DELISH KITCHEN

黒くなった牛肉は食べても平気?見極め方や保存方法をご紹介

作成日: 2024/11/12

牛肉を調理しようとした際、色が黒っぽく変わっているのを見て不安になったことはありませんか?黒くなった牛肉が食べられるのか、またその原因や適切な保存方法について詳しく解説します。

目次

  1. 黒くなった牛肉が食べられるかどうかの見極め方
    1. 脂肪が白く牛肉の表面にツヤがあるか
    2. 異臭がしないかどうか
    3. 表面にぬめりや粘りがないかどうか
  2. 牛肉を新鮮に保つための保存方法
    1. こま切れ肉・薄切り肉の場合
    2. ブロック肉の場合
    3. 保存期間・解凍方法は?
  3. 黒くなった牛肉の見極め方

黒くなった牛肉が食べられるかどうかの見極め方

黒くなった牛肉でも消費期限内であれば基本的には食べることができます。
しかし、本来赤いイメージのある牛肉が黒くなっていると不安になってしまうかと思うので、食べられるかどうかの見極め方をご紹介します。

脂肪が白く牛肉の表面にツヤがあるか

黒っぽい色でも、ツヤがあり、脂肪が白や乳白色であれば新鮮な可能性があります。
新鮮な牛肉は、切りたての際に赤黒い色をしています。これは、牛肉に含まれるミオグロビンという色素が酸素と結びついていない状態だからです。逆に時間が経つと酸素と結合し(酸化)、鮮やかな赤色に変わります。つまりスーパーなどで普段よく見る赤色の牛肉は、ある程度酸化が進んでいるということです。
一方、緑色や灰色に変色している場合は注意が必要です。

異臭がしないかどうか

異臭がしなければ、ある程度は新鮮な状態なので食べても問題ありません。
しかし、酸っぱい臭いやアンモニア臭がする場合は、腐敗が進んでいる可能性があります。新鮮な牛肉は特有の香りがありますが、異臭がする場合は食べないようにしましょう。

表面にぬめりや粘りがないかどうか

表面にぬめりや粘りが無ければ黒くても食べて問題ありません。
しかし表面にぬめりや粘り気がある場合は、品質が落ちている可能性があります。また表面に斑点やブツブツがある場合も腐敗のサインなので食べないようにしましょう。

牛肉を新鮮に保つための保存方法

適切な保存方法で牛肉の鮮度を保ちましょう。すぐに使いきれない場合は冷凍保存がおすすめです。
こま切れ、薄切り、ブロックなど形状ごとの保存の仕方をご紹介しますので、ぜひお試しください。

こま切れ肉・薄切り肉の場合

①ラップを広げ、牛肉を薄く重ねてのせて空気が入らないようにぴったりとラップで包む。1回分ずつ小分けにして包みましょう。ドリップが出ている場合はふきとりましょう。
②冷凍用保存袋に入れて袋の口を閉じ、冷凍室で保存する。

ブロック肉の場合

①ラップでピッタリと密着させるように包む。
②さらにアルミホイルで包み、金属製のバットにのせて冷凍室に入れる。
③凍ったら冷凍用保存袋に入れて空気を抜くように袋の口を閉じ、冷凍室で保存する。ステーキ肉も同様の方法で保存できます。


保存の手順は動画で詳しくご紹介していますので、よろしければこちらの動画も見てみてください。

【関連動画】

保存期間・解凍方法は?

保存期間の目安は1ヶ月です。解凍方法は冷蔵室やチルド室に入れて解凍するのがおすすめです。解凍の際はドリップが出るので受け皿やバットを使い、解凍しましょう。また急ぎの場合はレンジの解凍機能などをご活用下さい。常温での解凍は菌が繁殖しやすく、傷みやすいので避けましょう。解凍後は速やかに加熱調理してお召し上がりください。

黒くなった牛肉の見極め方

牛肉は消費期限内に食べることが原則です!期限内でも黒くなってしまった場合は見た目、におい、手触りを総合的に判断して問題ないようであれば食べることができます。また、適切な保存方法を実践することで、安全に美味しく牛肉を楽しむことができます。


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