ジャンバラヤとは?特徴やご家庭でできるレシピご紹介
作成日: 2021/08/06
スパイスがきいたご飯料理である「ジャンバラヤ」を食べたことはあるでしょうか。
名前は聞いたことがあっても、どのような料理なのか分からないという人も多いかもしれません。
この記事では、ジャンバラヤについて特徴や起源、ご家庭でも作れるジャンバラヤのレシピなどをご紹介します。
スパイシーな味わいのジャンバラヤを、お家で楽しんでみてはいかがでしょうか。
ジャンバラヤについて
ジャンバラヤとはどんな料理なのか、特徴や似た料理との違いも含めてご紹介します。
ジャンバラヤとは
ジャンバラヤは、ケイジャン料理の一種で、アメリカ合衆国南部のルイジアナ州で庶民の味として愛されている郷土料理です。
ケイジャン料理とは、アメリカ南部のルイジアナ州の料理のことで、「ケイジャン」はフランス系カナダ人のことを意味する「アカディア人」という言葉がなまって変化した言葉といわれています。
ジャンバラヤは米や肉、野菜などを使ったご飯料理のひとつです。
炒めた具材に米や調味料、スパイスを加えて炊き上げる、炊き込みご飯のような料理です。
タバスコやチリソースなどで味付けするため、スパイシーで辛味がきいた味わいが特徴です。
ジャンバラヤの起源
ジャンバラヤの起源は、スペイン料理のパエリアといわれています。
パエリアは主に魚介類を具材とし、サフランなどを使う炊き込みご飯です。
ジャンバラヤの発祥であるルイジアナは、スペイン人によって支配されていた歴史があり、その頃の影響からパエリアが派生してジャンバラヤになったとされています。
パエリアとの違い
パエリアから派生したといわれているジャンバラヤですが、明確にここが違うといった定義はありません。
一般的には、メインに使用する具材や味付けによって呼び分けられています。
具材に貝や魚といった魚介類をメインで使い、香辛料を多用せず辛味がないものは、パエリアと呼ばれています。
一方、肉や野菜を具材として、チリパウダーやカイエンペッパーなどの香辛料を使ったスパイシーな味付けのものは、ジャンバラヤとされていることが多くなっています。
また、現地ではジャンバラヤを作る際に、肉のほかにソーセージを使うことも多いようです。
DELISH KITCHENのジャンバラヤのレシピ
ここでは、ジャンバラヤの作り方をみていきましょう。
本来の作り方である生米から作る本格的なレシピから、炊いた白ごはんで作るもの、炊飯器を使った手軽なものまでご紹介します。
【生米(フライパン)】
ジャンバラヤ
ケイジャンスパイスを使い、生米を具材と一緒に炒めてから炊き上げる本格的なジャンバラヤです。
ケイジャンスパイスとは、アメリカ合衆国などではおなじみのミックススパイスです。チリパウダー、パプリカパウダー、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、カイエンペッパー、黒こしょうなどが入っていて、これひとつでスパイシーな味わいに仕上げられます。
【生米(炊飯器)】
ジャンバラヤ
ケチャップやカレー粉、コンソメなどと一緒に炊き上げたご飯を、炒めた具材と混ぜて作るジャンバラヤです。
炊飯器を使って仕上げたご飯を具材と混ぜるだけなので簡単に作れます。
【白ごはん】
フライパンでジャンバラヤ
食材とご飯を炒めて作る、食べたいときにパッとできる簡単レシピです。
使用する調味料はしょうゆ、ケチャップ、とんかつソース、カレー粉、塩こしょうと手に入りやすいもので作れます。
DELISH KITCHENのジャンバラヤのアレンジレシピ
ジャンバラヤのアレンジレシピをご紹介します。
ジャンバラヤ風マッシュルーム炒め
鶏むね肉、マッシュルーム、ピーマン、玉ねぎをジャンバラヤ風の味わいに炒めた料理です。
ケチャップ、カレー粉、塩こしょうでスパイシーな味わいに仕上げます。
ジャンバラヤドリア
スパイシーなジャンバラヤにクリーミーなホワイトソースを合わせることで、マイルドな味わいになるドリアです。
ホワイトソースはレンジで簡単に作れます。
ジャンバラヤはパエリアが起源のスパイシーなケイジャン料理
ジャンバラヤは、スペイン料理のパエリアから派生したとされているケイジャン料理のひとつです。
肉や野菜を具材として、香辛料を使ったスパイシーな味付けのご飯料理です。
ケイジャンスパイスを使うと本格的な味わいになりますが、カレー粉やケチャップ、ソースなど身近な調味料でも作れます。
ご紹介したレシピを参考に、ご家庭でジャンバラヤを楽しんでみてはいかがですか。