ニラの栄養を美味しく摂ろう!切り方や保存法も紹介
作成日: 2020/09/25
安価で一年中手に入れやすいニラは食卓の味方ですよね。火が通りやすいので、あと一品足りないときの時短レシピにも重宝する食材です。
この記事ではニラの栄養素や切り方、保存法など、ニラについての基礎知識をわかりやすく解説します。
また、ご飯のおかずにもおつまみにも大活躍する、ニラを使った美味しいレシピも紹介します。
ニラの栄養
生のニラ100gにはたんぱく質 1.7g、脂質 0.3g、炭水化物 4.0gが含まれており、カロリーは21kcalです。また、カリウムが100gあたり510mg含まれます。
他にもビタミンC 19mg、ビタミンK 180μg、ビタミンB群の一種である葉酸 100μgなどを含む野菜です。
【出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)】
ニラを美味しく食べるために
ニラを美味しく食べるための基本の切り方や保存方法、調理法によるメリットを解説します。
ニラの切り方
ニラの主な切り方には、ざく切りと粗みじん切りがあります。
ざく切りはニラを横向きにまな板にのせて揃え、根元の固い部分を1cmほど切り落とし、3~4cmの長さに切ります。ざく切りは、おひたしや炒め物、鍋物におすすめの切り方です。
みじん切りは、ざく切りと同じようにニラをまな板にのせて根元を切り落とし、端から5mm程度の粗みじんに切ります。粗みじん切りは、餃子や汁物,ニラを使ったタレなどにおすすめの切り方です。
ニラの保存方法
ニラは乾燥に弱く、しおれると水につけてもハリが戻らないため、新鮮なうちに正しく保存しましょう。
ニラの束を新聞紙の角に置き、対角の角に向かってクルクルと全体を包みます。
次に大きく広げたラップの角にニラを新聞紙ごと置き、対角の角に向かって同じように包みましょう。根が下になるよう、縦に野菜室に入れて保存します。
切らないと野菜室に入らない場合は、半分の長さにカットし、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れるのがおすすめです。
詳しくは動画でチェックしてくださいね。
ニラは生で食べる?加熱する?
ニラは生でも加熱しても食べられる野菜です。
生で食べると、加熱で失われやすい栄養素を効率よく摂れます。一方、加熱して食べることにも、かさが減るためたくさんの量を食べられるメリットがあります。
ただし、生のニラを食べすぎると、ニラに含まれるアリシンの殺菌作用により腸内細菌のバランスが乱れ、腸内環境が悪くなるおそれがあるため注意が必要です。
ニラを使ったDELISH KITCHENのレシピ
生でも加熱しても食べられるニラはいろいろなレシピに活用できます。以下では、ニラを使ったおすすめレシピを紹介します。
万能甘辛ニラ
きざんだ生のニラを調味料に漬けるだけの簡単万能ダレです。醤油と砂糖の甘辛ベースに生姜やにんにく、ごま油の香味をきかせました。火を使わずにできるのも手軽でうれしいですね。
白いご飯や麺類、肉料理、魚料理など、いろいろなメニューと相性がよく便利に使えます。
ニラ玉
ふんわり玉子と香りのよいニラが相性抜群のニラ玉は、家庭で簡単にできる中華料理のひとつです。ニラも玉子も火が通りやすい食材なので、調理時間10分ほどで完成します。
あと一品足りないときのお助けメニューにぴったりですね。
ニラと卵黄のごま油おひたし
調味料とあえてこんもり盛ったニラの中央に卵黄をのせました。巣ごもり状の見た目がかわいいひと品です。
ごま油の香りやめんつゆのうまみが効いていて、ニラひと束をペロリと食べられます。
にらと豚肉の味噌炒め
豚バラ肉とニラ、玉ねぎを味噌ダレで炒めた簡単スピードメニューです。にんにくのきいた甘めの味噌ダレはご飯がすすみます。
ナスなど、味噌ダレと相性のよい野菜をプラスするのもおすすめです。
いろいろな料理に大活躍のニラを美味しく食べよう!
ニラの栄養素や取り扱い方、おすすめレシピを紹介しました。生でも加熱しても食べられるニラは、活用できるレシピが多い便利な食材です。乾燥に弱いため早めに使いきりましょう。
香りが強いので、料理の塩分や油分が控えめでも存在感のあるおかずになります。いろいろな食材と相性のよいニラを上手に使って、食卓を充実させてください。