キャベツの栄養価は?保存方法や調理のコツもご紹介!
作成日: 2020/10/12
料理の付け合わせや和え物、煮込み料理など、料理に幅広く活躍するキャベツ。通年手に入るスタンダードな野菜ですが、栄養価はどれくらいあるのかご存知でしょうか。
今回は、キャベツにはどのような栄養が含まれているのか解説します。さらに、栄養をなるべく逃さない調理のコツや、上手に保存する方法も一緒に学んでいきましょう。
記事後半では、DELISH KITCHENのキャベツを使ったおすすめレシピもご紹介します!
キャベツの栄養成分
キャベツ(結球葉、生)可食部100g当たりのエネルギーは23kcalです。
主だった栄養成分として、キャベツ100g当たりビタミンCが41mg、ビタミンKが78μg、葉酸が78μg含まれています。
キャベツには、胃の粘膜の保護や再生を促進させる「ビタミンU」が含まれていることでも有名。
ビタミンUは、厳密にいうとビタミン類ではなく「ビタミンに似た働きをする成分」です。キャベツから発見された成分であることから、通称「キャベジン」とも呼ばれています。
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
キャベツの調理は加熱しすぎない
キャベツに含まれるビタミンCやビタミンUは、水に溶けやすく熱に弱いため、長時間水にさらしたり、加熱しすぎたりするとせっかくの栄養分が流れやすくなってしまいます。
栄養を最も効率良く摂取するためには、生のままで食べるか、加熱調理の際はさっと短時間で行うのがおすすめです。
キャベツを茹でる場合は、茹でた汁ごとスープにして飲むことで、溶け出した栄養分も逃さずに摂取できるでしょう。
また、キャベツに含まれるビタミンKは脂溶性のビタミンであることから、焼く、炒めるといった調理をする際は、油を一緒に使用することで効率良く栄養を摂ることができます。
キャベツの保存方法
キャベツは、芯がついたままだと成長を続けていき、葉の栄養分がどんどん失われていきます。
丸ごと保存する場合は、芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーをくり抜いた穴に詰めておきましょう。さらに新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存します。
このとき、ポリ袋はきっちり閉じず、キャベツが呼吸できるように軽く閉じるようにしましょう。
切ったキャベツの場合は、芯に包丁で切れ目を入れて保存することで、成長を防ぐことができます。切った断面は酸化しやすいので、丸ごと保存する場合とは違い、ぴったりとラップで包んで保存するのがポイントです。
いずれの場合も、冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
以下の動画では、キャベツの保存方法を丸ごと、1/2個、1/4個を保存する場合に分けてご紹介しています。
キャベツを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、キャベツを使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピをご紹介します!
無限キャベツ
相性抜群のツナと和えることで、旨味倍増!文字通り、キャベツが無限に食べられそうなくらいのおいしさです。
大変な千切りも、ピーラーを使えば簡単でスピーディー♪調味料で和えたあと、レンジでさっと加熱することでキャベツのかさが減り、しっとりと食べやすくなります。
キャベツと卵のコンソメスープ
キャベツの栄養を汁ごと摂れるうれしいレシピ♪溶き卵を回し入れたら固まるまで少し待ち、そっと混ぜるようにするのが、卵をふんわりと仕上げるコツです。
粉チーズをかければ、さらにコクがアップ!さっと簡単に作れるので、忙しい朝のメニューにもおすすめです。
やみつきキャベツ
ざく切りにしたキャベツと調味料を、袋の中でもむだけ♪冷蔵庫で少し休ませることで、味が良くなじんでおいしくなります。
食欲そそるごま油の香りで、箸が止まらない一品です!お酒のおつまみにもいかがでしょうか。
はさみキャベツのコンソメ煮
キャベツを芯をつけたまま豪快に使った、ボリュームたっぷりの一皿。葉と葉の間に肉だねを挟み、コンソメでじっくり蒸し煮にします。
柔らかく煮えたキャベツは自然な甘さが引き出され、絶品!旨味が溶け込んだスープと一緒にいただきましょう。
春キャベツを使ったレシピですが、普通のキャベツでもおいしく調理できます。
キャベツの栄養を逃さず調理しよう!
生でも加熱してもおいしく食べられるキャベツは、さまざまな料理に使える便利な野菜です。
キャベツにはビタミンCやビタミンUなど、体にうれしい栄養分が含まれていることが分かりました。しかし、これらは熱に弱いものが多いため、調理の際は加熱しすぎないように注意が必要です。
今回ご紹介した調理のコツや保存方法、おすすめレシピを参考にして、キャベツをおいしく調理してみましょう。