枝豆と大豆はどう違う?もやしや黒豆との関係性とは
作成日: 2020/09/18
サラダや煮物などの幅広い料理に活用でき、食卓に登場する機会も多いのが「豆」です。なかでも、枝豆や大豆などは身近な食材といえます。ただ、枝豆と大豆はどのような点に違いがあるのか、知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では枝豆と大豆の違いやもやしや黒豆との関係、また枝豆・大豆を使ったレシピについて紹介します。
枝豆と大豆の違いとは
枝豆と大豆はどう違うのか、それぞれの特徴と相違点について見ていきましょう。
枝豆とは
枝豆は、まだ成熟していない大豆を収穫したものを指します。枝豆はみずみずしさがあり、甘みのある独特な味わいが特徴です。
枝豆は緑黄色野菜に分類され、豆と野菜の両方の特徴を持っています。
大豆とは
大豆はマメ目マメ科に属している穀物の一種です。お米や麦、粟(あわ)や稗(ひえ)と並んで五穀に数えられる穀物として知られています。大豆は別名「畑の肉」とも呼ばれており、日本の食卓に登場することも多い食材です。
また、大豆は味噌や醤油などの調味料から、納豆や豆腐といった食品までさまざまな形に加工されています。
枝豆と大豆の違い
実は枝豆と大豆は収穫時期が違うだけで、もともとは同じ植物の種子からできています。
未成熟の時期に収穫された緑色の若いものが枝豆、成熟するまで待ち、茶色く乾いたものが大豆となります。
もやしとの関係性
枝豆や大豆と関連した豆には「もやし」が挙げられます。
実は、もやしも大豆からできているものです。完熟した大豆が発芽し、そこから芽が出て成長したものがもやしになるのです。
なお、もやしにはさまざまな種類があります。
代表的なものは大豆を発芽させた「大豆もやし」、緑豆を発芽させた「緑豆もやし」などです。
特に、緑豆もやしはスーパーなどで見かける機会も多い品種です。白くしっかりとした茎でマイルドな甘みがあり、日本で最も生産量が多いといわれています。
黒豆との関係性
枝豆や大豆は、黒豆とも関係があります。おせち料理などに使われることも多い黒豆も、実は大豆の一種です。黒豆は正式名称を「黒大豆」といい、その名前の通り表皮が黒色をしていることが特徴です。
別名「黒枝豆」とも呼ばれており、黒い品種の枝豆を乾燥・成熟させたものが黒豆となります。
DELISH KITCHENの枝豆・大豆を使ったおすすめレシピ
枝豆や大豆はさまざまなレシピに活用できます。DELISH KITCHENの枝豆・大豆を使ったおすすめのレシピを見ていきましょう。
【枝豆のレシピ】
やみつきの味!枝豆ガーリック旨塩炒め
枝豆にガーリックをプラスして、ピリ辛風味に仕上げたレシピです。しっかりとした味付けで、お酒がどんどん進みます。
ビールやワインのお供にいかがでしょうか。
見た目にもおしゃれな枝豆チーズせんべい
フライパンで簡単に作れる枝豆チーズせんべいです。枝豆のほのかな甘みとチーズの香ばしさを堪能できます。思い立ったらすぐに作れる手軽さが魅力です。
枝豆の緑色がアクセントになり、見た目にも華やかに仕上がります。
【大豆のレシピ】
ほっとする味わい♪おからと大豆の煮物
ボリューム感のあるおからと大豆の煮物レシピです。大豆の素朴な味わいを生かした、心がほっとする優しい味付けです。そこに歯ごたえの良いレンコンを加えることで、食感のアクセントを楽しめます。
仕上げに白すりごまを加えることがポイントです。ぐっと奥深い味わいに仕上がります。
彩り鮮やかな大豆とコロコロ野菜のサラダ
見た目にも華やかな大豆とコロコロ野菜のサラダです。乾燥大豆を圧力鍋で煮ることで、ふっくらとした食感になります。黄パプリカやミニトマト、きゅうりなどの野菜がたっぷり食べられることもポイントです。
マヨネーズを使ったこっくりとした味わいは、洋食メニューにもよく合います。
枝豆と大豆をバランス良く食卓に取り入れよう!
枝豆と大豆は見た目こそ異なりますが、実は同じ植物からできている豆です。枝豆や大豆はさまざまな料理に活用でき、日本人の食生活に欠かせないものといえます。それぞれの特徴を活かしてバランス良く食卓に取り入れてくださいね。
ご紹介したなかから自分好みのレシピを見つけて、料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。