DELISH KITCHEN

玉ねぎの賞味期限はどのくらい?保存方法も解説

作成日: 2021/07/16

日頃から料理によく使われる玉ねぎは、野菜の中でも比較的日持ちがするため、まとめて購入している人も多いのではないでしょうか。
よく常備している野菜だからこそ、適切に保存したいものです。

この記事では、玉ねぎの賞味期限や保存方法について、詳しく解説していきます。
丸ごと皮付きの玉ねぎ、切った玉ねぎ、水分の多い新玉ねぎと、玉ねぎの状態や種類ごとにみていきましょう。
また、食べられなくなった玉ねぎの見分け方についてもご紹介します。

目次

  1. 【丸ごと】玉ねぎの賞味期限・保存方法
    1. 賞味期限
    2. 保存方法
  2. 【切ったもの】玉ねぎの賞味期限・保存方法
    1. 賞味期限
    2. 冷蔵保存方法
    3. ・玉ねぎスライスの保存方法
    4. 冷凍保存方法
    5. ・玉ねぎみじん切りの冷凍保存方法
    6. ・薄切り玉ねぎの冷凍保存方法
    7. ・くし形切り玉ねぎの冷凍保存方法
  3. 新玉ねぎの賞味期限・保存方法
    1. 賞味期限
    2. 保存方法
  4. 食べられなくなった玉ねぎの見分け方
    1. 芽が出た玉ねぎは食べられるか
  5. 玉ねぎの賞味期限や適切な保存方法を覚えておこう

【丸ごと】玉ねぎの賞味期限・保存方法

まずは、丸ごとの玉ねぎの賞味期限や保存方法をみていきましょう。

賞味期限

丸ごと皮付きの玉ねぎは、常温で保存することができます。
ただし、玉ねぎは湿気に弱いため、保存場所には風通しのよい場所を選び、湿度に注意しましょう。

また、常温でも気温の高くなる夏場は傷みやすくなるので、冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
冷蔵庫に入れた場合は、1ヶ月程度が保存期間の目安となります。

保存方法

丸ごとの玉ねぎを保存方法を、常温と冷蔵の場合でそれぞれみていきましょう。
常温で保存する場合は、風通しのよい場所で保存します。
冷蔵保存は、根がついている場合は切り落とし、薄皮をむいておきます。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

【切ったもの】玉ねぎの賞味期限・保存方法

玉ねぎは切って保存しておくと、すぐに料理に使えて便利です。
ここでは、賞味期限やそれぞれの切り方に合わせた保存方法をご紹介します。

賞味期限

切った玉ねぎは、保存方法によって賞味期限の目安が変わってきます。

辛味を抜くために、スライスした玉ねぎを水にさらすことがあります。
水にさらした玉ねぎは風味が落ちやすいので、冷蔵でも当日中に食べるようにしましょう。
切ったあと水にさらしていなくても、切り口から傷んでしまうため、なるべく早めに使い切るようにしてください。

余ってしまった場合は、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍して保存します。
冷凍の保存期間の目安は、3~4週間程度です。

冷蔵保存方法

・玉ねぎスライスの保存方法

玉ねぎスライスの保存方法についてご紹介します。
切り口から水分が出て乾燥しやすいので、ふた付きの保存容器やジッパー付きの保存袋で密閉して保存します。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

冷凍保存方法

・玉ねぎみじん切りの冷凍保存方法

ハンバーグなどさまざまな料理に活躍する、みじん切りの玉ねぎの冷凍保存方法をみていきましょう。
小分けにして平らな状態で冷凍することで、解凍時間を短縮でき、すぐに料理に使うことができます。

詳しくはこちらの動画で確認してみましょう。

・薄切り玉ねぎの冷凍保存方法

薄切りにした玉ねぎの冷凍保存方法をみていきましょう。
炒め物や味噌汁などには、凍ったまま料理に使うことができます。
小分けにし、平らにしてから冷凍しましょう。

詳しくはこちらの動画でご紹介しています。

・くし形切り玉ねぎの冷凍保存方法

カレーやスープ、炒め物や煮物などに使う、くし形切りの玉ねぎの冷凍保存方法です。
平らになるように並べて、空気を抜いて冷凍しましょう。

こちらの動画も合わせてご覧ください。

新玉ねぎの賞味期限・保存方法

春に出回る新玉ねぎは、甘味があって食べやすく、サラダやスープなどに活躍します。
新玉ねぎは傷みやすいため、保存する際には注意が必要です。
ここでは、賞味期限や保存方法を詳しくみていきましょう。

賞味期限

新玉ねぎは、水分が多くて傷みやすいため、冷蔵で保存します。
賞味期限は、丸ごとのまま冷蔵保存した場合でも10日前後で、ほかの玉ねぎよりも短くなります。

辛味が少なく甘味があるため、薄くスライスしてサラダなどの生で食べる料理に使われることも多いですが、新玉ねぎは風味は落ちやすいので、丸ごとのままでも切った場合でも、早めに食べることをおすすめします。

保存方法

新玉ねぎの保存方法を、丸ごとと切った場合と、それぞれご紹介します。
丸ごとの新玉ねぎは、新聞紙で包んだあと、常温または冷蔵庫で保存します。
切ったものは、切り口に密着させるようにラップで包み、保存袋に入れましょう。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

食べられなくなった玉ねぎの見分け方

食べられる玉ねぎかどうか判断するためには、臭いや見た目に注意します。

全体的に、臭いがきつくなっている場合や、溶けたようになっていたり汁が出ているもの、玉ねぎの根の部分など、触ってみてブヨブヨとしている場合は、傷んでいるため食べることはできません。

また、皮に黒いカビのようなものが生えていたり、皮をむくと茶色く変色している場合も傷んでいる可能性があります。

これらの状態が見られるときには、保存期間にかかわらず廃棄するようにしてください。

中身の一部分だけが変色しているものは、色の変わった部分を取り除けば、使うことができます。
ただし、変色の範囲が広かったり、中心部分が茶色くなっているものは廃棄した方がよいでしょう。

芽が出た玉ねぎは食べられるか

長く保存していると、玉ねぎに芽が出てくることがあります。
芽が出ただけで、ほかに異常が見られない場合は、傷んでいるわけではないので食べることができます。

ただ、この芽の部分の成長に、玉ねぎの水分や栄養が取られてしまうため、味が落ちていきます。
芽が出た玉ねぎは、早めに食べることをおすすめします。

玉ねぎの賞味期限や適切な保存方法を覚えておこう

この記事では、玉ねぎの賞味期限や保存方法について詳しく解説しました。
玉ねぎは、丸ごとの場合と切った状態のものでは、賞味期限や保存方法が異なり、切り方によっても、それぞれ保存のポイントがあります。切って冷凍保存した玉ねぎは、料理によって凍ったままでも使うことができるため便利ですよ。

また、玉ねぎは常備しているご家庭も多いため、食べられなくなった状態の見分け方も覚えておきましょう。
普段の料理に欠かせない玉ねぎは、適切に保存して活用してくださいね。

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