1カップとは何cc(ml)?重量やはかり方も解説!
作成日: 2021/09/27
料理のレシピによく出てくる「1カップ」とは、容量で表すと何cc(ml)なのかご存じですか。
また、計量カップには料理用のもののほかに、米用の計量カップもありますが違いはあるでしょうか。
この記事では、1カップの容量や重量について解説します。
お米の1カップについてや、それぞれの正しいはかり方もご紹介しますので参考にしてください。
1カップとは
1カップは、計量カップ1杯分のことで、200cc(200ml)です。
1カップの容量は国によって異なり、アメリカでは240cc(240ml)、カナダやニュージーランド、オーストラリアでは250cc(250ml)となっています。
日本で販売されている計量カップでも、米用のものは容量が180cc(180ml)なので注意しましょう。
1カップは何cc(ml)か
1カップとは何cc(ml)なのでしょうか。
粉類と液体の正しいはかり方も合わせてご紹介しますので、参考にしてください。
1カップは200cc(200ml)
日本の計量カップの場合、1カップは200cc(200ml)です。
計量カップを使えば、水などの液体や小麦粉などの固体の体積をはかることができます。
なお、計量カップは体積をはかるものなので、重量ははかれないことを覚えておきましょう。
1カップのはかり方
1カップのはかり方を、粉類と液体、それぞれご紹介します。
【粉類】
粉類をはかるときは、最初にダマをつぶしておきます。
粉を入れたら平らにならし、計量カップの目盛りを真横から見るのがポイントです。
また、計量カップでは1g単位までははかれないため、パンなどを作るときはデジタルスケールを使うようにしましょう。
こちらの動画も合わせてご覧ください。
【液体】
液体をはかるときも、計量カップの目盛りを真横から見ます。
平らな場所に計量カップを置いて液体を入れたら、しゃがむなどして真横からまっすぐ目盛りを確認しましょう。
こちらの動画も参考にしてみてください。
1カップは何gか
液体や粉類、同じ1カップでも食材によって重さが異なります。
ここでは、水、小麦粉(薄力粉)、パン粉について目安の重量をご紹介します。
水
水は、1カップあたり200gです。
1カップは200cc(200ml)なので、計量カップで水をはかるときは、重量と体積が同じ値になります。
なお、水の大さじ1の重量は15gです。
酒、酢、だし汁、牛乳、ヨーグルト、生クリームも同様なので覚えておきましょう。
小麦粉(薄力粉)
小麦粉は、1カップあたり約100gです。
小麦粉の場合、体積よりも重量の方が小さくなります。
また、小麦粉の大さじ1は9gです。
小麦粉は小さな粒の集まりで、粒と粒の間に空気が入る分、水よりも重量が軽くなります。
パン粉
パン粉は、1カップあたり約40gです。
これは乾燥のパン粉だけでなく、生パン粉も同様です。
また、パン粉の大さじ1の重量は3gになります。
パン粉は粒が大きいので、計量カップに入たときに隙間ができるため重量が軽くなります。
お米の1カップは少し違う
日本の計量カップでも、米用のものは容量が異なります。
お米のはかり方も合わせてみてみましょう。
お米の1カップは何cc(ml)か
米用の計量カップの場合、1カップは180cc(180ml)です。
米用の計量カップ、1カップ分が1合となり、重量に換算すると150gに相当します。
料理で使う計量カップは、1カップが200cc(200ml)であり、容量が異なるので注意しましょう。
また、こちらの記事では米1合について詳しく解説しています。
お米のはかり方
同じ分量を炊いても、炊き上がったご飯のかたさが違うことはないでしょうか。
その場合は、お米を正しくはかれていないことが原因かもしれません。
こちらの動画では、計量カップとスケールを使ったお米のはかり方をご紹介していますので、参考にしてください。
大さじ1・小さじ1は何cc(ml)か
料理でよく使われる大さじや小さじは、それぞれ何cc(ml)なのでしょうか。
こちらの記事では詳しく解説するとともに、食材ごとの重量についてもご紹介しています。
1カップの容量を知ってはかり方をマスターしよう!
1カップとは、計量カップ1杯分のことで、200cc(200ml)になります。
液体や粉類をはかるときに使いますが、どちらも平らな場所に置き、目盛りを真横から確認することがポイントです。
また、米用の計量カップは容量が異なり、1カップあたり180cc(180ml)となります。
料理用のものと同じではないため、注意しましょう。