ブリオッシュとは一体どんな食べ物?おすすめレシピをご紹介します
作成日: 2022/07/29
柔らかくふわふわとした口当たりと、リッチな風味が特徴のブリオッシュ。フランスが発祥地であるブリオッシュとは菓子パンの種類のひとつで、バターと卵をふんだんに使用したお菓子のようなパンです。今回はブリオッシュとは何なのかを詳しく、レシピや他のパンとの違いについてもご紹介します。
ブリオッシュは、形や材料の配合によってもレシピが変わり、色々な種類があるのでぜひチェックしてくださいね。
ブリオッシュについて
ここでは、ブリオッシュとは一体どんなものなのか詳しくご紹介します。
ブリオッシュとは
ブリオッシュとは、「viennoiserie(ヴィエノワズリー)」と呼ばれるパン菓子のひとつで、バターと卵をふんだんに配合したフランスが発祥の高級な菓子パンです。viennoiserie(ヴィエノワズリー)の仲間には、他にもクロワッサンやパン・オ・ショコラ、パン・オ・レザンといったものがあります。
ちなみにブリオッシュには様々な形があります。その形は非常に特徴的で、フランスでは伝統的な「ブリオッシュ・ア・テット」(=頭の付いたブリオッシュ)と呼ばれており、ダルマみたいな形をしていますよ。
ブリオッシュのレシピについては以下でご紹介していますので、合わせてご覧ください。
ブリオッシュの歴史
ブリオッシュの発祥は16世紀頃で、最高級のバターの産地としても有名なノルマンディー地方で発祥したと伝えられています。ブリオッシュは、フランス王妃のマリー・アントワネットの逸話でも有名です。「パンが食べられないならお菓子を食べればいいじゃない。」というフランス革命によって貧困で苦しむ民衆に向けた言葉に出てくる「お菓子」はブリオッシュであったと言われています。
ブリオッシュと他のパンの違い
ブリオッシュは高級な生地のパンですが、パンというよりもお菓子に近い菓子パンのひとつです。ここではそんなブリオッシュとクロワッサンやデニッシュのような他のパンとの違いについてご説明します。
クロワッサンとの違い
クロワッサンは、フランス発祥の三日月形をしたパンです。ブリオッシュはふわふわしていますが、クロワッサンはパン生地にバターを折り込んで何重にも層を重ねてからオーブンで焼いているので、サクサクとした食感が特徴的です。
特にブリオッシュとの違いは作る工程にあります。ブリオッシュはしっかりミキシングを行い、発酵にも時間をかけて作りますが、クロワッサンは低速でミキシングを行います。また、ミキシングも生地をしっかりと冷やしながら行っていることが特徴です。
クロワッサンのレシピについては以下でご紹介していますので、合わせてご覧ください。
クロワッサンのカロリーについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
デニッシュとの違い
ブリオッシュの発祥地はフランスですが、デニッシュはデンマークが発祥地とされています。レシピもクロワッサンと似ており、薄くのばしたパン生地にバターを練り込んで何重に重ねるため、焼き上がりがサクサクとした食感のパンです。
チョコレートをデニッシュ生地で巻いて焼いたパン・オ・ショコラや、焼いてから果物をのせたフルーツ・デニッシュなどがありますよ。DELISH KITCHENではチョコレートを使用した簡単なデニッシュのレシピもご紹介していますので、合わせてご覧ください。
ブリオッシュを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここではブリオッシュを使用したおすすめレシピをご紹介します。シロップをブリオッシュ生地にしみ込ませたお菓子をサバランといいます。サバランはブリオッシュの頭の部分をカットしてその部分に生クリームや果物を飾りつけることが多いです。色々な具材を組み合わせて、あなただけのオリジナルレシピを作ってみましょう。
サバラン
強力粉、バター、卵、牛乳、イーストを使用してブリオッシュ生地を作る本格的なレシピです。ひとくち食べるとラム酒の香りとシロップの甘さが口の中いっぱいに広がり、大人の味わいが魅力的なスイーツですよ♪
オレンジサバラン
ホットケーキミックスを使用するので簡単に作ることができます!ホットケーキミックス特有の味をオレンジとラム酒が消してくれるので本格的に仕上がりますよ。爽やかな味わいがたまりません。
ブリオッシュは伝統的なフランス菓子パン!お家でも作ってみよう
ブリオッシュとは何なのか、形、歴史、由来について、またクロワッサンやデニッシュといった他のパンとの違いなどについてもご紹介しました。ブリオッシュを使ったおすすめのレシピもご紹介していますので、ぜひ作ってみてはいかがでしょう?
ふわふわに焼き上がった姿は食欲がそそられますよね。今回のレシピを参考にして色々なアレンジを楽しんでみてくださいね。