若ごぼうとは?下処理方法やレシピをご紹介
作成日: 2022/08/29
「若ごぼう」という名の野菜をご存じでしょうか。ごぼうといえば、茶色い根菜を思い浮かべますが、この若ごぼうは葉から根まで全てが食べられるごぼうです。
この記事では、若ごぼうの特徴や産地、下処理のポイントやレシピをご紹介します。
若ごぼうとは
若ごぼうは、大阪府八尾市を中心に栽培されている野菜です。通常のごぼうは主に根の部分を食べるのに対し、若ごぼうは葉、茎、根全てが食べられます。シャキシャキとした食感とさわやかな香りが特徴です。産地では、和洋問わずさまざまな料理に活用される万能野菜として親しまれています。
出荷する際、若ごぼうを束ねた形が「矢」の形に似ていることから、「やーごんぼ」と呼ばれることもあります。
若ごぼうの旬と産地
次は、若ごぼうの旬や産地について見ていきましょう。
旬
若ごぼうの旬は1月中旬~4月上旬です。
若ごぼうが出回る時期は、同時に春の訪れを感じる時期でもあることから、産地では「春を告げる野菜」といわれています。
産地
若ごぼうは主に大阪府で栽培されている野菜です。
特に八尾市では「八尾若ごぼう」という名称のブランド野菜として、盛んに栽培されています。
若ごぼうの下処理
若ごぼうの下処理は葉、茎、根の部分に分けて行います。
部位ごとに分けた若ごぼうは、水にさらしてしっかりと「あく抜き」することが美味しく食べるためのポイントです。あく抜きの工程は部位ごとに異なります。
若ごぼうの下処理方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
若ごぼうを使ったDELISH KITCHENのレシピ
若ごぼうのさわやかな香りや歯ごたえを楽しめるレシピをご紹介します。
葉ごぼうのきんぴら
若ごぼうの茎と根を使ったきんぴらのレシピです。味付けはシンプルですが、若ごぼうの風味でまた違った味わいを楽しめるでしょう。日本酒のあてや箸休めにいかがでしょうか。
葉ごぼうと豚肉の甘辛炒め
若ごぼうと豚肉を使った、夕食のメインにもなる一品をご紹介します。ほんのりと漂うごぼうの香りと甘辛い味付けで、ご飯も進みます。しっかりとあく抜きをしてから炒めていきましょう。
葉ごぼうの葉のおかか炒め
若ごぼうの葉の部分とおかかをたっぷり使った、ご飯のお供にぴったりの一品です。かつお節の旨味、若ごぼうのほろ苦さ、ごまの風味が絶妙な味わい。温かいご飯に乗せて食べてみてくださいね。
若ごぼうの風味や食感を味わってみよう
一般的なごぼうが根の部分を食べるのに対し、葉や茎、根まで丸ごと食べられるごぼうが若ごぼうです。主に大阪で栽培されていますが、中でも八尾市の「八尾若ごぼう」はブランド野菜としても知られています。
若ごぼうを美味しく食べるためのポイントは下処理にあります。水にさらしてしっかりとあくを抜きましょう。いろいろな料理に使える若ごぼうが手に入ったら、ぜひ味わってみてくださいね。