DELISH KITCHEN

カツレツとは?意味やトンカツとの違いについて解説!

作成日: 2020/05/20

レストランや洋食屋などでも人気の「カツレツ」。衣をつけて調理されたカツレツは、ボリューム満点で食べ応えのある料理です。
こちらの記事では、カツレツとはどんな料理か、またカツレツとフライ、トンカツとの違いなどについて解説します。

目次

  1. カツレツとは?
  2. カツレツと「フライ」、「トンカツ」の違いは?
  3. カツレツのDELISH KITCHENレシピ
  4. サクサク、ジューシーなカツレツを作ってみよう!

カツレツとは?

「カツレツ」とは、仔牛の薄切り肉にパン粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きにした料理です。
カツレツという名前はもともと、フランスの「コートレット」が由来とされています。本来、コートレットとは仔牛や羊、豚などの骨付き肉のことを指しますが、パン粉をつけて調理したものも同様にコートレットと呼ばれます。コートレットは英語で「カットレット(cutlet)」となり、これが変化してカツレツと呼ばれるようになったようです。
かつて、コートレットには仔牛の肉が使われていましたが、現在では手に入りやすい豚肉や鶏肉で作られるものもあります。

カツレツと「フライ」、「トンカツ」の違いは?

カツレツとフライの違いは、カツレツが肉類を揚げたものに対して、フライは魚介類や野菜などを揚げたもののことを指します。イカフライやエビフライ、ポテトフライなどは人気のメニューです。
ただし、広い意味においてはフライは揚げ物全般を指すため、肉類を揚げたものをフライと呼んでも問題ありません。英語の「フライ(fry)」には「油で揚げる」だけでなく、「焼く」「炒める」などの意味もあります。日本でフライと呼ばれている調理法は、正確には英語で「deep fry」となります。ポテトフライなどは衣をつけずにじゃがいもをそのまま揚げますが、この場合にも「フライ」が使われるのです。

また、豚肉に小麦粉や溶き卵、パン粉をつけて油で揚げた「トンカツ」もカツレツととてもよく似ています。カツレツとトンカツの違いは、油で揚げ焼きにするのか揚げるのかの違いとされ、油の量や調理法が異なるため別物と考えられています。
日本では「カツ」という場合、トンカツのことを指すことが多く、トンカツを用いた「カツ丼」や「カツカレー」、「カツサンド」などは人気のメニューです。また、カツレツはさまざまな種類の肉で作られるのに対して、トンカツは豚肉のみが使用されます。

ちなみに、トンカツを初めて提供したお店は、かつて東京上野御徒町にあった洋食屋「ポンチ軒」だといわれています。現在はもうないお店ですが、営業当時コックの島田氏がお店で豚肉に衣をつけて揚げた料理をトンカツという名前で出したのが始まりだったようです。

カツレツのDELISH KITCHENレシピ

サクサク、ジューシーなカツレツを作ってみよう!

普段何気なく食べているカツレツやトンカツも、その違いについては意外と知らないものです。由来を知ることで、よりおいしさが増すかもしれませんね。
大人も子どもも大好きなカツレツは自宅でも作ることができます。外側はカリッと中はジューシーなカツレツ、揚げたてはまた格別です。

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