アヒージョの正しい食べ方を知っていますか?
作成日: 2020/08/02
更新日: 2020/08/13
見た目もおしゃれでSNS映えする料理「アヒージョ」を知っていますか。オリーブオイルとにんにくで食材を煮て食べる料理ですが、意外と正しい食べ方をしている人は少ないのだそう。
こちらの記事では、アヒージョの特徴や作り方、知っておきたい正しい食べ方などについて解説します。
おすすめのアヒージョレシピもご紹介するので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
アヒージョとは?
「アヒージョ」とはスペイン語で「にんにく風味のソース」を意味し、にんにくやオリーブオイル、野菜、魚介類などを煮込んだ料理のことを指します。スペインのバル(居酒屋)ではほとんどのお店でタパス(小皿料理)として注文できる料理で、スペイン南部が発祥です。
アヒージョで使用される代表的な具材にはエビやカキ、タコ、イカなどの魚介類をはじめ、マッシュルームなどのきのこ類、じゃがいも、アスパラ、ブロッコリーなどの野菜、ベーコンや鶏肉などが挙げられます。
本場では「カスエラ」と呼ばれる耐熱性の陶器を使って調理されるのが特徴ですが、スキレットや小ぶりの鍋などで調理されるものもあります。
作り方はまず、カスエラにオリーブオイルをたっぷりと注ぎ、にんにくと鷹の爪を入れて香りが出るまで煮込みます。そこへ食材を加えてじっくりと煮込み、火が通ったら調味して完成です。
基本的に塩こしょうのみでシンプルに味付けし、仕上げにシェリー酒などで風味付けをします。アヒージョはバゲットや揚げ菓子のチュロスと一緒に食べるのがスペイン流です。
アヒージョの食べ方は?
アヒージョは具材の旨味が溶け出したオイルを楽しむものとされる料理です。
そのため、まずパンをオイルにつけて食べてその美味しさを堪能しましょう。添えるのは、カリカリにトーストしたものやハード型のパンなどが適しています。
同時にアヒージョは新鮮な具材をオイルで楽しむためのものでもあります。
火の通りが早い具材(えびや牡蠣など)は固くなってしまう前に食べるようにしましょう。
また、スペインでは、アヒージョのオイルは残さずにすべて食べきるのがマナーだともされています。
DELISH KITCHENのおすすめアヒージョレシピ5選
ふっくら美味しい!牡蠣のアヒージョ
にんにくの香りが移ったオリーブオイルで煮た牡蠣は絶品!ふっくらと仕上がる牡蠣の旨味をぜひご堪能ください。マッシュルームの旨味も加わったオイルはぜひパンにつけて食べてみてくださいね。
手間がかからず意外と簡単なアヒージョ、ぜひ家庭で作ってみてはいかがでしょうか。
具材はお好みで!スキレットでアヒージョ
食べ応えのある鶏もも肉を使ったアヒージョのレシピです。じっくりと火を入れた鶏肉はふっくらジューシーに仕上がります。唐辛子をピリッと効かせたアヒージョはビールやワインのおつまみにもぴったり。
調理にはおしゃれなスキレットを使うので、テーブルにそのまま出せるのもうれしいですね。
お好きな具材でいろいろとアレンジしてみてはいかがでしょうか。
簡単にできるオイル煮♪ブロッコリーとたらのアヒージョ
家庭の台所がバルに変身!本格的なアヒージョを作ってみてませんか。身のやわらかいタラを使う場合は、加熱時間を2〜3分と短めにするのがポイントです。ささっと作れるので、もう一品ほしいときにもおすすめ。
野菜はそのとき手に入る旬のものを選んでみてください。
旨味広がる♪ブロッコリーとえびのアヒージョ
ぷりぷりのむきエビで作る簡単アヒージョ。ブロッコリーはあらかじめレンジでチンするので、最後に加えさっと加熱するくらいで食べられます。辛いのが好きな人は、唐辛子の量を増やしても良いでしょう。
華やかな見た目のアヒージョは、パーティーやおもてなし料理にもぴったりです。
おしゃれなお酒のおつまみ!べーコンとしめじのアヒージョ
厚切りベーコンの旨味と塩気がオリーブオイルに溶け出したアヒージョのご紹介です。たっぷり加えたしめじからも旨味が出るので、パンにつけて食べると手が止まらないおいしさ!
最後に黒こしょうを効かせて味をしめるのがおすすめです。
おしゃれな見た目のアヒージョはアレンジ自在!
肉や魚、野菜とさまざまな具材で作れるアヒージョ。自由にアレンジできるので、自分好みの一品を作ることができるでしょう。にんにくの風味と食材の旨味でおいしくなったオリーブオイルに、パンを浸して食べましょう。ぜひ、オイルを残さず堪能くださいね
。こちらでご紹介したレシピはどれも簡単なものばかりなので、家庭でも手軽に作ることができます。