エリンギにはどんな栄養素がある?見分け方やレシピもご紹介!
作成日: 2024/01/15
更新日: 2024/01/25
コリコリとした食感が楽しめるエリンギ。クセがない味わいで、使い方のバリエーションが豊富ですよね。そんなエリンギですが、どんな栄養素があるのか知らない人も多いはず。
この記事では、エリンギに含まれる栄養素や美味しいエリンギの見分け方、おすすめレシピをご紹介します。
エリンギについて
エリンギは、軸が太くて独特の歯ごたえがあるのが特徴です。裂いたり、縦に切ったり、切り方を変えるだけで違った食感が楽しめます。しめじやえのき、まいたけなどさまざまなきのこがありますが、その中でもエリンギは日持ちのいいきのこだと言われています。
独特の弾力を活かして、炒め物やスープ、バター焼きなど幅広い料理に使えます。
おいしいエリンギの見分け方
つづいては、おいしいエリンギの見分け方をみていきましょう。
- 軸の色が白いもの
- 軸が太く、ハリ・弾力のあるもの
- かさの色が薄いもの
- かさが大きく開きすぎていないもの
エリンギの栄養素一覧
ここからは、エリンギに含まれる栄養素をご紹介します。
※エリンギ(生)100gあたり(一部抜粋)
- エネルギー : 31kcal
- 水分 : 90.2g
- タンパク質 : 2.8g
- 炭水化物 : 6.0g
- カリウム : 340mg
- 亜鉛 : 0.6mg
- 銅 : 0.10g
- ビタミンB1: 0.11mg
- ビタミンB2: 0.22mg
- ビタミンB6: 0.14mg
- ナイアシン : 6.1mg
- 葉酸 : 65μg
- パントテン酸: 1.16mg
- 食物繊維総量: 3.4g
エリンギに含まれる栄養素の働き
エリンギに含まれる栄養素には、どのような働きがあるのでしょうか。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
カリウム
人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。
体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
葉酸
葉酸は、細胞増殖に必要なDNAの合成に関与している重要な栄養素です。
そのほかにも・・・
糖質やタンパク質の代謝に重要な役割を担う「ナイアシン」や、カルシウムの吸収率を高める「エルゴステロール」など、様々な栄養素が含まれています。
おいしく長持ち!エリンギの保存方法
エリンギをおいしく食べるためには、正しい保存方法を知っておくことが大切。ここからは、エリンギの保存方法をご紹介します。
冷蔵保存方法
エリンギをキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵庫に入れます。保存期間の目安は2週間です。水分がついていると傷みの原因になってしまうので、注意してくださいね。
冷凍保存方法
エリンギは冷凍保存することで長持ちしておいしさもアップ。凍ったまま調理できるので、使うときも楽ちんです。食べやすい大きさにカットして、保存袋に入れて冷凍しましょう。
エリンギを使ったDELISH KITCHENのレシピ
つづいては、エリンギを使ったレシピをご紹介します。
エリンギの酒蒸し
エリンギと長ねぎを使った酒蒸しのレシピです。酒蒸しにすることで風味が増し、エリンギの旨みが引き立ちます。シンプルな味付けなので、エリンギの味と食感をそのまま楽しめます。
ほうれん草とエリンギの和風パスタ
ベーコンとほうれん草、エリンギを使った和風パスタです。ほうれん草の甘みとベーコンの旨み、エリンギのコリコリした食感がたまらないおいしさです。にんにくのパンチが効いていて、食べる手が止まらなくなりますよ。
エリンギのピリ辛みそ炒め
エリンギをピリ辛みそで炒めた、ご飯にもお酒にも合う逸品です。みそのまろやかさと唐辛子のピリッとした辛さ、豚ひき肉の旨みがエリンギと相性ぴったり。簡単に作れるのであと一品足りないときにおすすめです。
エリンギをおいしく調理しよう
エリンギはおいしいだけでなく、葉酸やカリウム、食物繊維などの栄養素が含まれています。正しく保存して、おいしさも栄養も長持ちさせましょう。また、今回ご紹介したレシピを参考に、いろいろなエリンギ料理を作ってみてください。
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
e-ヘルスネット:食物繊維
e-ヘルスネット:カリウム
e-ヘルスネット:葉酸とサプリメント(2024/01/15)