デリッシュキッチン

バスクチーズケーキとは?由来や簡単に作れるレシピもご紹介

作成日: 2020/08/01

更新日: 2025/05/19

見た目のインパクト大の真っ黒な「バスクチーズケーキ」をご存じですか。黒い色の正体は、しっかりと焼くことでつく焦げというからびっくりですね。焦げがついたチーズケーキをどのように食べるのか気になるところです。
こちらの記事では、バスクチーズケーキの特徴やベイクドチーズケーキとの違い、バスクチーズケーキのおすすめレシピなどについてご紹介します。

目次

  1. バスクチーズケーキとは?
    1. 歴史や由来
    2. 特徴
  2. おすすめの食べ方
    1. 常温で食べる
    2. 岩塩や黒こしょうを添えて
    3. ワインと一緒に食べる
  3. その他のチーズケーキとの違い
    1. ベイクドチーズケーキ
    2. ニューヨークチーズケーキ
    3. レアチーズケーキ
    4. スフレチーズケーキ
  4. デリッシュキッチンのバスクチーズケーキレシピ
    1. 大人な苦味!バスク風チーズケーキ
    2. 苦味がアクセント!ココットバスクチーズケーキ
    3. 焼き色がポイント♪濃厚バスク風チーズケーキ
    4. ピスタチオバスクチーズケーキ
    5. 生クリームなしで作るバスクチーズケーキも!
  5. 濃厚でクリーミーなバスクチーズケーキはおもてなしにもぴったり!

バスクチーズケーキとは?

歴史や由来

「バスクチーズケーキ」とは、フランスとスペインの国境に位置するバスク地方発祥とされるケーキです。現地ではチーズケーキという意味を持つ「タルタ・デ・ケソ」と呼ばれています。

バスクチーズケーキが生まれたのは、バスク地方にある1軒のバーだといわれています。そこで作られていたオリジナルのケーキがおいしいと話題になり、スペイン各地はもちろん日本へも広く知れ渡りました。

特徴

バスクチーズケーキの特徴はなんといってもその見た目でしょう。まるで失敗作かと思うような真っ黒な色をしていますが、この焦げこそがおいしさの秘密なのです。一般的なケーキよりも高温で焼いてわざと香ばしさを出しており、もちろん焦げの部分も取り除かずに丸ごと食べます。

外側の香ばしさとは反対に、内側はとろりとなめらかな食感に仕上がります。見た目はシンプルですが、口に入れると濃厚でコクのある味わいが広がり、一般的なベイクドチーズケーキとは一線を画す存在です。

おすすめの食べ方

常温で食べる

冷蔵庫から出す際、食べる前に常温で少しおいておくと、とろけるような口どけと、チーズの香りが引き立つなめらかな食感をより味わうことができます。

岩塩や黒こしょうを添えて

塩やこしょうをプラスすることで、バスクチーズケーキの甘みが引き締まり、後味がすっきりとした味わいになります。

ワインと一緒に食べる

本場ではワインと一緒に食べるのが定番の楽しみ方。
チーズのコクと焼き目のほろ苦さが絶妙にマッチしますよ。

その他のチーズケーキとの違い

ベイクドチーズケーキ

バスクチーズケーキとベイクドチーズケーキの作り方や材料はほぼ同じで、バスクチーズケーキにはベイクドチーズケーキの約2倍量のクリームチーズが使用され、味がとても濃厚になり、よく冷やすとずっしりとした重い印象を受けます。

オーブンで焼く温度はベイクドチーズケーキに比べて高い一方、焼く時間は短いのも特徴です。高温短時間で焼くため外側には焦げができ、中はしっとりなめらかな食感を楽しむことができます。

また、レシピによってはベイクドチーズケーキよりも使用する小麦粉の量が少ないものも多く見られます。インパクトのある真っ黒な見た目は、一般的なベイクドチーズケーキと大きく異なるでしょう。

ニューヨークチーズケーキ

ニューヨークチーズケーキはベイクドチーズケーキの一種です。元々ユダヤ人が食べていたチーズケーキをニューヨークに移り住んだユダヤ人が広めたと言われています。

主な材料はバスクチーズケーキやベイクドチーズケーキと同じですが、オーブンで焼くときに湯煎焼きでじっくりと加熱します。しっとりとしていてなめらかな食感です。

レアチーズケーキ

オーブンを使わずに、冷蔵庫で冷やし固めるチーズケーキです。日本発祥と言われているチーズケーキです。主にゼラチンを使って固めます。

主な材料はクリームチーズ、砂糖、生クリーム、ヨーグルト、レモン汁、ゼラチンです。卵を使用しないので、見た目が真っ白になるのが特徴です。

ベイクドチーズケーキとは異なり、爽やかな味わいとさっぱりとした口当たりを楽しむことができます。

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキは日本発祥と言われているチーズケーキです。
生地に卵白を泡立てたメレンゲを加えて、オーブンで湯煎焼きにします。

主な材料はクリームチーズや砂糖、卵、レモン汁、小麦粉のほかに生クリームではなく牛乳を使用します。ふわふわとしたやわらかい食感が特徴のチーズケーキです。

尚、チーズケーキの種類については以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

デリッシュキッチンのバスクチーズケーキレシピ

大人な苦味!バスク風チーズケーキ

表面にしっかりと焦げ目をつけて香ばしさを出したバスク風チーズケーキのご紹介です。作り方は生地を混ぜ合わせて焼くだけととても簡単!濃厚なチーズの風味となめらかな食感をお楽しみください。
冷蔵庫で一晩寝かせることで、しっとりずっしりした食べ応えのあるチーズケーキに仕上がります。

苦味がアクセント!ココットバスクチーズケーキ

トースターで作れるバスクチーズケーキレシピです。小さめのココットで焼くので、焼き時間が短くて済むのもポイント。焦げ目がつかない場合は、様子を見ながら焼き時間を延ばしてみてくださいね。
ケーキをよく冷やしてワインと一緒に食べるのもおすすめです。

焼き色がポイント♪濃厚バスク風チーズケーキ

本格的なバスク風チーズケーキを家庭で手軽に作りましょう。濃厚でクリーミーなチーズケーキはみんなが大好きなスイーツです。クリームチーズを贅沢にたっぷりと使ったチーズケーキで、ゆっくりとティータイムはいかがですか。
濃いめに淹れた紅茶やコーヒーとの相性もぴったりです。

ピスタチオバスクチーズケーキ

ピスタチオペーストで作る贅沢レシピをご紹介!しっかりと焼き色をつけて出す苦味と、ピスタチオの香ばしさが相性抜群です♪

生クリームなしで作るバスクチーズケーキも!

生クリーム不使用!材料を混ぜて焼くだけ♪アイスクリームを使用して作る超簡単レシピです。焦げ目がおいしさを引き立てます。

濃厚でクリーミーなバスクチーズケーキはおもてなしにもぴったり!

外側が香ばしく、中はとてもなめらかでクリーミーなバスクチーズケーキ。その濃厚さは一般的なベイクドチーズケーキの比ではありません。現地では熱々のとろりとしたところを食べるのも人気らしく、家庭で作る場合もお好みで焼きたてを食べてみてはいかがでしょうか。
見た目のインパクトもあるので、パーティーやおもてなしの際に作るのもおすすめです。

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