黄色く変色したブロッコリーは食べられる?
作成日: 2020/07/13
ビタミンを含むブロッコリーは、茹でて手軽に食べられる野菜の一つです。料理に彩りを添えてくれるのも人気の理由でしょう。しかし、冷蔵庫にしばらく入れておくと黄色に変色してしまうことがあります。
こちらの記事では、変色したブロッコリーは食べられるのかについて解説し、ブロッコリーを使ったおすすめレシピなどもご紹介します。
黄色くなったブロッコリーは食べても大丈夫?
結論からいうと、黄色くなったブロッコリーを食べても問題ありません。
ブロッコリーの頭の部分は実は花のつぼみにあたり、つぼみが膨らんだり開いたりすると色が黄色に変わります。変色したからといって傷んでいるわけではないのです。ブロッコーリは和名で「花芽野菜(ハナメヤサイ)」、「緑花野菜(ミドリハナヤサイ)」などと呼ばれ、もともと花を食べる野菜です。
つぼみが黄色くなると花が咲くため、食べることはできますが本来の食べ時は過ぎていることになります。
茶色くなったブロッコリーは食べられる?
生のブロッコリーは鮮度が良いときには緑、つぼみが開くと黄色、さらに鮮度が落ちると茶色へと色が変わっていきます。黄色を通り越して茶色になったブロッコリーは食べられるのでしょうか。
結論としては、全体的に茶色になってしまった場合は食べないほうが良いでしょう。また、変なにおいがしたり、ぬめりを感じたりした場合はすぐに処分してください。
まれに、茹でたり蒸したりしてブロッコリーに熱を加えすぎると茶色になることがありますが、これば加熱しすぎによってブロッコリーの色素が落ちただけです。そのため、食べても問題ありませんが、栄養分は抜けてしまっている可能性があります。
紫のブロッコリーは食べられる?
スーパーなどの冷蔵ケースで販売されているブロッコリーで、まれに紫色をしているものがあります。これは、ブロッコリーが寒さに対する防衛本能として、「アントシアニン」と呼ばれる紫色の成分(色素)を出すことによります。アントシアニンはワインなどにも含まれるポリフェノールの一種です。また、紫色のブロッコリーは緑色のものよりも甘みが強いのが特徴です。
紫色のブロッコリーは問題なく食べられることはもちろん、味も栄養面でもむしろおすすめといえるでしょう。ただし、紫色の色素は加熱すると失われ緑色に戻ります。
ブロッコリーを使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピ
ここでは、ブロッコリーを使ったDELISH KITCHENのレシピを4つご紹介します。
ブロッコリーのゆで方
基本のブロッコリーの茹で方をマスターしましょう。水っぽくならないようにするには、茹でた後水にさらさないことです。甘みの強い茎の部分も残さず食べてくださいね。
ブロッコリーと卵のふわふわマヨ炒め
蓋をして蒸し煮にすれば、少ない水でも芯までしっかり火を通すことができます。卵液にマヨネーズを加えてふわふわに仕上げましょう。
さらにマヨネーズで炒めることで、味にも濃厚なコクが加わります。しっかり味なのでお弁当のおかずにもぴったりです。
ブロッコリーと卵のサラダ
ブロッコリーとゆで卵で作る食べ応え満点のサラダはいかがですか。ブロッコリーは茹ですぎてクタクタにならないように気をつけましょう。牛乳とマヨネーズで作る濃厚ドレッシングをかければ、いくらでも食べられそうなおいしさです。
ブロッコリーの粉チーズ炒め
ブロッコリーは茹でずにレンジ加熱するお手軽レシピです。オリーブオイルで具材を炒めたら、あとは塩こしょうと粉チーズで味付けするだけ!ささっと作れるので、もう一品ほしいときにもおすすめです。
ご飯のおかずはもちろん、お酒のおつまみにもなります。
ビタミンを含むブロッコリーを積極的に食べよう!
ブロッコリーの頭の部分がつぼみだと知らなかった人も多いのではないでしょうか。緑から黄色に変わるとつぼみが開いて花が咲くので、購入後はなるべく早めに食べきるようにしましょう。
こちらの記事でご紹介したブロッコリーレシピはどれも簡単なものばかりなので、ブロッコリー料理のレパートリーを増やすにはぴったりです。