを入れて、焼いておきましょう。
軽く焼くことで本場のバインミーのような、外はパリパリ、中はもっちりとした食感に仕上がります。
バターとパテを塗る
本場のバインミーに挟むパテは、濃厚なレバーペーストを使うことが多くなっています。
ペーストは、牛乳で臭みをとったレバーに、野菜や生クリームを加えて加熱をしたあと、フードプロセッサーなどでなめらかにして作ります。
レバーの独特の味が苦手な場合は、鴨や魚のペースト使ってもよいでしょう。
具材を挟む
バインミーの具材はお店によってもさまざまですが、野菜と肉を合わせて作ることが多くなっています。
野菜は、酸味がきいた紅白なますをメインに使い、ほかにもラディッシュ、キュウリ、玉ねぎ、香草などを挟むことで、さっぱりとした味わいになります。
また、鶏肉や豚肉、ベーコンなどを加えるとボリュームが出て食べごたえが増します。
そのほかにも、中華ハム、目玉焼き、さつま揚げ、サバ缶などを挟むこともあるので、お好みの具材を見つけてみてください。
バインミーのカロリー
バインミーのカロリーは、具材によって変わりますが、だいたい500kcal前後です。
カロリーが気になる場合は、パンの大きさ、具材の種類や量を調整するとよいでしょう。
また、野菜を多く挟むことでカサが増え、食べごたえがアップします。
バインミーのおもな具材のカロリーと糖質は下記の通りです。
それぞれ、バインミーに使用する、おおよその量として参考にしてください。
《バゲット(フランスパン) 100gあたり》
・カロリー…289kcal
・糖質…54.8g
《焼いた鶏胸肉(皮なし) 125gあたり》
・カロリー…約221.3kcal
・糖質…約0.1g
《レバーペースト 12gあたり》
・カロリー…約44.4kcal
・糖質…約0.4g
《紅白なます 125gあたり》
・カロリー…約42.5kcal
・糖質…約7.9g
《有塩バター 12gあたり》
・カロリー…84kcal
・糖質…約0g
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
DELISH KITCHENのバインミーレシピ
パンと具材を用意したら、さっそくバインミーを作ってみましょう。
レシピごとのカロリーが気になる場合は、それそれのページで確認できますので参考にしてください。
バインミー
レバーペースト、パクチー、鶏肉を使った本格的なバインミーです。
本場の味を楽しみたい人は、こちらのレシピを活用するとよいですよ。ナンプラーを使用して作ったなますは、酸味の中に魚のコクと独特な風味を感じます。
サラダチキンバインミー
具材を切って挟むだけで作れる簡単なバインミーです。
調理済みのサラダチキンを使うことで、鶏肉を調理する手間を減らせます。野菜も手軽に食べられるひと品です。
バインミーはベトナムのサンドイッチ!本場の味を楽しもう
バインミーは、バゲットに紅白なますや野菜、鶏肉やレバーペーストなどを挟んだベトナムのサンドイッチです。
挟む具材が特徴的なので、いつもと違うサンドイッチを食べたいときはバインミーを作ってみてはいかがでしょうか。野菜をたっぷり挟めばボリュームが出て、食べごたえがありますよ。
ご家庭でも簡単に作れるので、手軽に本場の味を楽しんでみてください。