おこわの人気レシピを知りたい!おこわのおいしい炊き方をご紹介!
作成日: 2023/02/28
おめでたい日に炊く赤飯など、おこわは私たちの生活に馴染みのある料理ですよね。今回はおこわの特徴や人気レシピをご紹介します。炊飯器を使ってつくるレシピは、初めての方にもおすすめですよ。
おこわとは
おこわとはどのような料理のことでしょうか。おこわの特徴や名前の由来をご紹介します。
概要
おこわはもち米を炊いたり、蒸したりした米飯のことを指します。もしくは、もち米にうるち米(普通の白米)を混ぜて炊いたり蒸したりした米飯のことを指す場合もあります。もち米を使うので、もちもちした食感が特徴で、食感を活かすために薄味に調理されます。
名前の由来
おこわの由来は江戸時代に使われていた言葉「こわいい(強飯)」が語源であるといわれています。江戸時代にお粥がよく食べられていて、あわやひえを使ったやわらかいお粥のことを「ひめいい(弱飯)」と呼んでいました。やわらかい「ひめいい」に対し「こわいい(強飯)」と呼ばれていたのが硬い食感が特徴のもち米です。宮中に使える女官が「こわいい」を丁寧に呼ぶために「お」をつけて「おこわ(御強)」と言うようになったといわれています。
定番のおこわとDELISH KITCHENの人気レシピ
定番のおこわレシピをご紹介します。具材を変えることで季節や行事を楽しむおこわをつくれます。
赤飯
お祝いの日に食べることの多い赤飯もおこわの一つです。小豆やささげ豆が入った赤いおこわが「赤飯」と呼ばれています。
お赤飯
もちもちとしたもち米の食感に、ほくほくの小豆が楽しめます。炊くのが難しそうなイメージがある赤飯ですが、炊飯器で炊く方法なので、初めて炊く方にもつくりやすいレシピです。
栗おこわ
栗は秋の味覚の定番ですね。生の栗を下茹でして、栗おこわをつくってみましょう。
蒸し器で栗おこわ
蒸し器でつくる、栗おこわのレシピです。炊飯器で炊くよりも手間がかかる分、もち米も栗もふっくらと仕上がります。蒸し時間は40分ほどで、途中3回ほど打ち水をします。熱いのでやけどに注意しましょう。
山菜おこわ
山菜おこわは、わらびやふきなどの山菜とともに炊くおこわのことです。きのこ、たけのこ、にんじんなどほかにもさまざまな具材を入れて楽しめます。
山菜おこわ
炊飯器でつくる、山菜おこわのレシピです。もちもちとしたもち米の食感と、おこげの食感を味わえます。具材は季節に合わせたり、いろどりを考えたりしてアレンジ可能です。
五目おこわ
五目おこわとは、いろいろな具材を加えたおこわのことです。味やいろどり、栄養のバランスを考えてさまざまな五目おこわをつくれます。
五目おこわ
いろどりもきれいな五目おこわを、炊飯器でつくりましょう。しいたけ、ごぼう、油揚げなどさまざまな具材のうまみを、もち米のもちもちとした食感とともに味わえます。しいたけ以外のきのこを入れたり、鶏肉を入れたりアレンジもできます。
白蒸し
白蒸しとは、具材を入れずにもち米を炊いたり蒸したりしたものです。具材や調味料のないおこわを「白蒸し」と呼びます。
もち米の炊き方
炊飯器でもち米を炊く方法をご紹介します。うるち米(普通のお米)を炊飯器で炊くときと同じ手順なので、初めてでも炊飯器に任せておいしく炊けます。炊き上がったらそのまま食べるだけでなく、お餅や和菓子にもできますよ。
おこわはさまざまなレシピで楽しめる!
おこわとは、もち米を炊いたり蒸したりした米飯のことです。栗、山菜などさまざまな具材を入れて季節を楽しむおこわをつくれます。また、小豆を入れたおこわはおめでたい日の定番、赤飯です。炊飯器を使って、気軽におこわを炊いてみましょう。