DELISH KITCHEN

フムスとは?栄養やご家庭でも作れるレシピをご紹介!

作成日: 2021/10/01

中東へ行ったことがある人ならば、一度は「フムス」という料理を食べた経験があるかもしれません。
フムスは植物由来の材料のみでできており、その栄養が近年世界中から注目されているアラブ料理です。日本でもレストランやカフェ、デパートの食品売り場などで、少しずつ見かけるようになってきました。

この記事では、このフムスについて特徴や栄養、ご家庭で手軽に作れるレシピをご紹介します。

目次

  1. フムスについて
    1. フムスとは
    2. フムスの歴史
    3. フムスの栄養
  2. DELISH KITCHENのフムスのレシピ
    1. フムス
    2. お手軽フムス
    3. ビーツのフムス
    4. 《アレンジ》
    5. フムスとアボカドのサンドイッチ
  3. フムスを日常の食卓に取り入れてみては?

フムスについて

まずは、フムスのとはどんなものなのか、またその歴史と栄養についてご紹介します。

フムスとは

フムスは、中東や地中海地域の伝統的な家庭料理です。
ゆでたひよこ豆に「タヒニ」と呼ばれる練りごまのような調味料、オリーブオイル、にんにく、レモン汁、塩などを加えてペースト状にしたもので、現地では野菜やピタパンなどにつけて食べられています。

シンプルな調理法で、ひよこ豆の甘味を楽しむことができ、そのすっきりとしながらも濃厚な味わいは、クリームチーズに例えられることがあります。

フムスの歴史

フムスの主な材料であるひよこ豆は、1万年以上も前から中東地域で栽培されていて、庶民の貴重なタンパク源として利用されてきました。

正確な起源は不明ですが、13世紀の料理本にフムスが記載されていることからも分かるように、かなり古くから存在している伝統的なアラブ料理です。

フムスの栄養

フムスのベースとなる、ゆでたひよこ豆の1缶(200g)あたりのカロリーは298kcalです。
これがフムスとして調理されると、ごま、オリーブオイル、にんにく、レモン汁、塩、香辛料などが加わって、1人分で約350kcalになります。

このように、フムスにはいろいろな食材が使われているため、タンパク質、糖質、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、ビオチン、リン、鉄、亜鉛、銅、葉酸、パントテン酸、セレン、モリブデンなどの栄養が含まれています。

【出典:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)】

DELISH KITCHENのフムスのレシピ

フムスは意外と簡単で、手軽に作ることができる中東料理です。
ご家庭でも作ることができるようにアレンジした、フムスのレシピをご紹介します。

フムス

本格的な味のフムスを作るならば、クミンやコリアンダーのエキゾチックな香りがするこちらのレシピがおすすめです。
材料を入れてフードプロセッサーで撹拌するだけなので、作り方はとても簡単です。パンにつけて食べてみても、肉料理の付け合わせとして利用してみてもおいしいですよ。

お手軽フムス

まずは、日本人にもなじみやすいカレー味のフムスを作ってみてはいかがですか。
フードプロセッサーがなくてもポリ袋にフムスの材料を入れて、めん棒でたたくだけで作れます。野菜やクラッカー、パンなど、いろいろな食材との相性は抜群です。

ビーツのフムス

見た目もきれいなピンク色のフムスが食卓を彩ります。
ビーツの風味も加わって、素朴で優しい味わいです。仕上げのトッピングでステキにフムスを飾ってみましょう。

《アレンジ》

次にフムスを使ったアレンジレシピをご紹介します。

フムスとアボカドのサンドイッチ

淡泊な味になりがちな野菜のサンドイッチも、フムスをプラスするだけでコクのある味わいになります。
フムスは滑らかなペースト状ですので、パンとの相性は抜群です。

フムスを日常の食卓に取り入れてみては?

フムスには、いろいろな栄養が含まれており調理方法も簡単なので、一般的な日本のご家庭でも手軽に作ることができます。
日常の食卓にもなじみやすい料理ですので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。

朝食はパン派という人は、フムスをバターやジャムの代わりとして使ってみるのもおすすめです。
パスタやサラダ、肉料理との相性も抜群ですので、ぜひいろいろな味付けのフムスにもチャレンジしてみてください。

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