
カレーの種類を徹底解説!国ごとの違いや特徴・レシピをご紹介
作成日: 2020/03/27
更新日: 2025/09/04
インドから広がったカレー。日本でよく食べられているカレーライスは小麦粉や牛肉を使って煮込んだイギリスのカレーが広まったものです。日本では煮込むイメージのあるカレーも、インドでは仕込みに時間をかけて短時間で作るもの。このようにカレーもその国々で特徴があります。今回はそんなカレーの種類をご紹介します。
バターチキンカレー
北インドのカレーで、ムルグマカニはバターチキンカレーのことです。バターの風味があるマイルドな定番カレー。鶏肉はしっかり下味に漬け込んで作ります。
キーマカレー
キーマとはヒンドゥー語でひき肉やこま切れ肉のことを言い、バターチキンカレーと同じく北インドのカレーです。日本ではひき肉を使ったカレーをキーマカレーと呼ぶことが多いのですが、インドでは使う食材や調理法も様々な種類があります。
パラクパニール(ほうれん草とチーズのカレー)
インドカレーのお店に行くとメニューでよく見かける、北インドのほうれん草とチーズのカレーです。見た目も緑色のカレーでチーズとよく合います。
チキンカレー
チキンカレーにもいろいろな種類があります。スリランカのチキンカレーは骨付き肉を使っており、ココナッツミルクを使うことも特徴的です。
ミャンマーのチキンカレー「チェッターヒン」はペブヤという発酵大豆の粉やレモングラス等を使ったカレーです。このように国によってそれぞれ違いがあります。
グリーンカレー
日本でも見かけることの多いタイのカレーで、ココナッツミルクや様々なスパイスを使って作ります。未熟な青い唐辛子を使いますが、辛さがあります。カレーとなっていますが、正確にはココナッツミルク、レモングラス、こぶみかんの葉、ナンプラー等を使ったゲーンという汁物です。
レッドカレー
タイのカレーで、グリーンカレーのゲーンのハーブの調合が変わったものがレッドカレーになります。赤い唐辛子を使っているので、色も赤くなり辛味もあります。
マッサマンカレー
タイ南部のカレーで、カルダモンやコリアンダー、ココナッツミルク等を使ったカレーです。2011年アメリカCNNインターナショナルのCNNGo「世界で最も美味な料理ランキング50」では1位に選ばれました。
気になるカレーは見つかりましたか?
今回はいろいろなカレーをご紹介しました。いつものカレーもスパイスを加えたり、具材を変えると簡単に違うカレーを楽しめますね。カレーのお店に行ったときは、メニューを見ていつも食べないカレーを食べてみるのもおすすめです。ぜひいろいろなカレーの種類を食べてみてください。きっとお気に入りのカレーが見つかるはず。