DELISH KITCHEN

しいたけやえのきは冷凍できる?きのこの保存方法を種類別に解説

作成日: 2021/07/08

きのこは手に入りやすく、さまざまな料理に活用できるため、日頃からよく購入する人も多いでしょう。
そんなきのこですが、使い切れずにそのまま傷んでしまったことはありませんか。

この記事では、きのこの冷凍保存方法を種類別に解説します。
冷凍するメリットや保存期間、冷凍きのこの使い方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。余ってしまっても正しく保存することで、おいしく使い切ることができますよ。

目次

  1. きのこの冷凍保存について
    1. 冷凍保存のメリット
    2. 冷凍保存期間
  2. きのこの冷凍保存方法
    1. 冷凍保存のポイント
    2. 【しいたけ】
    3. 【しめじ】
    4. 【えのき】
    5. 【エリンギ】
    6. 【まいたけ】
    7. 【なめこ】
    8. 【マッシュルーム】
  3. 冷凍したきのこの使い方
    1. 解凍せずに使える
    2. 向いている料理
  4. 冷凍すれば傷まない!栄養や旨味が出やすくなるメリットも

きのこの冷凍保存について

きのこは冷凍保存することで、傷めることなく使い切ることができます。
冷凍するメリットや保存期間についてみてみましょう。

冷凍保存のメリット

きのこを冷凍すると、冷蔵するよりも長期間保存できます。
きのこは水分が豊富で傷みやすいため、購入してすぐに冷凍することで、味が落ちにくくなります。

ほかにも、きのこの栄養や旨味が出やすくなるというメリットもあります。
これは冷凍によってきのこに含まれる水分が膨張し、細胞壁が壊れるためです。

また、一度に使い切れない場合も保存しておけるため、節約にも役立つでしょう。

冷凍保存期間

きのこを冷凍保存できる期間は、3~4週間です。
冷蔵庫にきのこを入れておくとカビが生えてしまいますが、冷凍ではその心配がありません。

腐らせることなく長期間保存できるのは嬉しいですね。
それでもきのこは生ものなので、早めに使い切るのがおすすめです。

きのこの冷凍保存方法

きのこを冷凍保存する方法をご紹介します。
きのこの種類ごとに保存方法が異なるので、それぞれみていきましょう。

冷凍保存のポイント

冷凍保存のポイントは、きのこを洗わないことです。
きのこを洗うと、せっかくのよい風味が落ちてしましいます。
きのこの汚れが気になる場合は、水で湿らせたキッチンペーパーで拭き取るようにしましょう。

また、購入してからすぐに冷凍するのがおすすめです。
常温や冷蔵庫に置かれている時間が長くなるにつれて、きのこは傷んでいきます。
冷凍する前に傷んでしまわないよう注意してください。

冷凍したきのこを、まずいと思ったことがある場合は要注意です。
きのこは冷凍中に傷むことはありません。保存したきのこから異常なにおいや酸味を感じる場合は、冷凍前から傷んでいる可能性が高いでしょう。
つい冷蔵庫に置きっぱなしにしてしまうという人は、きのこを購入したらとりあえず冷凍しておくのもひとつの手です。

【しいたけ】

しいたけは、かさと軸を切り分け、冷凍用保存袋に入れて保存します。
そのままでも小さく切ってからでも保存可能です。しいたけ同士が重ならないように冷凍用保存袋の中で平らにしておきましょう。

【しめじ】

しめじを保存するときは、根元を切り落とし、小房に分けて冷凍用保存袋に入れます。
小房にすることで料理にそのまま使うことができます。冷凍用保存袋にしめじを入れたら、しっかり空気を抜くのがポイントです。

【えのき】

えのきは、根元を切り落として食べやすい大きさにほぐし、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
冷凍用保存袋の中で、できるだけ平らになるように並べましょう。

【エリンギ】

エリンギは、料理に使いやすい大きさに切り、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
お好みの切り方で問題ないですが、冷凍しやすく調理しやすい薄切りがおすすめです。

【まいたけ】

まいたけを冷凍すると、多少色が退色してしてしまいますが保存可能です。
そのままか、使いやすい大きさにほぐして冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍しましょう。

【なめこ】

なめこは、真空パックのまま冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
平らに広げて保存するとすぐに冷やせるだけでなく、パキッと折れるので簡単にレシピ通りの量を分けることができます。

【マッシュルーム】

マッシュルームの汚れを落としたら、冷凍用保存袋に重ならないように入れ、空気を抜いて冷凍しましょう。
汚れを落とすときは、洗わずに濡らしたキッチンペーパーで拭き取ってください。

冷凍したきのこの使い方

冷凍したきのこは、どのように使うのがよいのでしょうか。
ここでは、冷凍したきのこの使い方と向いている料理をご紹介します。

解凍せずに使える

冷凍保存したきのこは、解凍せずに使うのがおすすめです。
きのこを凍ったまま使用することで、風味を損ねずに料理に取り入れることができます。

冷凍したきのこがカチコチに凍ってしまい、扱いにくくなってしまった場合は半解凍にしましょう。
完全に解凍すると水分が流れ出て、食感や風味が悪くなってしまうので注意してください。

向いている料理

冷凍したきのこは、解凍する過程で水分と共に、旨味が流れ出ていきやすくなっています。
そのため、きのこから出た旨味も余すことなく味わえる料理がおすすめです。
炊き込みご飯やハンバーグ、あんかけ、スープなどが適しています。

冷凍すれば傷まない!栄養や旨味が出やすくなるメリットも

この記事では、きのこの冷凍保存方法を種類別に解説しました。
どのきのこも冷凍用保存袋で保存できますが、きのこによって下処理が異なるので、それぞれ確認しておきましょう。風味が落ちてしまうので、洗わずに冷凍することがポイントです。

きのこは冷凍保存しておけば、傷んでしまうことがないうえに、栄養や旨味が出やすくなります。
さまざまな料理に活用できるので、むだなく使い切っておいしくただきましょう。

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