ブルーベリーの栄養素とは?その働きやレシピもご紹介します
作成日: 2024/12/17
ブルーベリーは、その鮮やかな色と甘酸っぱい味わいから、多くの人に愛される果実です。そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやスムージー、デザートの材料としても幅広く利用されています。
この記事では、ブルーベリーに含まれる栄養素とその働き、DELISH KITCHENの厳選レシピをご紹介します。
※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
ブルーベリーの主な栄養素
まずは可食部100g当たりのブルーベリー(生)に含まれる栄養素を確認していきましょう。
β-カロテン:55μg
ビタミンC:9mg
ビタミンE:1.7mg
カリウム:70mg
食物繊維:3.3g
亜鉛:0.1mg
鉄:0.2mg
マンガン:0.26mg
※β-カロテンの数値は、β-カロテン当量を記載しています
※ビタミンEの数値は、α-トコフェロールの値を記載しています
ブルーベリーに含まれる栄養素の働き
ここではブルーベリーに含まれる主な栄養素の働きをご紹介します。
β-カロテン
β-カロテンは、強い抗酸化作用があることで知られています。カロテンは脂溶性であることから、油類といっしょに摂取した方が吸収されやすいため、調理方法を工夫することをおすすめします。
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化ビタミンのひとつとしても知られています。
食物繊維
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、「第6の栄養素」といわれています。
カリウム
人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。
体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
アントシアニン
アントシアニンはぶどうや赤しそなどにも含まれる美しい赤みを出す天然色素で、ポリフェノールの一種です。
ブルーベリーを使ったおすすめのレシピ
ブルーベリーを使った風味が良く、見た目も可愛いDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。
さくさく贅沢♪ブルーベリーパイ
さくさくのカスタードパイと甘酸っぱいブルーベリーが相性抜群の一品です。ツヤツヤで見た目にも豪華なのでおもてなしやパーティーにも合います。
※このレシピはアルコールを含んでいます。
レアチーズ風♡ブルーベリーヨーグルトケーキ
水切りヨーグルトを使うことでレアチーズ風の味わいが楽しめるレシピです。斜めに固めて、見た目も可愛いカップデザートに仕上がります。
ゴロゴロ果肉♡ブルーベリージャム
ブルーベリージャムを手作りしてみませんか?果肉感がほどよく残って食べごたえのある人気のジャムです。冷凍のブルーベリーを使うので食べたいときにすぐに作れて便利です。
ブルーベリーで彩る食卓の魅力
ブルーベリーには、アントシアニンやβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維、亜鉛、鉄、マンガンなどの栄養素が含まれることが特徴です。
この記事でご紹介したDELISH KITCHENの厳選レシピもご参考に、ぜひ自宅でブルーベリーを味わってみてください!
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【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
厚生労働省 e-ヘルスネット「カロテノイド」
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」
厚生労働省 e-ヘルスネット「緑黄色野菜」
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』
津久井亜紀夫「食品中のアントシアニン色素について」
(東京家政学院短期大学)
日本人の食事摂取基準(2020年版)
日本人の食事摂取基準策定検討会報告書