ベストはカレーの煮込み時間はどれくらい?
作成日: 2020/08/18
子どもも大人もみんなが大好きなカレー。週に一度はカレーが食べたくなるという人も多いかもしれませんね。煮込んで作るカレーですが、カレーのベストな煮込み時間は一体どれくらいなのでしょうか。
こちらの記事では、カレーのおすすめの煮込み時間や煮込むときのポイント、煮込み時間を短縮する方法などについてご紹介します。
カレーのベストな煮込み時間は?
カレーのベストな煮込み時間についてはそれぞれ好みがあるので一概には言えませんが、ここではおすすめの煮込み時間について見ていきましょう。
まずはルウを入れる前の煮込み時間です。
具材に火が通りやわらかくなるまで15〜20分程度を目安に煮込みましょう。ただし、使用する具材などによっても変わってくるので、おおまかな目安としてみておくと良いでしょう。
一方、1時間半〜2時間など長時間煮込んでしまうと、煮込みすぎによって野菜が煮崩れたり、肉が固くなってしまったりすることもあります。長く煮込めば煮込むほどおいしくなるというわけでもないので、長時間煮込むのはあまりおすすめできません。
ちなみに、ルウを加えてからはあまり煮込む必要はなく、適度なとろみがついたら火を止めます。
カレーを煮込むときのポイントは?
ここでは、おいしいカレーを作るための煮込みポイントについて解説します。
アクを取る
料理の際に出るアクを取るか取らないかは意見が分かれるところですが、カレーを作る際にはこまめにアクを取ることをおすすめします。食材から出るアクには雑味が含まれているため、きちんとアクを取ることでおいしいカレーに仕上がるのです。
また、アクを取ることでしっかりととろみがつきやすいというメリットもあります。
弱火で煮込む
カレーを煮込むときは、ルーを加える前後共に弱火にすることがポイントです。弱火で煮込むことで、脂と水が溶け合う「乳化」が起こりやすくなり、まろやかなカレーに仕上がります。
また、野菜の旨味をじっくりと引き出す、肉が固くなりにくいなどのメリットもあります。
蓋をしない
煮込み料理を作る際には鍋の蓋をするという人は多いかもしれませんが、カレーを作る際には蓋をしないことをおすすめします。
蓋をすると鍋の中が高温になりすぎ、じゃがいもが煮崩れたり、玉ねぎが溶けてしまったりします。
カレーの煮込み時間を短縮するには?
カレーの煮込み時短をより短縮する方法をご紹介します。
圧力鍋を使う
圧力鍋を使うことで、時間のかかる煮込み料理も時間を短縮することができます。肉や野菜もやわらかくなり、カレーにとろみがつきやすいのもポイントです。
ただし、煮崩れしやすいじゃがいもなどは時間差で加えたほうが良いでしょう。
レンジ加熱で下ごしらえをする
根菜などの火が通りにくい野菜は、あらかじめレンジ加熱しておくことで煮込み時間を短縮できます。
DELISH KITCHENの煮込み時間を短縮できるカレーのレシピ
ここでは、DELISH KITCHENの煮込み時間を短縮できるカレーのレシピをご紹介します。
煮込み時間短縮!こく深ビーフカレー
贅沢にステーキ肉を使った絶品ビーフカレーのご紹介です。フライパンで焼いた肉を最後に加えるので、カレー用の肉を長時間煮込む必要もありません。忙しいときでも大満足のカレーを作ることができますよ。
コンソメやオイスターソースを加えることでコクがアップします。
煮込み時間10分!豚バラ肉と玉ねぎの時短カレー
火の通りやすい豚バラ薄切り肉を使う時短カレーはいかがですか。野菜は旨味たっぷりの玉ねぎだけなので、数種類の野菜をカットする手間も省けます。
忙しくてもカレーが食べたいというときにおすすめのレシピです。
DELISH KITCHENのカレーについての記事をご紹介
カレーと一言でいっても、世界中にはさまざまな種類のカレーがあります。国や地域によっても異なる味わいのカレーが楽しめるでしょう。DELISH KITCHENではさまざまなカレーの種類について紹介していますので、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
自分なりのベストな煮込み時間を見つけよう!
煮込み時間によっておいしさが変わるカレーは、意外と奥深い料理と言えそうですね。好みの具材の固さやとろみ加減などもあると思うので、自分なりのベストな煮込み時間を探してみてはいかがでしょうか。
ちょっとした一手間でカレーがおいしくなるポイントもご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
いつものカレーがぐんとおいしくなるはずです。