豆腐の栄養は種類によって違う?木綿豆腐と絹ごし豆腐の栄養比べ
作成日: 2020/08/30
更新日: 2020/11/18
木綿豆腐と絹ごし豆腐。両方とも蒸した大豆から作られますが、製造方法が異なります。そうなると栄養は変わるのでしょうか?今回は豆腐の栄養についてやおすすめの豆腐レシピをご紹介します。
1.木綿豆腐の栄養
木綿豆腐は、豆乳ににがりを入れて凝固したら豆腐に取り込まれなかった水分や油分を分けやすくするため1度崩します。崩したものを圧搾して上澄みを取り除き、再び型に入れて押し固めたものです。
【木綿豆腐 可食部100g当たり】
エネルギー 80kcal
たんぱく質 7.0g
脂質 4.9g
炭水化物 1.5g
糖質 0.4g
食塩相当量 0g
鉄 1.5㎎
銅 0.16㎎
マグネシウム 57㎎
〈出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年〉
2.絹ごし豆腐の栄養
絹ごし豆腐は、豆乳ににがりを入れて型に流し、そのまま凝固させたものです。
【絹ごし豆腐 可食部100g当たり】
エネルギー 62kcal
たんぱく質 5.3g
脂質 3.5g
炭水化物 2.0g
糖質 1.1g
食塩相当量 0g
鉄 1.2㎎
銅 0.16㎎
マグネシウム 50㎎
〈出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年〉
木綿豆腐と絹ごし豆腐の栄養価を見てみると、同じ100gでも木綿豆腐の方がエネルギー(カロリー)、たんぱく質、脂質が多いことがわかります。ですが炭水化物と糖質は絹ごし豆腐の方が多くなります。少しの差ですが、製造方法が変わると栄養価も違うことがわかります。
3.豆腐を使ったDELISH KITCHENのおすすめレシピ
今回は木綿豆腐と絹ごし豆腐のおすすめレシピをご紹介します。
【木綿豆腐のおすすめレシピ】
彩りもきれい!基本の炒り豆腐
木綿豆腐と一緒に卵やにんじんを炒めた入り豆腐です。あっさりしていて食べやすいですが、ごはんによく合う1品です。仕上げに細ねぎをちらすと風味も増し、見た目もよりきれいに仕上がります。
おつまみにもおすすめ!豆腐の照り焼きステーキ
木綿豆腐に片栗粉をまぶしてカリッと香ばしく焼いた、豆腐の照り焼きステーキです。たれをしっかりに絡めて味を馴染ませましょう。
【絹ごし豆腐のおすすめレシピ】
あんかけがおいしい!豆腐の水菜あん
野菜も入って見た目も鮮やかな、豆腐の水菜あんです。しめじが入ることで旨味も増しますね。絹ごし豆腐を使っているのでなめらかな食感を楽しめる1品です。
簡単にできる!豆腐の照りマヨ焼き
家庭によくあるいつもの調味料で簡単にできる、豆腐の照りマヨ焼きです。あっさりしている豆腐も甘辛い味付けでごはんによく合う1品に。おつまみにもなるので、あと1品欲しい時にもおすすめです。
木綿豆腐の方がたんぱく質が多く、絹ごし豆腐の方がカロリーが低い
今回は豆腐の栄養価についてご紹介しました。よく使う木綿豆腐と絹ごし豆腐でも少しずつ栄養価が変わることがわかりましたね。どちらもおいしく、それぞれに向く料理もあるのでぜひ使い分けてみてください。