DELISH KITCHEN

タラの芽は山菜の王様!おいしく季節感を味わおう!

作成日: 2020/12/09

タラの芽は、旬の時期になるとスーパーなどにも出回る比較的ポピュラーな食材です。しかし、どのように下ごしらえすればよいかがわからず、自分では調理したことがないという人もいるのではないでしょうか。
いろいろな食べ方ができる食材ですから、ぜひ自分で調理してみましょう。
この記事では、タラの芽の魅力とおすすめレシピを紹介します。

目次

  1. タラの芽とは
  2. タラの芽の旬は?
  3. タラの芽を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. タラの芽の天ぷら
    2. タラの芽のおひたし
    3. タラの芽のごま和え
    4. タラの芽とベーコンのバター醤油パスタ
  4. おいしく食べて春を実感しよう

タラの芽とは

「タラの芽」とは、ウコギ科の落葉低木「タラノキ」の新芽を指す呼び名です。
タラノキは日本全国に自生している植物なので、その新芽にあたるタラの芽は、古くから「春を告げる山菜」の1つとして親しまれてきました。
程よい苦みともちっとした食感が特徴で、「山菜の王様」とも呼ばれます。ただし、常温では長持ちしません。乾燥すると持ち味の苦みが強くなるため、乾燥させないように気を付けて保存することが大切です。

なお、タラの芽が採れるタラノキは2種類あります。オンダラとメダラです。
オンダラは硬くて大きなトゲがあり、タラの芽として食べられる部分に赤いポツポツが見られます。山菜採りの際には目印になるので、天然物として食べられるものの多くはオンダラです。
それに対して、メダラの幹にはトゲがなく、食べられる部分にも赤いポツポツがありません。栽培しやすいので、スーパーなどで見かけるハウス栽培物の多くはメダラのタラの芽です。

タラの芽の旬は?

タラの芽の旬は、木の芽が芽吹く春から初夏にかけての時期です。ただし、タラの芽には天然物とハウス栽培物があり、出回る時期にずれがあります。

天然物の旬は4~5月ごろです。採れる場所の気候にもよりますが、桜が咲く時期とほぼ重なっています。
それに対して、ハウス栽培物の出荷は毎年12月ごろから始まり、3月ごろがピークです。そのため、ハウス栽培物が最も手に入りやすいのは、天然物より少し早い3月ごろといえるでしょう。

タラの芽を使ったDELISH KITCHENのレシピ

新鮮なタラの芽が入ったら、鮮度が落ちる前に調理して食べましょう。ここでは定番も含めタラの芽をおいしく食べるためのレシピを4つ紹介します。

タラの芽の天ぷら

天ぷらはタラの芽の食べ方の中でも定番中の定番といえる人気の食べ方です。
油で調理することによって、タラの芽を初めて食べる人でもタラの芽特有の苦みや香りを堪能しやすくなります。
食べるときは天つゆではなく塩で食べるのがおすすめです。持ち味の香りや苦みが消えることなく、程よく感じられます。

タラの芽のおひたし

おひたしは油を使わないので、タラの芽の持ち味である苦みや香りがストレートに感じられます。ほろ苦さがたまらない「大人の味覚にぴったり」の一品です。
しっかり下ごしらえすることにより食感もよくなります。お酒のおつまみにもぴったりです。

タラの芽のごま和え

ほろ苦いタラの芽と濃厚なごまは相性抜群の組み合わせです。ごまの香ばしさが、タラの芽特有の苦みを適度に和らげてくれます。苦いのはあまり得意ではないという人でも、おいしく食べられるでしょう。
簡単にできるのに手間がかかっているように見えることも魅力の1つです。

タラの芽とベーコンのバター醤油パスタ

タラの芽は和食以外でもおいしく食べられます。特にパスタの具材として使うと、独特の苦み、香り、食感のすべてを活かせるのでおすすめです。
タラの芽が元々和の食材ということもあり、バターに醤油を組み合わせることで味のバランスがよくなります。

おいしく食べて春を実感しよう

タラの芽は独特の香りや苦みを楽しむ春の山菜です。香りや苦みをしっかり味わえる調理方法を選んで季節感を堪能しましょう。
タラの芽をおいしく食べるコツは下ごしらえをしっかり行うことです。下ごしらえの仕方はそれほど難しいものではありません。ひと手間加えるだけで味わいに大きな差がでるので、覚えて実際に調理してみましょう。

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