シュークリームが膨らまない6つの原因についてご紹介!
作成日: 2024/09/13
シュークリームを作っていると、「膨らまない」「しぼむ」といったトラブルに遭遇することがあります。これは、シュー生地の性質上、ちょっとしたミスが大きな結果につながるためです。この記事では、シュークリームがうまく膨らまない原因とその解決方法をわかりやすくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
シュークリームが膨らまない原因と対策
シュークリームが膨らまない原因と対策方法を6つに分けてご紹介します。上手く作れない理由が不明な場合は、一つひとつ確認してみてください。
オーブンの温度が低い
シュークリームが膨らむためには、オーブンの温度管理が非常に重要です。特に、最初に高温で焼き始めないと、生地の膨らみが悪くなります。オーブンが十分に予熱されていなかったり、途中で庫内の温度が下がったりすると、シュー生地の内部が固まらずにしぼんでしまう可能性があります。まずは200℃に予熱したオーブンで焼いてから、温度を180℃前後に下げると良いでしょう。
実際の焼き時間の目安については、この記事でご紹介するそれぞれのレシピを参考にしてみてください。
卵の量が適切でない
卵の量もシュークリームの膨らみに大きく影響します。卵は生地に水分を与え、膨らみを助ける役割を果たしますが、少なすぎると生地が膨らまず、逆に多すぎると生地が横に広がってしまいます。卵を加える際には少しずつ加えながら、生地をヘラですくった際に逆三角形に落ちるくらいの硬さになるのが理想的です。
生地の温度が冷めすぎている
シュー生地は、熱いうちに絞ってすぐに焼くことが重要です。生地が冷めてしまうと、内部の水分が蒸発しにくくなり、膨らみが悪くなります。卵を加えて生地を作ったら、すぐにオーブンへ入れるのがポイントです。もし時間が空いてしまう場合は、生地を温かい場所で保温しておくと良いでしょう。
粉の混ぜ方が足りない
小麦粉(薄力粉)を鍋で加熱して生地を作る工程ではしっかりと粉が練りこまれていることが重要です。この段階で粉がダマになったり、均一に混ざっていなかったりすると、シュー生地がきれいに膨らまない原因になります。粉を加えた後は、鍋底に膜ができるまで加熱し、なめらかな状態に仕上げましょう。
オーブンを途中で開けてしまう
シュークリームを焼いている途中でオーブンを開けると、庫内の温度が急激に下がり、生地がしぼんでしまいます。これは、シュー生地が内部の水蒸気によって膨らんでいるため、温度が下がることでその水蒸気が凝縮し、膨らみがなくなるからです。生地がしっかりと固まるまでは、絶対にオーブンを開けないようにしましょう。
生地表面の乾燥
オーブンに入れる前にシュー生地の表面が乾燥してしまうと、膨らみにくくなります。これを防ぐためには、焼く前に霧吹きで生地全体に軽く水を吹きかけるのが効果的です。こうすることで生地の乾燥を防げ、均一に膨らませられます。
シュークリームのおすすめのレシピ
シュークリームの作り方をいくつかご紹介します。基本的なシュークリームから抹茶やチョコレート味のものまで様々あるので、お好みのレシピを参考にしてみてください。
しあわせおやつ♡基本のシュークリーム
軽いソフトな食感のシュー皮に濃厚バニラビーンズが入ったカスタードクリームがたまらないシュークリームです。失敗しないコツをおさえて、ぜひチャレンジしてみてください。
抹茶好きにはたまらない♡抹茶シュークリーム
カスタードはレンジを使用してお手軽に作れます。サクッとした抹茶シュー生地に抹茶がたっぷりと入った濃厚カスタードが相性抜群です。手間をかける分、手作りならではのおいしさを味わえます。
たまらないおいしさ♪チョコレートシュークリーム
ココア入りのほろ苦いシュークリーム生地に、チョコレートカスタードクリームが相性抜群です。一口食べれば幸せになれる贅沢デザート。基本のシュークリームでコツをつかんだら次はこちらに挑戦してみましょう。
贅沢スイーツ♪クッキーシュー
ザクザク食感のクッキー生地に、濃厚カスタードクリームがたまらないシュークリームです。おもてなしにもおすすめできます。
小さく作って♪2色のプチシュー
プチシューに手作りのカスタードクリームをしぼって、一口サイズに仕上げます。お好みのチョコレートでデコレーションしてお楽しみください。
美味しいシュークリームを作ってみよう!
シュークリームが膨らまない原因は多岐にわたりますが、それぞれのポイントを押さえれば、美味しく作ることができるでしょう。この記事でご紹介したオーブンの温度管理や生地の混ぜ方、卵の量などを意識してぜひ作ってみてください。