フォンダンとは?アイシングとの違いや料理レシピもご紹介
作成日: 2022/04/28
スイーツの名前の一部として耳にすることの多い「フォンダン」。フォンダンショコラはバレンタインにも人気のスイーツですよね。
この記事ではフォンダンについて解説すると共にアイシングとの違いや、フォンダンショコラのレシピもご紹介します。
フォンダンとは
はじめにフォンダンについて作り方をご紹介しながら解説します。
フォンダンとは
フォンダンとは、フランスの焼き菓子のデコレーションに用いられる製菓材料の一種です。材料となる砂糖と水を煮つめて温度を下げたら、力強く撹拌して白いクリーム状に仕上げ、やわらかいうちに菓子やパンにかけてデコレーションに用います。水あめを加える作り方もあり、これらを液状フォンダンとも呼びます。シナモンロールやバームクーヘンの表面を覆っている糖衣がフォンダンです。その他にもキャンディやボンボンにも用いられています。
フォンダンはフランスの製菓材料ですが、日本にも同じ製菓材料があり「すりみつ」と呼びます。焼き菓子やせんべいの表面に水滴状についた白い糖衣がすりみつです。
マシュマロフォンダンとは
液状フォンダン以外にも、水あめの変わりにマシュマロを使ったマシュマロフォンダンもあります。着色料で色をつけたり、粘土のように伸ばしたり形を保ったりできるので好みの形に形成してケーキのデコレーションなどとして楽しむことができます。
マシュマロフォンダント
シンプルなロールケーキやマフィンに飾ると華やかな仕上がりになります。デコレーションを楽しむだけでなく、食べられるのもうれしいですね。
フォンダンとアイシングの違い
フォンダンとアイシングはどちらもデコレーションに用いられますが、これらは材料や作り方に違いがあります。フォンダンは先述の通り砂糖を加熱して作るのに対して、アイシングはメレンゲ状に泡立てた卵白に粉糖を加えて着色料で色つけします。フォンダンは熱を加えて作るので、仕上がりも艶やかになります。
フォンダンショコラとは
ここからはフォンダンとつくスイーツの代表格「フォンダンショコラ」についてもご紹介します。フォンダン(fondant)はフランス語で「溶ける、やわらかい」という意味合いがあります。ショコラは「チョコレート」ですので、フォンダンショコラは液状にとろけるチョコレートケーキと言った意味合いがあります。
DELISH KITCHENのフォンダンショコラレシピ
フォンダンショコラのレシピをご紹介します。本場の味が楽しめるものや気軽に作れるレシピもご紹介します。
本格フォンダンショコラ
材料を揃えて作る、本格フォンダンショコラは格別です。上品なカカオの風味が口いっぱいに広がり、食べ進める手が止まらないおいしさになりますよ。ラッピングをすれば、手土産にも喜ばれる一品です。
HMでつくるフォンダンショコラ
手に入りやすい材料で作れるフォンダンショコラはバレンタインにもぴったりのレシピ。とろっと溶けたトリュフチョコレートがさくふわの生地とマッチしますよ。お菓子作り初心者の方にも挑戦していただきやすいレシピです。
マグカップフォンダンショコラ
食べたいときにすぐに作れる、マグカップフォンダンショコラです。電子レンジで作れる手軽さがうれしいですね。とろけたチョコレートとふわっと膨らんだ生地の相性が抜群。ぜひ熱々をお楽しみくださいね。
フォンダンお菓子やパンをデコレーションする糖衣
フォンダンには液状フォンダンとマシュマロフォンダンがあり、どちらもお菓子やパンの仕上げにデコレーションとして使う糖衣のことでした。形や色を変えて楽しめるマシュマロフォンダンは楽しみ方が広がります。フォンダンショコラはとろけるガナッシュが後引くおいしさですので、この機会にぜひ試してみてくださいね。