DELISH KITCHEN

余ったビールを料理に活用!美味しいおすすめレシピもご紹介

作成日: 2023/07/25

更新日: 2024/09/04

ご自宅でビールを飲んでいて余らせてしまい、使い道に悩んだ経験はありませんか?そんな余ったビールも様々な料理に活用することができます。今回はビールを美味しい料理に活用するレシピをご紹介します。

※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. ビールを料理に活用することで期待できる効果
    1. 肉や魚の臭みを消す効果
    2. 肉や魚を柔らかくする効果
    3. 料理に旨みを出す効果
    4. 揚げ物で活用するとサクサク感がアップする効果
  2. どんなビールでも代用できる?
  3. ビールを料理に活用したDELISH KITCHENのレシピ
    1. きゅうりのビール漬け
    2. ビアドーナツ
    3. ピーマンのピリ辛フリッター
    4. 大根のビール漬け
    5. スペアリブのビール煮
    6. 鶏肉のビール煮
    7. 牛すね肉のビール煮込み
    8. スペアリブとにんじんのビール煮
    9. 豚肉と玉ねぎのビール煮
    10. ビール炊き込み御飯
  4. ビールを活用して美味しい料理を作ろう!

ビールを料理に活用することで期待できる効果

まずは、ビールを料理に活用することで得られるメリットについてご説明します。

肉や魚の臭みを消す効果

ビールには、料理酒と同様に肉や魚の臭みを消す効果があります。そのため、肉や魚を焼く、煮込むなどの調理に用いるのもおすすめです。

ただし、ビールには独特の苦味や香りがあるため、料理酒と同様に使用すると味に変化が出る場合があります。漬け込む料理などの場合は、レシピを確認して、使用する量に気をつけましょう。

煮込み系の料理に使用する場合には、煮込む過程で苦みが消えるため、たっぷりと使っても味に影響が出づらいのであまり気にしなくても大丈夫です。

肉や魚を柔らかくする効果

肉や魚はpHを酸性かアルカリ性にすることで柔らかくなります。ビールは酸性のため、肉や魚をビールに漬け込むと、pHが酸性に傾きます。この結果、肉の保水性が増して非常に柔らかい肉質になる効果があります。

料理に旨みを出す効果

ビールは、ビール酵母という酵母を使って発酵させて製造されているため、独特の風味があり食材の旨味を引き出す効果があります。そのため、ビールを加えることにより、風味やコク、深みが増すことが期待できます。

揚げ物で活用するとサクサク感がアップする効果

ビールに含まれる炭酸や、クエン酸や酢酸などの有機酸は、天ぷらやフライの衣をサクサクにする効果があります。天ぷら粉などを水で溶いて作る際にビールを加えることで、炭酸から生まれる気泡が揚げた時に衣の中に空洞を作り、サクサク食感の衣になります。

天ぷらの衣に炭酸水を用いるという裏技も、同じ効果からよく使用される方法です。

どんなビールでも代用できる?

ビールと一言にいっても、最近は発泡酒や第三のビールなど様々な種類があるかと思います。発泡酒、ノンアルコールのビールでも炭酸効果や似た風味を出すことはできますが、麦芽の使用率など原料が異なるため、生ビールと同等の効果を発揮することは難しいです。

料理によってはあまり変わらないものもありますので、「代替可能」とレシピに記載のあるものを確認してみてくださいね。

尚、天ぷらを作る際の炭酸の効果については、炭酸の気泡が必要なため、栓を開けておらず炭酸の抜けていないビールに限ります。また、賞味期限切れのビールや飲みかけのビールは食中毒などの危険性があるため、食品衛生の問題上やめましょう。

ビールを料理に活用したDELISH KITCHENのレシピ

DELISH KITCHENでは、ビールを料理に活用した、ビール好きにはたまらない様々なレシピをご紹介しています。ぜひお好みのレシピをチェックして、気になるものを作ってみてください。

きゅうりのビール漬け

きゅうりを切って調味料に漬けるだけの簡単時短メニューです。ビールがほんのりと香る、大人の味わいがやみつきになる一品です。いつもと違うきゅうりの食べ方を探している方にもおすすめです。

ビアドーナツ

ビールのほんのりとした苦みを楽しむ、塩味のドーナツレシピです。ハムの代わりにベーコンやサーモンを入れてアレンジしたり、お好きなハーブで香りづけしたりとアレンジして楽しめます。さくさく食感で、手がとまらない美味しさです。

ピーマンのピリ辛フリッター

衣にビールを加えることで、軽くサクッとした口当たりになるフリッターのレシピです。生地に一味唐辛子も入っているので、ピリッとした辛みがアクセントになり、お酒がすすむ味わいの一品です。

大根のビール漬け

ビールがベースの調味料に大根を漬けて冷蔵庫でおくだけの簡単一品メニューです。ほのかに香るビールが食欲をそそります。箸休めや、あと一品加えたいというときにもぴったりのお手軽レシピです。

スペアリブのビール煮

バーベキューでビールと焼き肉のたれが余った時に、ぜひ作ってほしいレシピです。ビールで煮ることで、豚肉の臭みが消え、旨味の凝縮されたスペアリブになります。味付けは焼き肉のたれで簡単に仕上げるので、誰でも作りやすく、パーティーメニューとしてもおすすめです。

鶏肉のビール煮

コンソメと塩で味付けした煮込み料理です。ビールの炭酸の効果で、鶏肉はお店で食べるようなほろほろの柔らかい食感に仕上がります。鶏肉とビールの旨味をシンプルに楽しめるレシピです。

牛すね肉のビール煮込み

硬い食感の牛すね肉も、ビールで煮込めばほろほろ食感に柔らかく仕上がります。バターの芳醇な香りも楽しめ、特別な日に作りたくなる、ちょっと豪華な一品です。ビールとローリエの効果で、臭みがなく食べやすいですよ。

スペアリブとにんじんのビール煮

スペアリブの旨味とにんじんの甘みを楽しめるレシピです。一緒にじっくり煮込むことで、野菜にもお肉の旨味がうつってたまらないおいしさですよ。にんじんのきれいなオレンジ色が映え、見た目も楽しい料理です。こちらのレシピはビールの代わりに発泡酒でも代用できます。

豚肉と玉ねぎのビール煮

ビールと玉ねぎの効果で、硬さが気になる肩ロースでも柔らかい食感に仕上がります。玉ねぎの甘みがお肉とマッチして、手が止まらないおいしさです。

ビール炊き込み御飯

水の代わりにビールで炊き上げる、めずらしい炊き込みご飯のレシピです。ビール特有の香ばしさが、炊飯とともに香り、たまらないおいしさです。具材を切って調味料とともに炊飯するだけなので、失敗せず簡単に作ることができます。

ビールを活用して美味しい料理を作ろう!

ビールは飲んで楽しむだけではなく、料理に活用することで、さらにおいしく楽しむことができます。おうちにビールが余っている時、いつもとは違う料理に挑戦したい時などに、ぜひ今回ご紹介したレシピの中からお好みのものを作ってみてください。

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