DELISH KITCHEN

ソウダガツオとは?おすすめの食べ方もご紹介!

作成日: 2022/04/19

ソウダガツオとはどのような魚かご存知ですか?初めて名前を聞く人もいるのではないでしょうか。この記事ではソウダガツオとはどのような魚なのかについてご紹介します。美味しく食べられるレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. ソウダガツオとは
  2. ソウダガツオの旬・産地
  3. カツオとの違い
  4. ヒスタミン食中毒に注意
  5. カツオを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. カツオのたたきの香味野菜のせ
    2. カツオのスタミナ漬け丼
    3. かつおの竜田揚げの香味野菜がけ
    4. かつおのガーリックステーキ
    5. カツオのしょうが焼き
  6. ソウダガツオにはヒラソウダとマルソウダの2種類ある!

ソウダガツオとは

ソウダガツオはスズキ目・サバ科・ソウダガツオ属に分類される魚です。ソウダガツオは2種類に分けられており、ヒラソウダとマルソウダがあります。ヒラソウダは身体が平たくマルソウダよりも漁獲量が少ないのに対して、マルソウダは身体が丸っぽく血合いが多いため、ソウダ節としてだしにされています。

ソウダガツオの旬・産地

ソウダガツオの産卵は春〜初夏で、旬の時期は脂がのっている晩秋〜冬の時期です。主な産地は高知県で全国のおそよ半分を占めており、長崎県や宮崎県、富山県などでもよく漁獲されています。

カツオとの違い

ソウダガツオとカツオの違いは、見た目や旬の時期です。カツオのお腹にはしましまの模様がありますが、ソウダガツオにはありません。ソウダガツオの模様はサバに似ており、背面は藍青色で後ろの部分には雲状紋があるのが特徴です。

またカツオは生食・加工どちらにも向いており鰹節にもできますが、ソウダガツオは血合いが多いため傷みやすく、鮮度が落ちやすいため生食にはあまり向いておりません。そのため刺身で食べられる地域は限られており、鰹節などに加工されます。

またカツオの旬は初カツオの場合は4〜6月で、戻りカツオの場合は9月ころが旬です。

ヒスタミン食中毒に注意

ソウダガツオを食べる時はヒスタミン食中毒に注意しましょう。ヒスタミン食中毒とは、
魚介類に含まれているヒスチジンがヒスタミンに変換されることで起きる食中毒の一つです。なかでもマルソウダガツオは血合いが多く、ヒスチジンが多いため注意が必要です。


ソウダガツオを食べる際は下記4点に注意しましょう。
・魚を購入したら常温で放置せず、速やかに冷蔵庫で保管するようにしましょう。
・ヒスタミン産生菌はエラや消化管に多く存在するため、魚のエラや内臓は購入後できるだけ早く取り除きましょう。
・鮮度が低下している可能性のある魚は食べないようにしましょう。加熱調理を行っても分解はされません。
・ヒスタミンを高濃度に含む食品を口に入れた場合、くちびるや舌先に通常とは異なる刺激を感じることがあります。

カツオを使ったDELISH KITCHENのレシピ

カツオの簡単に作れるレシピをご紹介します。

カツオのたたきの香味野菜のせ

カツオの刺身を使ってたたきを作ります。たっぷりの香味野菜をのせていただくことで、さっぱりといただけますよ。たたいた長芋も使用するため、長芋のねばりが加わりカツオによく絡みます。

カツオのスタミナ漬け丼

カツオの刺身を使った漬け丼のレシピです。にんにくやコチュジャンを使った漬けダレにカツオを漬けるため、ご飯もよく進みます。途中で卵黄を絡ませることで、味の変化も楽しめます。

かつおの竜田揚げの香味野菜がけ

カツオは揚げる前に漬けこむことで、味がよく染みこみます。竜田揚げにすることでサクッとした食感が楽しめます。ご飯との相性がいいのはもちろんのこと、お酒のお供にもぴったりな一品です。

かつおのガーリックステーキ

にんにくの香りが食欲をそそられる、かつおのステーキです。普段とは違う味わいを堪能したい時におすすめの食べ方です。かつおに薄く薄力粉をまぶして焼くことで、タレもよく絡みます。

カツオのしょうが焼き

カツオをタレに漬けこんでおくので、焼くだけで簡単にしょうが焼きが作れます。豚で作るしょうが焼きとは違う味わいが楽しめる一品です。しょうがの味が染みたカツオは、ご飯のよく進むおかずになります。

ソウダガツオにはヒラソウダとマルソウダの2種類ある!

ソウダガツオはヒラソウダとマルソウダの2種類あり、晩秋〜冬の時期が旬の魚です。血合いが多いため鮮度が落ちやすく、生食として食べられる地域は限られています。ソウダガツオの血合いにはヒスチジンが多く存在するため、ヒスタミン食中毒に注意しなければなりません。ソウダガツオを食べる時は、鮮度などを確認して食べるようにしましょう。

【参照】
・厚生労働省「ヒスタミンによる食中毒について|ヒスタミンによる食中毒とは」(2022/04/19)

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。