秋の味覚・むかごとは!?炊き込みご飯などのレシピも
作成日: 2021/02/08
日本では古来より山の幸として親しまれてきた、黒い豆粒のような見た目のむかご(零余子)。
秋になるとスーパーでパック入りのものが販売されていることもありますが、若い世代の人たちにはあまりなじみがないようです。
しかし、むかごは調理が簡単なうえ、塩茹でや炊き込みご飯にするととても美味しく食べられます。
秋の味覚・むかごについてご紹介します。
むかごについて
むかごとは
むかご(零余子)とは、自然薯などヤマノイモ属の茎と葉の間に形成される腋芽が球状に変形したものです。
食べ方は、皮つきのまま塩茹でにしたり油で揚げたりなどさまざまです。
むかごの味
むかごはヤマノイモと味がよく似ており、淡白でほのかな甘味があります。
ただし粘りが少ない分、塩茹でにするとホクホク感が一層際立ちます。
むかごの旬
「むかご」は俳句の世界で秋の季語とされているように、10月~11月の晩秋に完熟し、食べ頃を迎えます。日本では縄文時代から山の幸として珍重されてきました。
DELISH KITCHENのむかごご飯のレシピ
むかごごはん
むかごを使った簡単炊き込みご飯です。
作り方はむかごを皮つきのまま洗って炊飯器に入れるだけ!
ホクホク感がたまらない、秋の味です。
むかごを使ったDELISH KITCHENのおつまみレシピ
むかごのかき揚げ
皮付きのむかごを玉ねぎやにんじんと一緒にかきあげにしました。
衣はサクサク、むかごはねっとりという食感の対比が面白い一品です。
炒りむかご
むかごを水と塩だけで炒り煮にした簡単なおつまみです。
シンプルながら味わい深く、日本酒やビールとよく合います。
むかごの甘辛煮
淡白な味のむかごを甘辛煮にした、おつまみにもおかずにもなる一品です。
むかごの上に散らしたいりごまが味の決め手です。
むかごとたっぷりきのこのガリバタ炒め
皮付きのむかごとしめじ、えのきだけを炒めた秋の味覚満載のレシピです。
ガーリックバターの風味のおかげでボリュームのある一品に仕上がっています。
むかごを美味しく調理して秋の味覚を楽しもう!
ヤマノイモの味をギュッと濃縮したようなむかごは、アイデア次第でさまざまな料理に活かせます。
ご紹介したレシピ以外にも、和え物や漬物にするとむかごが本当に美味しく食べられるのでおすすめです。スーパーで販売していないときは、通販を利用するといいでしょう。
日本人に古代から親しまれてきた食材・むかごを使って、季節の料理を楽しんでみませんか。