カトルカールとはどんな意味?作り方や簡単レシピもご紹介
作成日: 2021/06/24
「カトルカール」という名前を聞いたことがあるでしょうか。
カトルカールは、シンプルな材料で作れる、どこか懐かしい味わいの素朴なバターケーキのことです。
この記事では、カトルカールという名前の意味や作り方について解説します。
また、定番のものから炊飯器で作れる簡単レシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カトルカールについて
カトルカールとは、どのようなお菓子なのでしょうか。
名前の意味や作り方について解説していきます。
カトルカールとは
カトルカールはフランス語で、カトルは「4」、カールは「4分の1」という意味です。
バター、砂糖、卵、薄力粉の4つの材料を、全重量の4分の1ずつ使って作るバターケーキのため、このような名前がつきました。
カトルカールの作り方
カトルカールは、パウンドケーキ型で作ります。
代表的な作り方には「シュガーバッター法」と「フラワーバッター法」があります。
シュガーバッター法では、はじめにバターと砂糖を混ぜてから、卵、薄力粉を順番に加えます。
卵を卵黄と卵白に分けメレンゲを立てて作る方法と、溶き卵を加える方法があります。
フラワーバッター法は、はじめにバターと薄力粉を混ぜてから、卵、砂糖を加える製法です。
卵と砂糖をひとつずつ分けて加える方法と、泡立ててから加える方法があります。
【基本】DELISH KITCHENのカトルカールレシピ
基本のカトルカールのレシピをご紹介します。
《シュガーバッター法》
シュガーバッター法は「別立て法」と「全卵すりこみ法(共立て法)」に分けられます。
別立て法で作るカトルカール
「シュガーバッター別立て法」とは、卵黄と卵白を分け、メレンゲを立てて作る方法です。
生地を混ぜるときに分離しにくいのがポイントです。ふんわり口溶けのよい仕上がりになります。
全卵すりこみ法で作るカトルカール
「全卵すりこみ法」では、バターと砂糖を混ぜ、溶き卵を少量ずつ加えていきます。
「シュガーバッター共立て法」とも呼ばれ、しっとりとした食感に仕上がります。
《フラワーバッター法》
フラワーバッター法で作るカトルカール
フラワーバッター法では、最初にバターと薄力粉を混ぜるので、生地が分離しにくいのが特徴です。
きめ細かくふんわりとしたカトルカールに仕上がります。
【簡単】DELISH KITCHENのカトルカールレシピ
炊飯器で簡単にカトルカール風ケーキを作りましょう。
パウンドケーキ型ではなく炊飯器で作ることで丸型に仕上がります。膨らみやすいように別立て法にして、ベーキングパウダーを加えます。
5.5合と3合の炊飯器で作るレシピをそれぞれご紹介します。
炊飯器カトルカール風ケーキ(5.5合)
炊飯器カトルカール風ケーキ(3合)
お好みの方法でカトルカールを作ってみよう
この記事では、カトルカールについて解説しました。
カトルカールとはバター、砂糖、卵、薄力粉の4つの材料を、全重量の4分の1ずつ使って作るバターケーキのことです。
作り方には、シュガーバッター法とフラワーバッター法があるので、それぞれ仕上がりの食感を楽しむのもよいでしょう。
炊飯器で簡単に作るレシピもご紹介しましたので、ぜひご家庭で作ってみてくださいね。