DELISH KITCHEN

だだちゃ豆とは?旬の時期や枝豆との違いについて解説

作成日: 2022/04/07

「だだちゃ豆」のことをご存じでしょうか。名前は聞いたことがあり、枝豆の一種であることまではご存じの方もいらっしゃるでしょう。しかし、枝豆と何が違うのかまではあまりよく分からないという方も多いかもしれませんね。

この記事では、だだちゃ豆のおいしい時期や枝豆の違い、美味しいレシピなどをご紹介します。

目次

  1. だだちゃ豆とは
  2. だだちゃ豆の特徴
  3. だだちゃ豆の由来
  4. だだちゃ豆と枝豆の違い
  5. だだちゃ豆の収穫時期の違い
  6. だだちゃ豆を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 枝豆のさっぱり和え
    2. 枝豆の落とし揚げ
    3. 枝豆のおつまみグリル
    4. ささみと枝豆のワインバター蒸し
    5. 枝豆とにんじんの豆腐つくね
    6. 枝豆ご飯
  7. だだちゃ豆は山形県鶴岡市のブランド枝豆

だだちゃ豆とは

山形県鶴岡市でのみ栽培され、7~9月に旬を迎える枝豆が「だだちゃ豆」。だだちゃ豆は、鶴岡市の白山(しらやま)地区で江戸時代から代々受け継がれてきた在来野菜です。

だだちゃ豆の特徴

だだちゃ豆は、さやに生えた産毛と豆の薄皮が茶色く、くびれが深いのが特徴。旨みと甘みが強く、噛むほどに味わいが増すだだちゃ豆は「枝豆の王様」と表現されるほどです。

だだちゃ豆の由来

「だだちゃ」とは、庄内地方の方言で「お父さん」のこと。枝豆好きの殿様にまつわる逸話から、いつからかこの地域で採れる枝豆がこの名前で呼ばれるようになりました。

だだちゃ豆と枝豆の違い

いくつかある枝豆のブランドのひとつがだだちゃ豆。一般的な枝豆との見た目の違いは、さやの産毛や豆の薄皮が茶色であるという点です。また、もともと枝豆はあまり日持ちしない野菜ですが、だだちゃ豆はより足が早いという特徴があります。

だだちゃ豆の収穫時期の違い

だだちゃ豆は、収穫時期ごとに「極早生(ごくわせ:栽培期間70〜75日ほど)」「早生(わせ:栽培期間75〜80日ほど)」「中生(なかて:栽培期間85〜90日ほど)」「晩生(おくて:栽培期間120日ほど)」と名称が異なります。


各収穫時期で異なる味わいが楽しめるのも、だだちゃ豆の魅力ですね。

だだちゃ豆を使ったDELISH KITCHENのレシピ

だだちゃ豆を使ったおすすめのレシピをご紹介します。

ここでご紹介するレシピは全て枝豆を使用したものですが、だだちゃ豆でも美味しく作れます。ぜひ試してみてくださいね。

枝豆のさっぱり和え

箸休めにぴったりの、枝豆のさっぱり和えをご紹介します。枝豆をさやから出す手間はありますが、味付けは白だしと酢、塩だけなのでとても簡単。旨味の強いだだちゃ豆でもぜひお試しください。

枝豆の落とし揚げ

枝豆の風味と食感が楽しめる、落とし揚げのレシピです。長芋のふわふわ食感と枝豆の歯ごたえがクセになること間違いなし。桜えびの旨味も加わって、箸が止まらなくなる美味しさです。

枝豆のおつまみグリル

シンプルな塩茹では、ビールのおつまみとして定番ですが、こちらのレシピで作るおつまみグリルもぜひ試してみてください。オリーブオイルとチーズの絶妙な味わいは、ワインにぴったりです。

ささみと枝豆のワインバター蒸し

ささ身と枝豆で作る、バターの香りが食欲をそそる一品をご紹介します。味付けは塩だけとシンプルですが、バターのコクとたっぷりの枝豆の旨味、トマトの酸味で風味豊かに仕上がっています。

枝豆とにんじんの豆腐つくね

豆腐入りのふわふわ食感のつくねの中に、たっぷりの野菜がうれしい一品をご紹介します。甘辛いタレが絡んで、おつまみにもご飯にもぴったり。枝豆とにんじんの色合いもきれいです。

枝豆ご飯

枝豆の茹で汁を使った、炊き込みご飯のレシピをご紹介します。枝豆の茹で汁には旨味がたっぷり。この汁を炊飯に使うことで、より枝豆の旨味がご飯に染み込みます。旬の時期にはぜひ味わってみてください。

だだちゃ豆は山形県鶴岡市のブランド枝豆

「お父さん」の意味を持つ庄内地方の方言が呼び名としてつけられた「だだちゃ豆」。だだちゃ豆は「枝豆の王様」と呼ばれるほど、旨味と甘味の強い美味しい枝豆です。一般的な枝豆と同じように、そのまま塩茹でしておつまみにしたりいろいろな料理に活用したりして、その美味しさを堪能してみてくださいね。

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