ハンバーグのパン粉の代用品は何?身近にあるものをご紹介
作成日: 2024/02/05
パン粉はハンバーグを作る際に欠かせない食材のひとつです。しかし、ハンバーグを作ろうと思ったときにパン粉がなくて困ったことはありませんか?そんなときにパン粉の代用品を知っていれば、パン粉がなくてもハンバーグを作ることができます。
この記事では、ハンバーグのパン粉の代用品として使える食材をご紹介します。どれも身近にあるものなので、ぜひ参考にしてください。
ハンバーグを作る時の「パン粉の役割」は?
ハンバーグを作る時のパン粉には2つの役割があります。
・食材をうまくまとめて崩れにくくする”つなぎ”
肉を捏ねるだけでは、肉汁が出て形が崩れやすくなります。しかし、パン粉を混ぜることで、タネが固まるので、調理中に肉だねがよくまとまり、焼くときに形が崩れにくくなります。
・肉汁を吸収して旨みを外に逃がさない
パン粉は乾燥しているので、肉汁を吸収します。そのため、ハンバーグにパン粉を混ぜることで肉汁が外に逃げ出さないように閉じ込めることができ、ふっくら柔らかい食感でジューシーなハンバーグに仕上がります。
パン粉の代用として使える食材は?
ここからは、パン粉の代用として使える食材をご紹介します。
食パン
パン粉は乾燥したパンを粉状にしたものなので、食パンはパン粉の代用に適しています。食パンを細かくちぎってフードプロセッサーで粉砕すれば、あっという間にパン粉ができますよ。必要な分だけパン粉が作れるのもメリットです。
フードプロセッサーがない場合は、一口大にちぎったり、冷凍した食パンをおろし金ですりおろしたりしてください。食パンを使うとハンバーグがふんわりとした食感に仕上がります。
・一口大にちぎり、フードプロセッサーに入れて細かくしましょう。
・または、一口大にちぎっても使用できます。この場合は詳しいレシピをご紹介しますので、参考にしてください。
お麩
お麩は袋に入れてめん棒で細かく砕けば、パン粉の代わりに使えます。お麩はパン粉よりも肉汁を多く吸収するので、ハンバーグがふっくらジューシーに仕上がりますよ。クセのない味なので、パン粉の代用として使いやすいです。
・保存袋に焼き麩を入れて空気を抜きながら袋の口を閉じ、めん棒で叩いて細かく砕きましょう。
高野豆腐
高野豆腐は、おろし金ですりおろすとパン粉の代用として使えます。パン粉よりもサラサラとした食感で、ハンバーグのつなぎとして使うとふんわりとした食感に。また、高野豆腐は肉汁を吸収するため、ハンバーグがジューシーな仕上がりになります。
・高野豆腐はおろし金で細かくすりおろしましょう。
生おから
生おからは細かくしなくてもそのまま使うことができます。生おからは水分量が多いので、ハンバーグが水っぽくなってしまいます。おからは乾煎りして水分を飛ばしてから加えましょう。おからを入れるとふんわりとした食感になり、かさが増すので食べ応えのあるハンバーグになります。
・フライパンに生おからを入れて弱めの中火で熱し、木べらでほぐしながらパラパラになるまで5分ほど乾煎りしましょう。
動画はこちら
パン粉の代用品を使ったDELISH KITCHENのレシピ
パン粉の代用品を使ったハンバーグのレシピをご紹介します。
ふわふわハンバーグ
パン粉の代わりに食パンを使ったハンバーグです。食パンは小さくちぎって卵と牛乳を混ぜたものに浸しておきましょう。蒸し焼きにすることでふっくらした食感に仕上がります。肉の旨味たっぷりのハンバーグソースが食欲をそそります。
お麩入り肉汁ハンバーグ
パン粉の代わりにお麩を使ったハンバーグです。細かく砕いたお麩に牛乳を入れてから、他の材料と混ぜ合わせます。みじん玉ねぎはレンジで加熱して、お好みのかたさにしてください。お麩が肉汁を閉じ込めるので、ふっくらジューシーなハンバーグが楽しめます。
高野豆腐ハンバーグ
パン粉の代わりにみじん切りの高野豆腐を加えます。少ない材料でできるのも嬉しいポイント。高野豆腐でかさが増すのでボリューム感のあるハンバーグです。
おから入りきのこハンバーグ
生おから入りのハンバーグは食べ応え抜群。大根おろしをのせてポン酢しょうゆでさっぱりいただきます。おからを使うとふんわり食感のハンバーグになります。
パン粉の代用品でハンバーグを作ってみよう
ハンバーグに入れるパン粉は、身近なもので代用することができます。パン粉の代用品を使うことで新たな発見もあるかもしれません。ぜひパン粉の代用品でハンバーグを作ってみてくださいね。パン粉がないときだけでなく、ご家庭でこれらの食材が余ってしまったときの使い道にもおすすめです。