食品の保存方法である塩蔵とは?塩蔵わかめを使ったレシピもご紹介
作成日: 2022/06/23
スーパーなどで塩蔵わかめなど、塩漬けされた食品を見たことがありますか?塩蔵とは食品を長く保存するための方法のひとつです。ところで、塩蔵とはどんな保存方法でしょうか。
ここでは、保存方法の塩蔵についての説明と、塩蔵品の塩抜き方法と、塩蔵わかめを使ったレシピもご紹介します。
塩蔵とは
塩蔵とは、食品を長く保存する方法のひとつです。わかめなどの水産物や肉、野菜の保存に用いられ、日本では1000年以上も前から魚の保存方法として使われていました。
塩蔵には、塩を原料に直接まぶして重ねる「まき塩法」と、原料を濃い塩水に漬ける「立塩法」の2つがあります。塩蔵とは、塩の濃度が10%〜15%以上になることで、多くの微生物の繁殖が妨げられることを利用した、昔から伝わる保存方法です。
塩蔵品とは
塩蔵品とは、塩蔵した食品のことです。塩分濃度が高くそのままではしょっぱくて食べられないので、食べる際には塩抜きする必要がある場合が多いでしょう。
塩蔵品はスーパーなどに並んでいる塩蔵わかめが有名です。塩蔵わかめの塩抜き方法について、以下でご紹介しているので、参考にしてみてください。
また、塩抜きせずにそのまま食べられる塩蔵品としては、塩辛があります。
塩蔵品を使ったDELISH KITCHENのレシピ
しらすとわかめのごま油炒め
塩蔵わかめのシャキシャキっとした食感を生かした、しらすとわかめの炒めものです。ごま油の香りとしょうゆの味つけが、しらすとわかめになじんでついついご飯が進みます。ぜひ一度、お試しください。
わかめと長芋のごま中華和え
塩蔵わかめと長芋で作る中華風の和えものです。荒く砕いた長芋と塩蔵わかめの食感の違いが楽しめます。甘辛い味つけにごま油の香ばしい風味がよく合い、箸休めにぴったりの一品です。
茎わかめの中華風和え物
茎わかめとはわかめの茎の部分で、コリコリっとした食感が特徴です。塩抜きした塩蔵茎わかめを中華風の味つけで和えます。甘辛い味つけに唐辛子のピリッとした辛さがよく合い、ご飯との相性も抜群です。
塩蔵は昔ながらの食品保存方法
塩蔵とは、濃い濃度の塩に漬けることで微生物の増殖を抑制し日持ちするようにした、食品の保存方法です。有名な塩蔵品として塩蔵わかめがありますが、料理に使う時にはしっかり塩抜きしてから使いましょう。
ここでご紹介したレシピを参考にして、昔ながらの保存方法である塩蔵の食材を料理に使ってみてくださいね。