「ブイヤベース」とは何?味やレシピもご紹介!
作成日: 2024/04/23
フランス料理の代表格である「ブイヤベース」。その魅力を最大限に引き出すためには、その起源や特徴、そして作り方を理解することが大切です。この記事では、ブイヤベースの基本知識から、具体的なレシピまでをわかりやすく解説します。初めての方でも楽しく読める内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ブイヤベースの基本知識
ブイヤベースとは?
ブイヤベースは、フランスのプロヴァンス地方発祥の魚介類のスープ料理です。地元で獲れた魚や貝類を使い、トマトやハーブ、そして特徴的なスパイスであるサフランを加えて煮込みます。
サフランとは?
サフランは、クロッカスという花の雌しべから取れるスパイスで、世界で最も高価なスパイスの一つとされています。その色は鮮やかなオレンジで、料理に深い色合いと独特の香りを与えます。
ブイヤベースの味・特徴
ブイヤベースの特徴は、魚介類の旨味が凝縮されたスープと、サフランの香りが広がることです。また、トマトの酸味が全体を引き締め、深い味わいを引き立てます。
ブイヤベースの起源
ブイヤベースの起源は、フランスのプロヴァンス地方の漁師たちが、獲れた魚介類を使って作った料理が始まりとされています。そのため、地元で獲れる魚介類を使うのが一般的です。
アクアパッツァとの違いは?
アクアパッツァはイタリアの魚料理で、ブイヤベースと同じく魚や貝類を使いますが、その調理法や味付けは異なります。アクアパッツァはオリーブオイルやにんにくで魚をソテーし、白ワインやトマトで煮込みます。また、ブイヤベースがサフランを使うのに対し、アクアパッツァはサフランを使わないのが一般的です。
ブイヤベースの作り方
ブイヤベースの作り方は、まず魚介類を煮込み、その後にトマトやハーブ、スパイスを加えてさらに煮込むという手順です。具材は地元で獲れたものを使うのが一般的ですが、手に入りやすい魚介類で代用することも可能です。
材料【4人分】
・タラ(切り身) :2切れ
・イカ :300g
・有頭えび :4尾
・あさり(酒蒸ししたもの): 200g
・玉ねぎ :1個
・セロリ[葉付き] :1本
・カットトマト缶 :1缶(400g)
・にんにく :1かけ
・しょうが :1かけ
・オリーブオイル :大さじ1
・バゲット :適量
☆スープ
・白ワイン :100cc
・水 :1000cc
・ローリエ :1枚
★調味料
・有塩バター :20g
・塩 :小さじ1
・こしょう :適量
手順
①玉ねぎは薄切りにする。セロリは筋を取り除き、みじん切りにする。にんにく、しょうがはみじん切りにする。
②えびは背わたを取り除き、水で洗って水気を切る。タラは半分に切る。イカは1cm幅に切る。
③鍋にオリーブオイル、にんにく、しょうがを入れて香りが立つまで弱火で熱し、玉ねぎ、セロリを加えてしんなりするまで中火で炒める。
④タラ、イカ、☆を加えてふたをし、アクを取りながら中火で20分程煮込む。
カットトマト缶、★を加えて弱火で10分煮る。
⑤えび、あさりを加えてえびに火が通るまで煮る。器に盛り、バゲットを添える。
詳しいレシピ動画はこちら
以下から、ブイヤベースの詳しい作り方を動画で確認できます。
メカジキのブイヤベース
メカジキを使ったブイヤベースのレシピもご紹介します。メカジキの旨味がスープに溶け込み、深い味わいを楽しむことができます。
スズキのブイヤベース
スズキを使ったブイヤベースもおすすめです。スズキの白身の旨味と、ブイヤベースのスープが絶妙にマッチします。
魚介とソーセージのトマト鍋
魚介とソーセージを使ったトマト鍋も、ブイヤベースと同じく魚介類の旨味を楽しむことができます。ソーセージの風味が加わり、一風変わった味わいを楽しむことができます。
ブイヤベースは伝統的なフランス料理!
ブイヤベースは、魚介類の旨味とサフランの香りが特徴的なフランスの伝統的な料理です。自宅でも手軽に作ることができ、様々なアレンジも楽しむことができます。ぜひ、この機会にブイヤベースを作ってみてはいかがでしょうか。