DELISH KITCHEN

果汁たっぷりでおいしい梨!カロリーや糖質が知りたい!

作成日: 2021/10/05

たっぷりの果汁とシャリシャリの食感がたまらない梨は、秋の味覚のなかでも特に好きという方も多いのではないでしょうか。
おいしさのあまり、手が止まらなくなってしまうこともありますよね。そこで気になるのが、梨のカロリーや糖質についてです。

この記事では、梨のカロリーや糖質をご紹介するほか、一般的なほかの果物との比較もしてみます。
最後におすすめレシピもご紹介するので、参考にしてみてください。

目次

  1. 梨のカロリーと糖質
  2. 梨の栄養
    1. カリウム
    2. アスパラギン酸
  3. ほかの果物との比較
  4. 梨の切り方
  5. 梨を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 【サラダ】
    2. 梨とナッツのフレンチサラダ
    3. 梨とにんじんのさっぱりサラダ
    4. 【デザート】
    5. 梨のシンプルコンポート
    6. 梨のさわやかシャーベット
    7. 【ドリンク】
    8. 梨のサワージュース
    9. 梨のスムージー
  6. 梨のカロリーと糖質は意外と低かった!

梨のカロリーと糖質

さっそく、梨のカロリーと糖質について確認してみましょう。
梨1個(可食部255g)あたりと、可食部100gあたりのカロリーと糖質は、それぞれ以下の通りです。

《梨 1個(255g)あたり》
・カロリー…97kcal
・糖質…26.5g

《梨 100gあたり》
・カロリー…38kcal
・糖質…10.4g

目安とした梨1個は、小さめから中くらいの大きさです。
半分より少ないくらいが100gなので、複数人で食べる際の量と近いのではないでしょうか。梨を食べるときの参考にしてみてください。

梨の栄養

梨はおいしいだけでなく、嬉しい栄養も含まれています。
ここからは、梨に含まれている栄養についてご紹介します。

カリウム

梨にはカリウムが含まれています。
梨に含まれるカリウムは、梨1個(可食部255g)あたりと可食部100gあたりで、それぞれ以下の通りです。

・梨 1個(255g)あたり…357mg
・梨 100gあたり…140mg

カリウムは人体に必要なミネラルの一種で、体内で浸透圧の調節に働きます。
浸透圧とは、液体が濃度の低いほうから高いほうへ移動する際の圧力のことです。
カリウムには体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。

アスパラギン酸

梨には、アミノ酸のひとつであるアスパラギン酸が含まれています。
梨1個(可食部255g)あたりと可食部100gあたりの、それぞれに含まれるアスパラギン酸は以下の通りです。

・梨 1個(255g)あたり…360mg
・梨 100gあたり…140mg

アスパラギン酸は、たんぱく質の合成材料になるほか、アンモニアを体外に排出する働きがあります。

【参考】
・厚生労働省e-ヘルスネット「カリウム」
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html)(2021/10/05)
・これは効く!食べて治す最新栄養成分辞典 / 中嶋洋子 / 主婦の友社 / 2017

ほかの果物との比較

梨のカロリーや糖質、栄養が分かったところで、気になるのはほかの果物との比較です。
ここからは、スーパーでも手に入りやすい一般的な果物の、可食部100gあたりのカロリーや糖質をご紹介します。

《梨》
・カロリー…38kcal
・糖質…10.4g

《西洋なし》
・カロリー…48kcal
・糖質…12.5g

《りんご(皮なし)》
・カロリー…53kcal
・糖質…14.1g

《バナナ》
・カロリー…93kcal
・糖質…21.4g

《みかん》
・カロリー…49kcal
・糖質…11.0g

《いちご 》
・カロリー…31kcal
・糖質…7.1g

普段、食べ慣れている果物のなかで、100gあたりのカロリーが特に高いのはバナナ、逆に低いのはいちごでした。
とはいえ、梨もほかの果物と比較するとカロリーが低いことが分かります。

一方、糖質をみてみると、特に高いのはバナナで低いのがいちごとなっており、カロリーと同じ結果です。
なお、梨はいちごの次に糖質が低くなっています。

こうして比較してみると、一般的な果物のなかでも梨はカロリー、糖質ともに低めのようです。
梨は甘くて食べごたえがあるため、カロリーや糖質が高いイメージがあるかもしれませんが、実はそこまで高くないようですね。
果物のなかではあっさり食べられるりんごは、意外とカロリーや糖質が含まれています。

