プルコギとは?作り方やアレンジレシピもご紹介
作成日: 2021/11/19
日本でもなじみがあり人気のある韓国料理。さまざまな料理がありますが、その中のひとつにプルコギがあります。甘辛い味付けでご飯にもよく合いますが、食べたことのない場合はどのような料理か分からないこともあるかもしれません。
この記事では、プルコギについて味や材料などのほか、基本的な作り方やアレンジレシピをご紹介します。
プルコギについて
プルコギとは、どのような料理なのでしょうか。材料や味、調理方法についてみていきましょう。
プルコギとは
プルコギは韓国料理のひとつで、発祥は高句麗時代の朝鮮半島といわれています。「プル」は火、「コギ」は肉を表します。
ただ、単純に火を通した肉をプルコギというのではなく、牛肉を甘辛いたれに漬けて下味を付けてから焼くのが特徴です。
プルコギの材料
一般的なプルコギには、薄切りの牛肉が使われます。下味を付けた牛肉と、玉ねぎ、にら、パプリカなどの野菜を一緒に焼いて作ります。
また、春雨を入れることもあります。プルコギに使う韓国の春雨は、日本でよく見かけるものよりも太く、もちもちとした食感です。
プルコギの味
プルコギは甘辛い味わいが特徴で、おもに、にんにく、しょうが、しょうゆ、酒、砂糖、コチュジャン、ごま油などが使われています。
香りのよいにんにくやしょうが、ごま油の風味と、コチュジャンのピリッとした辛味が楽しめます。また、砂糖やしょうゆを使うことで甘辛く仕上がります。
プルコギの調理
本場韓国では、中心部分が盛り上がった形をしているプルコギ鍋で調理します。
盛り上がった部分に下味を付けた牛肉を入れ、縁の方に野菜を入れます。そうすることで、牛肉の旨味たっぷりの肉汁が甘辛いたれとともに中心から縁に流れ、野菜に染み込みます。
ご家庭でプルコギを作る場合は、フライパンで代用することができます。牛肉と野菜をよく混ぜて加熱し、味のムラをなくしましょう。
プルコギの作り方
基本的なプルコギの作り方をご紹介します。コチュジャンがきいた甘辛いたれが食材に染み込み、ご飯との相性が抜群です。
基本のプルコギ
食材に甘辛いたれをもみ込み、フライパンで炒めるだけで手軽に作れます。炒める前に調味料を食材になじませることで、味のムラなく仕上がります。お好みの肉や野菜を使ってもおいしく作れますよ。
DELISH KITCHENのプルコギのアレンジレシピ
本来、プルコギには牛肉が使われますが、豚肉や鶏肉などさまざまな食材で楽しまれています。また、レンジで手軽に作ったり、うどんやチャーハンなどにアレンジすることができますよ。
鶏もも肉のプルコギ風炒め
鶏もも肉を使ったプルコギ風の炒め物です。コチュジャンだけでなく、輪切りの唐辛子も加えると辛味が引き立ちます。しっかりとした味付けなので、ご飯と一緒にいただきましょう。
豚肉のプルコギ風
牛肉の代わりに豚肉を使ったアレンジレシピです。豚バラ肉を使うと、こってりとした味わいに仕上がります。赤パプリカやニラを使えば、食欲をそそるカラフルな一品になりますよ。
プルコギ丼
ガッツリ食べたいときにおすすめのプルコギ丼です。しっかり下味をつけた牛肉がご飯とよく合います。きれいな見た目に仕上げるために、野菜の切り方を揃えるようにしましょう。
プルコギチャーハン
牛肉の下味用の調味料も合わせて炒めるチャーハンです。甘辛い味付けが全体に回り、あとを引くおいしさです。目玉焼きをトッピングすれば、まろやかな味わいも楽しめますよ。
牛肉のプルコギ風うどん
レンジで作れるプルコギ風うどんのレシピです。めんつゆ、おろししょうが、コチュジャンだけで手軽に味付けできます。短時間で簡単に作れて野菜も食べられるので、忙しい日のランチにいかがでしょうか。
甘辛い味わいのプルコギを作ってみよう
プルコギは、甘辛いたれに漬け込んだ牛肉を野菜と一緒に炒める韓国の定番料理です。作る際は加熱する前に、食材に調味料をからめておくことで味のムラになりません。調理工程も簡単なので手軽に作れるでしょう。
また、牛肉の代わりに豚肉や鶏肉を使ったり、ご飯やうどんなどと一緒に炒めたりと、幅広くアレンジできます。ご紹介したレシピを参考に、ご家庭でもプルコギを作ってみてください。