【出典:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)】

梨の切り方

梨の基本的な切り方である、くし形切りを確認しておきましょう。
丸い形のままクルクルと皮をむいてからカットするより、初めに食べやすい大きさにカットしてから皮をむくほうが、簡単できれいにむけますよ。

最初に縦半分に切り、皮を下にして4等分や6等分など、好みの大きさにカットします。それからひと切れずつ芯の部分を取り除き、皮をむきましょう。
皮は包丁を持っている手の親指でリードしながらむくのがポイントです。

詳しくは、こちらでご紹介しています。

梨を使ったDELISH KITCHENのレシピ

最後に、梨を使ったおすすめレシピをご紹介します。
カロリーは各レシピページで確認できるので、参考にしてみてください。

【サラダ】

梨を食べる方法は、おやつやスイーツだけと思っている方が多いのではないでしょうか。みずみずしい梨は後味があっさりしているため、サラダにも使うことができます。

梨とナッツのフレンチサラダ

梨のほかに、味わい深いナッツや生ハム、サラダの定番サニーレタスやきゅうりを使いました。
作り方は簡単で、材料を盛り付けたら手作りのフレンチドレッシングをかけるだけです。フレンチドレッシングは酢や砂糖、オリーブオイルなど、どこのお家にもあるような調味料で作れます。
フレンチドレッシングの酸味と梨の甘さ、生ハムの塩味が絶妙にマッチします。ナッツは無塩のものを使いましょう。

梨とにんじんのさっぱりサラダ

梨とにんじんという少し驚く組み合わせのサラダです。
サラダはいつも同じ内容になってしまうという方は、ぜひ試してみてください。具材は梨とにんじんのみ。それぞれを細切りにして、にんじんはボウルの中で塩を加えたらしばらくおき、水気をしぼってから使います。シンプルなドレッシングでいただきましょう。
パセリを散らせば彩りもアップし、ちょっとおしゃれなレストランのような食卓を演出できます。

【デザート】

梨の甘さを活かしたデザートにも挑戦しましょう。

梨のシンプルコンポート

少ない材料で作れるコンポートです。
作り方はとてもシンプルで、梨をカットして皮をむいたら、砂糖入りの沸騰したお湯に入れてしばらく煮込むだけです。クッキングシートで落し蓋をしてコトコト煮込みましょう。火からおろしたらレモン汁を加えて、冷蔵庫でしっかり冷やしてできあがりです。
梨のおいしさが染み出た煮汁は炭酸水などで割れば、フルーティーな梨ドリンクも楽しめます。

梨のさわやかシャーベット

そのまま果肉を味わうときのシャリシャリ感とは、ひと味違った食感を満喫できるシャーベットです。
梨のほかに乳酸菌飲料を使い、さわやかな風味に仕上げました。こちらはレンジで加熱するお手軽コンポートを作ってから、ミキサーで攪拌して冷やします。
一定時間、冷凍庫で冷やしたら、一度全体を混ぜて再び冷凍庫で冷やし固めるのが食感をアップさせるコツです。おもてなしにもおすすめです。

【ドリンク】

果汁がたっぷりの梨は、ドリンクにも向いています。

梨のサワージュース

梨と酢、はちみつ、水だけで作るサワージュースです。
加熱も攪拌も必要なく、小さくカットした梨を、酢とはちみつを混ぜたものに加えて冷蔵庫に置いておくだけで作れます。できあがったら水で割っていただきましょう。梨とはちみつの甘味、酢の酸味のコラボレーションをお楽しみください。
一度飲んだらクセになるサワージュースは、炭酸水やお湯で割ってもおいしいですよ。

梨のスムージー

梨で作るスムージーは想像しただけでも間違いないおいしさです。
今回は、梨にレモン汁のほかヨーグルトも使い、さっぱり仕上げました。梨をカットしたら材料をミキサーに入れて攪拌すればあっという間に完成です。
梨だけでも十分おいしいのですが、普段食べ慣れている味とは少し違った風味を満喫できます。おもてなしドリンクや食後のデザートにもどうぞ。

梨のカロリーと糖質は意外と低かった!

梨は甘味があるのでカロリーや糖質が高いイメージがありますが、普段食べ慣れている一般的な果物と比較すると、実は低めということが分かりました。
また、カリウムやアスパラギン酸などの栄養が含まれていることも嬉しいポイントです。

そのまま食べてもアレンジしてもおいしい梨。今回ご紹介したレシピで、新しい梨の味わいを発見してみてください。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。